【きもの都粋】池本文香です。
今回、きもの都粋合同研修で訪れたのは、
東京・墨田区にある老舗染工場「大松染工場」さま。
「水と空気以外はすべて染める…」
そんな心意気の職人の手仕事に感動の一日を通して、
伝統の重みと“粋”の美しさを感じました。
道具や製法に、今も伝統が受け継がれています。
まずは活性炭で着色された糊を、均一に板に塗る練習からスタートです。
小出も真剣に取り組んでいました。
糊の扱いに慣れてきたところで、いよいよ、本物の伊勢型紙の登場です。
美しい、本物の型紙を使って、板に貼った布に挑みます。
スイスイスイと中條先生はお手本を見せてくださいましたが、
型紙を継ぐ目印(ホシ)が小さすぎる~~!
見えない~~~!
とあちこちから悲鳴が上がりました。

継ぐったって繋がるもんじゃないし、
糊を均一に落とすなんて、ほんと、無理。

それでも果敢に取り組むご参加者様と、真剣に研修してくださる工場の職人さんたち。ほんとうに熱心にご指導くださる職人さんたちの真摯さに胸を撃たれました。
めっちゃ難しい型継を体験した後で、いよいよ、各自持参した帯揚げに
本物の染料を使っての、染めの工程にすすみます。
試験染め済の染料をご用意いただいていました。
思い思いに選んでスタートです。
失敗できない緊張…
おおおお!美しく染料が入りました!
中條先生が、一人ひとりにきっちり向き合ってくださいます。
若手の職人さんを何人も育てていらっしゃる
その目線の厳しさと優しさを感じながら…、
わたしは…本番では柄を継がない選択をしました。
だって無理。
マスキングしたり、染料の色を変えたり、型を変えたり…
ご参加者様のさまざまなアイディアに職人さんが寄り添ってくださって、
たくさんのすてきな作品が生まれました!
光の加減できらめく、細やかな文様。
控えめなのに、どこか心を惹かれる――それが江戸小紋の魅力です。
■ 江戸小紋とは
江戸小紋(えどこもん)は、遠目には無地に見えるのに、近くで見ると細やかな文様が浮かび上がる染め物です。
起源は江戸時代。武士の礼装である裃(かみしも)に使われ、身分や格式を示す意味もありました。
藩ごとに定められた「定め小紋(特に三役小紋)」は、もともと武士の礼装として使われていました。
しかし江戸時代後期になると、町人文化の発展とともに、同じ技法や文様を応用した小紋が町民の間でも着られるようになりました。
町民向けの小紋は、武士の格式ある「三役小紋」と比べると文様の自由度が高くなっています。
これにより、江戸小紋は武士の礼装という格式を保ちながらも、庶民の普段着や洒落着として親しまれるようになったのです。
文様を染めるために使われるのが、
三重県伊勢地方で作られた伊勢型紙。
人の手で彫られたとは信じられないほどに細かく、精緻な型紙を使い、一色の布に同じ柄を繰り返し染めていきます。
控えめながらも、近くで見る人にだけ伝わる
上品な華やかさ。
それこそが、江戸の“粋”を感じられる理由です。
日本橋グランドフェスタでご覧になっていただけます!

ご参加特典も多数ご用意いたしております。

きもの都粋スタッフが会場をご案内させていただきます。
どうぞお早めにご参加お申込みくださいませ。
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★浅草エキミセ店と1対1のやりとりができるようになっております。
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