つい先日、はにわ展の開幕ぶりに訪れたら、
東京国立博物館がとんでもないことになっていました。
えっ、キティちゃん?!
そして、さらにその先のキッチンカーも・・・・・
キティちゃんバージョン!!
トーハクに一体何が起きているのでしょうか。
すぐにその理由に気が付きました。
なるほど、現在、表慶館にて、
キティちゃんの展覧会が開催されているのですね。
その名も、“Hello Kitty展-わたしが変わるとキティも変わる-”。
世界中で愛されているサンリオの人気キャラクター、
ハローキティの誕生50周年を記念して開催されるもので、
「キティとわたしの50年」を辿る展覧会となっています。
本展の見どころの一つは何と言っても、史上最大規模となるキティグッズの展示。
それらの中には、デビューの翌年に発売されたという初期のぬいぐるみも。
キティちゃんはデビュー当時から人気が高く、
このぬいぐるみもあっという間に完売してしまったそうです。
実際、相当の価値があるのでしょうが、
カワイイを通り越して、もはや古美術品のような貫禄を称えていました。
他にも、90年代に流行ったという「ピンクキルト」シリーズや、
近年展開しているという「スケッチデザイン」シリーズなど、
時代を彩ったキティグッズの数々が紹介されています。
サンリオで育ったすべての人に刺さること請け合いの展覧会です。
ちなみに。
紹介されていたグッズの中には、こんなものもありました。
キティの電話に、キティのカメラ、さらにはキティのドライヤーまで!
何よりも驚かされたのが、キティのブラウン管テレビ。
もし、このテレビでNHKのニュースを見たとしたら、
まるでメルヘンの世界の出来事のように錯覚してしまいそうです。
なお、このキティのカメラの色違いver.が、
撮影OKのグラフィックに採用されていましたっけ。
ところで、ハローキティはどうしてこんなに人気があるのでしょうか?
そして、こんなにもたくさんのグッズがあるのでしょうか?
その理由の一つとして本展で紹介されていたのが、
「ファン自身の世界にキャラクターの方からやってくる」でした。
ミッキーマウスやドラえもん、ポケモンやスーパーマリオなど、
世界的な人気キャラの多くが、漫画やアニメ、ゲームから誕生しています。
つまり、世界観が確立しており、彼らはその世界線で生きているわけです。
対して、キティはグッズから誕生したキャラクター。
最初から我々が住む現実世界に存在しています。
それこそが、「ファン自身の世界にキャラクターの方からやってくる」ということ。
だから、身近なグッズやファッション、家電にもなれちゃうのですね。
なお、明確な世界観がないからこそ、“わたしが変わるとキティも変わる”、
ファンの年齢やライフスタイルの変化、さらには、時代の流行の変化に合わせて、
ハローキティは柔軟に変化し、50年間常に鮮度を保ち続けてきたのです。
最近では、その影響は海外のセレブにまで。
50年でこれほどまでに時代が変化したとは!
キティちゃんを通じて、ファッションの歴史も学べました。
さてさて、最近のキティといえば、
「仕事を選ばない」ことでもお馴染みです。
本展ではそんなキティの仕事っぷりも紹介されています。
企業とのコラボもあれば、
ご当地とのコラボ、
さらには、人気キャラたちとのコラボも果たしています。
今回紹介されていた中で一番衝撃的だったのは、ガンダムとのコラボ。
どういう世界観??
柔軟に変化するにもほどがあります。
展覧会では他にも、オリジナル映像作品が上映される「ハローキティシアター」や、
30名のアーティストが「私とキティ」をテーマに描き下ろした作品が並んだコーナーも。
特にキティのファンというわけではない自分でさえ、
見ごたえたっぷりの内容で、大いに楽しむことができました。
ファンであれば、何時間あっても足りないくらいなのでは?


ちなみに。
トーハクでの展覧会ということで、
トーハクのコレクションとのコラボも実現していました。
トーハクとサンリオとのコラボレーション、
ましてや表慶館で大規模なハローキティ展が行われる日が来るとは。
10年前には考えられなかった気がします。
わたしが変わるとキティも変わる、そして、トーハクも変わる。























