この夏、国立科学博物館では、
6年ぶりとなる昆虫をテーマにした展覧会が開催されています。
その名も、“昆虫 MANIAC”。
国立科学博物館の研究員がマニアックな視点で、
マニアックな昆虫標本や昆虫の生態を紹介する展覧会とのことです。
確かに、ビギナーにも楽しめる内容ではあるものの、
どちらかといえば、マニア向けの内容であったのは確か。
夏休みの展覧会に関わらず、家族連れと同じくらいに、
昆虫マニアと思われるオジサンが多数生息(?)していました。
そして、それぞれが隣のオジサンとマニアトークを繰り広げていました。
それゆえ、昆虫マニアではない僕は終始、
アウェー感を覚えずにはいられなかったです(笑)。

“MANIAC”を謳っていることもあって、
展覧会のビジュアルも、かなり攻めていました。
ただ、僕個人の率直な感想としては、
マニアックというよりは、変態感(?)が勝っていたような。
クセが強めなので、このビジュアルが受け付けない人もいらっしゃることでしょう。
さて、展覧会では、世界中に約100万種もいる昆虫を、
「トンボ」「ハチ」「チョウ」「クモ」「カブトムシ」と、ざっくりと5つに分けて紹介しています。
その5つの中に、Gが付く名前がなかったので、
一安心していたのですが、当たり前のようにヤツはいました。
また、昆虫の展覧会と聞いていたので、
足が多い系の「ムシ」はいるわけないだろうと、
余裕をこいていたら、不意打ちをつかれました。
(※本展では昆虫および昆虫をはじめとする陸生の節足動物がムシとして扱われています)
昆虫に関しては、ルッキズムはまだ、
適用されないと信じて、声を大にして言いますが。
Gもムカデも毛虫もイモムシも蛾も、
マジでビジュアル苦手なので、ダメージがハンパなかったです。。。
とはいえ、反対に、そう多くはないですが、
カラフルで綺麗な虫や、強そうでカッコイイ虫もいるわけで。
それらの標本は、思わず食い入るように観てしまいました。
とりわけ美しかったのが、ホウセキゾウムシの仲間たち。
作りものかと疑ってしまうくらい美しかったです。
それらの中には、洋酒が入ったチョコレートの包み紙みたいなのもいました。
また、実際の標本自体は、観てもゾワゾワするだけでしたが、
2mサイズに拡大された巨大模型は、不思議と観ていられました。
中でもインパクト抜群だったのが、オオナガトゲグモ。
文字通り、大きくて長い棘を持つクモです。
バランス、どないなっとんねん。
どう考えても生活しづらそうです。
クモといえば他にも衝撃的(笑撃的)なクモがいました。
クモの仲間には、擬態するものがいるようで、
あるクモはアリに擬態し、またあるクモは木の枝に擬態します。
そんな中、意外なモノに擬態するクモがいました。
その名も、トリノフンダマシ。
腹部が鳥の糞に似ていることから、その名が付けられたそうです。
と言われてみたものも、そこまで鳥の糞に似ていないような。
むしろ顔のようにも見えます。
と思ったら、カマキリの顔に擬態している可能性もあるのだそう。
なるほど。鳥の糞に擬態するよりは、
そっちのほうがどう考えてもメリットは大きそうですよね。
さて、展覧会では他にも、
インパクトつよつよのマニアックな昆虫がいました。
例えば、プリモスマルガタクワガタ。
クワガタというよりも、バニーのよう。
そういうコスプレをしているようにも見えます。
また例えば、こちらの昨年発見されたばかりの新種。
なんと発見したのは、アンガールズの山根さん。
中国放送のテレビ番組『元就』のロケ中に見つけたのだそうです。
それゆえ、その番組名にちなんで、
モトナリヒメコバネナガハネカクシと名付けられています。
個人的に一番印象に残っているのは、
近年、日本で増えている外来種の一つ、フェモラータオオモモブトハムシです。
太もも(?)がパンパン!
目に飛び込んできた瞬間に、何十年かぶりに、
陸上のフローレンス・ジョイナーを思い出しました。

















