アートな街、青森県十和田市。
国内でも屈指の人気を誇る現代美術館、
十和田市現代美術館があるのは、もちろんのこと。
街のいたるところに、草間彌生さんをはじめとする、
国際的に活躍するアーティストの作品が設置されています。
さらに、時にはアートなバスも走っています。
そんな十和田市に、2022年に開館したのが、十和田市地域交流センター。
通称、とわふる。
設計したのは、いよいよ来年に迫った大阪・関西万博で、
会場デザインプロデューサーを務める建築家の藤本壮介さんです。
あちらでは、世界最大級のリングが話題となっていますが、
こちらの建物の壁面にも、何やらたくさんのリングが描かれています。
続・無料で観れる美術百選052
鈴木ヒラク《光と遊ぶ石たち》
実はこちらは、昨年、群馬県立近代美術館で、
過去最大規模となる個展が開催されたアーティスト、鈴木ヒラクさんによる壁画。
いや、鈴木ヒラクさんといえば、
ドローイングの概念を拡張する制作活動されているアーティスト。
こちらの作品も大画面ながら、壁画ではなく、
ドローイングと称した方がしっくりくる印象がありました。
なお、こちらは抽象画ではなく、モチーフが存在しているようです。
花火のようにも、キウイフルーツの断面のようにも見えますが、さにあらず。
十和田市の近辺にある小牧野遺跡と大湯環状列石、
縄文時代後期に作られた2つの日本有数の環状列石がモチーフなのだとか。
さらに、宇宙空間に浮かぶ巨大な岩石、つまり、惑星もモチーフとなっているそうです。
なるほど。だから、作品名が《光と遊ぶ石たち》なのですね。
また、作品名に《光と遊ぶ石たち》とありますが、
この作品は鈴木さんが即興でドローイングしたものを拡大し、
その上から、強度のあるメタリックシルバーが吹き付けられているそう。
それゆえ、観る角度やその日の気候によって、キラキラと光って見えます。
なお、日没後、とわふるがライトアップされると、このような感じに↓
日中とはまた少し違った印象です。
オシャレなパチンコ屋さんのようにも見えます(←?)。
さてさて、余談ですが。
さすがアートな街、十和田市だけあって。
草間彌生さんのパブリックアートや、
とわふるに描かれた鈴木ヒラクさんの壁画といった、
十和田市が設置したアート作品以外にも、街中にアートが溢れていました。
それらの中には・・・・・
草間彌生さんっぽいものも。
彌生インスパイア系。
<無料で観れる美術 データ>
十和田市地域交流センター
住所:青森県十和田市稲生町16-1
アクセス:○JR「七戸十和田」駅よりバス35分「官庁街通」下車徒歩5分
○JR「八戸」駅よりバス40分「十和田市現代美術館」下車徒歩5分











