ある日のこと。
いつもお世話になっているアミューズミュージアムの館長さんから、
「とに~さんって、江戸川競艇場の中にある江戸川アートミュージアムって行ったことある?」
と聞かれました。
「えっ、江戸川競艇場の中に美術館があるんですか??」
僕の比類なき想像力を駆使しても (←?) 、
競艇場の中にアートがあるだなんて、イメージの断片すら思い浮かびません。
「面白かったし、初めての方限定のガイドツアーもあるから、とに~さんも是非♪」
“競艇?アート??ツアー???しかも、面白い????”
これは自分の目で確かめてみるより、
このモヤモヤ感を開場するするすべはありません。
そこで、その江戸川アートミュージアムとやらに行ってみることにしました。
・・・と、行く前に忘れずに、こちらで申し込みを↓
http://edogawa-art.sub.jp/autores/form1.html
ちなみに、こちらのアートツアー。
1日限定10名。
かつ、江戸川競艇の開催日のみの受付。
果たして、都合のいい日に参加予約を取れるのか。
まさに、ギャンブルです。
(僕は、運良く、都合のいい日に予約が取れました)
そして、アートツアー当日。
平井駅から江戸川競艇場へ向かう行きの無料直通バスの中にて、
“わ~、すっげえ不安。。。”
と早くも弱気の虫に。
というのも、バスに乗っている乗客全員が、
「人生、ギャンブルです」 という見本のような感じのオジサンばかり。
アートに興味がありそうな人は、一人もいません。
やっぱり、競艇場にアートなんかあるわけがないです (焦)
そうこう悩んでいるうちに、バスは江戸川競艇場へ到着。
何故か、大魔神がお出迎えしてくれました。
集合場所へ向かうと、そこに現れたのは、2人のガイドさん。
よっぽどコワモテな方がガイドを務めるのかと思ってましたが (←どんなイメージだ) 。
2人とも優しげでキレイな女性の方で、ホッと一安心しました。
まず案内してくれたのは、プレミアムラウンジ遊というスペース。
ここは、普段は4000円払って入ることが出来る優雅な指定席エリア。
何と、この一角に、現代アートのギャラリースペースが併設されていたのです!
アート、ありましたよ。
まず、ガイドさんに紹介されたのは、桑原弘明さんのスコープ作品。
この小さな箱の中には、ビックリするくらい素敵な世界が詰まっているのです。
覗き穴から見たその世界に、一気に虜になってしまいました。
(もっと詳しく知りたい方はこちらに→http://www.edogawa-art.jp/scope/index.html )
続いて、造形作家・荒木博志さんによる 《眠れるアトム》 を紹介して頂きました。
アトムは、漫画の登場人物だと頭ではわかっていますが、
思わず、 「あ、アトムが寝てる!」 と感じてしまいました。
それくらいリアリティのある人形です。
“江戸川競艇場にアートなんてあるの??”
と、あんなにも信じていなかったくせに
この2点を紹介して頂いただけで、僕は、もうすっかり江戸川アートミュージアムに夢中に!
ディズニーランドに行った時よりも、テンションは高くなっています。
その後も、ハズレ舟券を食べてくるるヤギの 《マッシロー》 など、
紹介される作品すべてに、
「
」
と、驚きと感動の嵐。
自分で言うのもなんですが、
こんな反応のいいお客さんはいないと思います (笑)
気付けば、1時間の予定のアートツアーが、3時間に。
ガイドのお姉さん、はしゃぎすぎて、ゴメンナサイ<m(__)m>
アートを一通り、観賞した後は、
特別観覧席エグゼにて、舟券の買い方のお勉強。
“競艇場に来たんだから、アートばっか観てないで、ちゃんと舟券くらい買えよ
”
という押しつけがましいものでは、決して無かったです。
ゆったりとした個室で、むしろ楽しくお勉強という感じ。
データの見方を、いろいろと教えてもらっていたら、
どうしても買ってみたくなってしまったので・・・
人生で初めて、ギャンブルに手を出してしまいました (笑)
まぁ、賭けたお金のしょぼさに、僕の人生観が反映されていますが。
ちなみに。
この3月6日の江戸川競艇6レースの結果は、
“2-5”
で見事的中!
100円が570円になりました♪
・・・ちなみに。
その後、調子に乗って、次のレースにも手を出したところ、570円は全てハズレ舟券になってしまったとさ。
(ハズレ舟券は、マッシローが美味しく食べました)
舟券の買い方講座が終わると、レストランでランチタイム。
この食事代も、アートツアーの料金に含まれているのです。
僕が選んだのは、もつ煮丼。
アートツアーとしては、ランチで終了。
もし、この後、競艇を楽しみたいのなら、
通常2000円かかる特別観覧席で最終レースまで観ることが出来ます。
さてさて、この楽しすぎるアートツアー。
気になるお値段は??
なんと・・・
1000円也
安ーい!
ほぼランチで食べたもつ煮丼と変わらない値段です。
こんな嬉しいお土産まで、貰ってしまいました。
今までいろいろな美術館に行ってきましたが、
江戸川競艇アートミュージアムの楽しさは、飛び抜けてます。
アートテラー人生を賭けて、自信を持ってオススメ出来るアートスポットです。
続く、後編では、前編でお伝えし切れなかったアート作品を紹介します。








