“曽根裕展” を観た後は、NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] へ。
現在こちらでは、 “みえないちから” る特別展が開催されていました。

驚くべきほどに、チラシに文字がビッシリ( ゚ ▽ ゚ ;)
余白がみえない、、、
何やらいろいろと (クドクドと?) 書いてありますが、
要は、人間が知覚しえない様々な “みえないちから” を表現した作品を紹介する展示とのこと。
今回展示されていた作品の一例を挙げると、
まずは、エキソニモというアーティストユニットによる 《SUPERNATURAL》

カーテンをくぐると、そこには交霊室のような空間が。
そして、壁にはプロジェクションされた映像。
真ん中で分断されたその映像の右側には、今、その空間に足を踏み入れた自分が、
左側には、どこだかよくわからない場所の様子が映っています。
しかも、どうやら、この映像はここだけでなく、
web上にて、リアルタイムで中継されているようなのです。
そして、何より気になるのは、映像画面の中心に映し出されたスプーン。
何のこっちゃ、意味がわからない作品に戸惑う僕。
その戸惑う姿も、どうやらリアルタイムで流れているようです (汗)
早く、この危機から逃れねば。
近くの係員さんに解説をしてもらうことで、ようやく作品の意味を理解しました。
僕らを映し出しているカメラの前には、超能力によって折られたスプーンの半分が、
そして、そのもう半分は、どこだかよくわからない場所を映したカメラの前に置かれているようです。
2つの場所を移した映像が1つの画面に合わさることで、
超能力で折られたスプーンが、再び1つに繋ぎ合わされた。
と、そういうことなのだとか。
言われれば、なるほどですが、説明がないと全くわからない作品。
自力で、この答えを導き出せる人は、なかなかいないと思います。
続いては、志水児王さんの 《クライゼンフラスコ》

先ほどとは対照的に、こちらは白い部屋。
回転するクライゼンフラスコ (注) にレーザー光線を通過および反射させることで、
その展示室内に様々な波形のグリーンの光が映し出されるという作品。
グリーンの光がスタイリッシュな印象で、 『マトリックス』 の世界観のようでした。
最後にもう一作品ご紹介。
今回の展示で一押しの (唯一押し?) のフォルマント兄弟の 《フォルマント兄弟の“お化け屋敷”》 です。
体験時間は約20分。
中に入ったら、途中退出は出来ないという予約制の作品。
ネタバレを防ぐために、多くは語れませんが。
普通のお化け屋敷のように、ギャーギャー驚かされることはありません。
フォルマント兄妹が、 『世にも奇妙な物語』 のタモリのように、
ただただ映像で、僕らに語りかけてくるだけです。
声を上げて驚くことはないですが、
今、自分が生きている世界の根底を揺るがされたような衝撃がありました。
ジワジワ怖さがやってきます。
今、こうしてブログを書いていることすら、何か怖いです。
(↑行った人にしかわからないと思います)
そして、アメトーークの家電芸人たちが、憐れに思えてきました (笑)
(↑これも、行った人にしかわからないと思います)
そんな恐怖を少しでもやわらげるために、
最後に、フォルマント兄弟特製のお札を頂きました。

思いっきり、機械によって作られたこのお札を大事にしたいと思います。
さてさて、展示されているのは、
今まで紹介した作品を含めて全部で6作品と、かなり少なめ。
上の3作品は。空間インスタレーション作品なので、ショボいと感じるまでには至りませんが…
それでも、やっぱり物足りなさは感じます。
これで、500円とは、やや高い。
ちなみに、会期中に、今回のチケットで、もう1回観ることは、出来るそうですが。
まずもう1度訪れることはないので、最初から半額にして欲しかったです。
《フォルマント兄弟の“お化け屋敷”》 が面白かったので、

もし、この作品がなかったら、星なしだったと思います。
“みえないちから” が働いて、
いつになく、本音ぶっちゃけでブログの記事を書いてしまいました。
読者の皆様による “みえないちから” でランキングが上がります