無料で観れる 美術百選 《日生劇場 (東京都千代田区) 》 | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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美術を、もっともっと身近なものに。もっともっと楽しいものに。もっともっと笑えるものに。

♪輝く瞳は女のあかし 笑顔と知恵で乗り切るわ 花の命は結構長い~



そんな懐かしCMソングを口ずさみながら、

日本生命日比谷ビルの中にある日生劇場へ。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-日生劇場


こちらの建築は、日本を代表する建築家の一人・村野藤吾の代表作の一つ。

“空間の魔術師” の異名を持つ村野藤吾の建築だけあって、

一見、大人しい印象の外観とは対象的に、内部がものスゴいことになっているそうです。


さてさて、日生劇場さんに申請をしておりましたので、

今回は、特別に劇場内を見学させて頂くことが出来ました。

日生劇場さん、ありがとうございます!


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-日生劇場   アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-日生劇場



一番の見どころは、2万枚ものアコヤ貝の貝殻が散りばめられている独特な天井。

ガウディの建築のような独創性に、ただただ圧倒されました。

さすが、魔術師。



と、建築を存分に堪能させて頂いたのですが、

劇場内の見学中に、数々の美術作品とも遭遇しました。

シャガールに、杉山寧に、山口蓬春…と、ビッグネームがズラリ。

(詳しくは、こちらのサイトで ⇒ http://www.nissaytheatre.or.jp/hall/art_f.html
それらを紹介したいのは、山々ですが、

劇場の公演に来た時しか観れないので、無料で観れる美術作品とは、ちょっと言い難し。


そこで、ギリギリセーフ (?) の無料美術をご紹介いたしましょう。

客席1階ロビーにある、こんな美術作品です↓


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-無料美術



無料で観れる 美術百選 069  岩田藤七 《コロラート》



コロラート。

彩色ガラスによる壁画です。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-コロラート



“ガラス=キラキラ” というイメージでしたが、

この作品に使われている色ガラスは、かなり渋いアダルトな印象。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-toushichi



ちなみに、作者の岩田藤七 (1893~1980) は、

文化功労章を受章した日本のガラスアートの先駆者だそうです。



この作品を観るベストスポットは、入口の扉を開けてすぐの場所。

手前に、オシップ・ザッキンの彫刻、奥には 《コロラート》

そして、 “空間の魔術師” の技が冴え渡るアルミ製の天井。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-コロラート



天井が一番アートっぽい気もします (笑)



さてさて、この 《コロラート》

劇場に用がない方でも、本当に無料で観れるのでしょうか。

気になった方もいらっしゃることでしょう。


大丈夫です。


アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】-コロラート



外からでも、だいぶ頑張れば、ちゃんと観れます (笑)





<無料で観れる美術 データ>

日生劇場


住所:東京都東京都千代田区有楽町1-1-1


アクセス:○JR山手線 「有楽町駅」 より徒歩10分

      ○東京メトロ千代田線・日比谷線 「日比谷駅」 より徒歩1分



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