東京藝術大学大学美術館で開催中の
“ポンピドー・センター所蔵作品展 シャガール―ロシア・アヴァンギャルドとの出会い~交錯する夢と前衛~”
に行ってきました。
こちらは、ポンピドー・センターが所蔵するシャガール作品が展示される、シャガール好き必見のプログラム!
ポンピドー・センターのシャガールコレクションと言えば、
シャガール本人が寄贈した作品や、死ぬまで手元に残していた作品が中心。
それゆえ、 「シャガールのシャガール」 と呼ばれているのだとか。
今美術展では、そんな貴重なシャガール作品の数々を、
何と、ロシア・アヴァンギャルドの作家の作品とともに展示しているのです!!
“・・・ん?そんなに力入れて言うこと?普通じゃないの??”
と思った方もいらっしゃることでしょう。
実は、シャガールは生前、こんな言葉を残しているのです。
「私がロシアで描いた絵画が、ヨーロッパの画家の作品の隣に展示されるのは奇妙なことでしょう。
私の作品は、むしろ20世紀初頭のロシア美術のための美術館に展示されるべきものなのです」
ロシア生まれのシャガールですが、
展示される時は、ヨーロッパの画家と並べて展示されることが多いのです。
(※パリでの生活の方がフィーチャーされるので)
そんなシャガール本人の長年の悩みを、
ようやく解決したのが (?) 、今回の展示。
実は、意外と画期的なことなのです。
と、美術展的には、
大変見どころも多く、大変意義がある内容のはずなのですが。。。
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まさかまさかの1ツ星。
一体、何があったのか・・・?
その原因は、さらに画期的すぎる音声ガイドにありました…。
会場入口のすぐ脇に、
見覚えのある人物の等身大パネルが。
その人物とは・・・
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DAIGO (笑)
今美術展の音声ガイドは、
阿部知代さんがナレーションを務める一般プログラムver.と、
それにDAIGOのコメントもプラスされたDAIGOスペシャルプログラムver.の2種類があったのです。
普段、音声ガイドを借りない僕ですが、激しく悩みました。
ちょっと聴いてみたうぃっしゅ。
悩んだ末、誘惑に負けて、借りることにしました。
「すいません。音声ガイド下さい」
「一般のと、DAIGOのと、どっちですか?」
美術館で、
さらっと “DAIGO” というフレーズが登場したことに、感動です (笑)
「あ、じゃ、じゃあ、DAIGOので」
借りてしまいました。
絶対に後悔する気もしましたが、借りてしまいました。
“つーか、もう聞いちゃっていいスカ?”
逸る気持ちを抑えられず、
借りて速攻で、音声ガイドの “はじめに” を再生してみました。
まぎれもなく、聞こえてきたのはDAIGOの声。
ちょっとテンションが上がってしまい、
無意識に手が、DAIGOのあのポーズに (笑)
会場に入ると、早速、1枚目の絵。
再生ボタンを押すと、
聞こえてきたのは、阿部知代さんのナレーションでした。
さすがに、説明そのものは、阿部知代さんが行うようです。
まぁ、それはそうですよね (苦笑)
一通り、阿部知代さんの解説が終わった瞬間、
急に変なジングルが流れ、DAIGOの声が響きました。
「DAIGO チェーーック!」
“!!”
不意打ちのDAIGO登場に、思わず吹き出しそうになる僕。
そんな僕にはお構いなしに、
DAIGOは、美術用語を解説し始めました。
その解説はわかりやすいかと言えば、そうでもないです (笑)
この後、何度もこのコーナーがあるのですが、
中には、ただ単に辞書の解説を棒読みするだけの時もありました。
ともかく、 “阿部知代さんの解説 ⇒ DAIGOチェック” という流れを、
頭に入れておきさえすれば、不意打ちで吹き出すことはありません。
何とか、その後は耐えることに成功・・・のはずだったのですが、
とある作品の解説の後には、
「DAIGO サプラーーイズ!」
が、飛び出しました。
むしろ、こっちのがサプライズです。
すいません。美術館の中で、笑ってしまいました。
とにもかくにも、正味35分の音声ガイド中、耐えるのに必死でした。
楽しみにしていたシャガール展が、
まさか、 『絶対に笑ってはいけない美術展』 と化してしまうとは。。。
誰が想像できたでしょうか。
ここまで、この記事を読んだ方は、
「シャガールの話が出てこないじゃないか!!」
と、お思いのことでしょう。
正直、DAIGOに全てを持ってかれて、
ほとんどシャガールの印象が残っていないのです。。。
え~と、何とか思い出せるシャガール展の記憶は、
今回の展示の目玉の一つ 《歌劇 「魔笛」 の舞台美術》 のコーナーです。
こちらには、シャガールがデザインしたモーツァルトの歌劇 「魔笛」 の装飾と衣裳の下絵の数々が。
どれもシャガールらしいユーモアがあって、
観ているだけでハッピーな気持ちになれました。
その中の一枚。
怪物の衣装の下絵は、ポストカードを思わず購入してしまったほど気に入りました。
いい意味で、グダグダなこの感じがたまらないです (笑)
そして、もう一枚印象に残っているのが、
ラストに飾ってあった 《イカロスの墜落》
有名なギリシャ神話の一エピソード・イカロスを題材にした絵ですが。
他の方の絵と違うのは、墜落先に、たくさんの人がいること。
しかし、誰一人、助けようとする気配なし。
「おいおい、見ていないで助けろよw」
と、思わずツッコミたくなる一枚。
ともあれ、話を戻すようですが、
今回の展示は、DAIGOを音声ガイドに起用したことの一言に尽きます。
なぜ、DAIGO?
僕は、わりとDAIGO好きではありますが、
それにしたって、一般的には、アバンギャルド過ぎるような。
…ん?あっ、ロシア・アバンギャルドだからか!
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