今回、借りてみたDVDは、こちら↓
■カラヴァッジオ
監督:デレク・ジャーマン
出演:ナイジェル・テリー
ショーン・ビーン
デクスター・フレッチャー
1986/イギリス/93分
86年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞した英国出身のデレク・ジャーマン監督による画家・カラヴァッジォの生涯を描いたドラマ。
死の床に就くカラヴァッジォの脳裏に、これまでの人生、同性愛、暴力、殺人など、さまざまな想い出が蘇り始める。 (「キネマ旬報社」データベースより)
「今年の2月に公開された映画 『カラヴァッジョ/天才画家の光と影』
が、もうレンタル開始?
・・・と思いきや、1986年にもカラヴァッジョを題材にした映画があったとのこと。
まったく知りませんでした(^^;
ともあれ、20年以上前のカラヴァッジョ映画を観てみました。
主人公は、もちろんカラヴァッジョでしたが、
何だか丹古母鬼馬二を頑張ってイケメンにした感じの風貌。
ここまでワイルドな顔かなぁと、少々違和感を覚えつつも、
それ以外は、カラヴァッジョの名作が次々登場していくので、楽しく拝見しておりました。
登場する絵画だけでなく、
映画の構図自体も、一つのカラヴァッジョの絵画のようで。
映像美を堪能していたのでございます。
・・・が!!
映画の中盤に、あり得ないシーンを発見。
電卓が登場したのです。
それも堂々と。
舞台は、17世紀。
どう見積もっても、電卓が登場するにはまだ早い。
頭に “???” を浮かべていると、
お次はタイプライター、アイスクリーム、ジャズの演奏、オートバイ…と、
怒涛の現代文明の登場っぷり。
“何なんだ、この映画は?”
フィクションにもほどがありました。
そこから、ラストまでは、完全に映画に置いてけぼりにされた感じでした。
この映画を撮った監督は、相当ぶっとんでます。
・・・と、調べてみると、監督のデレク・ジャーマン。
あの名作 (迷作?) 映画 『BLUE』 の作者であることが判明。
“あぁ、その方なら、これくらいのこと (=時代背景の無視) はするでしょうね・・・”
と、妙に納得です。
ちなみに、『BLUE』 とは、最初から最後までの74分間・・・
ずーーーーーっと、このブルーのシーンだけという映画。
(ナレーションや音楽はあるそうですが)
アーティスティックな映画監督によるアートな映画。
現代アートを観ているようでした。
もちろん観終わった後の気分は、ブルーです。
(星0・5つ)」
~映画に登場する名画~
《聖母の死》



