今回ご紹介する美術展は、5月16日まで、
そごう美術館で開催されている “ルートヴィヒ美術館所蔵 ピカソと20世紀美術の巨匠たち” 。
あまり告知されていない美術展ですが。
ここだけの話。
この美術展、かなりスゴいことになっています。
・・・というのも、この美術展の紹介文には、
“歴史に残る巨匠41人による60点を展覧します”
と、あります。
巨匠が41人ですよ!
41人と言ったら、一学級が、まるまる巨匠で埋まってしまう人数ですよ!
ドキッ!巨匠だらけの美術展です。
と云うわけで、ドキドキしながら、会場へ。
確かに、会場には、予想ていた以上に、
デパート美術館のレベルを超えた巨匠の作品の数々が。
タイトルに名前が登場している “20世紀最大の巨匠” ピカソを筆頭に、
モディリアーニ、マティス、クレー、カンディンスキーといったお馴染の巨匠たち。
とは言え、ある意味予想通りで (笑)、
ハンス・アルトゥング、ウィリアム・コプリー、フランケンサーラー・・・といった、そうでもない巨匠もちらほら。
大体、3分の1くらいの方に対しては、
「巨匠??」
と、首を傾げてしまいました。
巨匠は、そうそういないから、巨匠なのです。
さてさて、これらのコレクションを集めたのは、こちらのお方。
アンディー・ウォーホル 《ペーター・ルートヴィヒの肖像》 で、
作品のモデルとなっているドイツの実業家ペーター・ルートヴィヒ。
ちなみに、こちらのウォーホル作品も、
ルートヴィヒさんのコレクションの一つで、今回の出展作品です。
“歴史に残る巨匠41人” とは、やはり言いすぎな気はしますが(笑)
一人の方のコレクションだと考えると、純粋に驚いてしまうほどの充実な内容でした。
彼のコレクションだけで、
きちんと20世紀美術の流れを掴むことが出来るてしまうとは。
おそるべし、ルートヴィヒです。
ただ、美術展としては、1ツ星。
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ルートヴィヒさんのコレクションを並べて展示しているだけという感じでした。
彼のコレクションにおんぶに抱っこしているような印象。
では、ここからは、気になった作品を、いくつか。
全60点の作品のうち、5点ほど紹介いたしましょう。
●モディリアーニ 《アルジェリアの女》
モディリアーニの絵にしては珍しく、
目玉が描かれている肖像画です。
一瞬、中島知子 (=オセロの黒い方) に見えました。
●ピカソ 《読書する女の顔》
“これぞ、ピカソ!” と思わず手を叩きたくなるような一作。
どこからどう見ても変なのに、
ピカソらしさゆえか、妙にしっくりと来る不思議な作品でした。
●エドガー・エンデ 《小舟》
画像はありません。あしからず。
小舟に、30人くらいの男がひしめき合って乗っている、どシュールな一枚。
しかも、そのほとんどが、半裸で坊主頭。
意味は、全く分かりません。
ちなみに、エドガー・エンデの息子は、
『モモ』 や映画 『ネバーエンディング・ストーリー』 の原作者としてもお馴染みのミヒャエル・エンデ。
●クレー 《陶酔状態の道化》
「何ぞ (笑)??」
完全にイミフなキャラクターです。
“陶酔状態の道化” って言われても。。。
へんてこりんな奴が描かれていますが、絵自体の色彩の淡さは素敵でした。
●ヤウレンスキー 《髪を花で飾った女の顔》
“・・・どこかで、この手の人間離れした顔を観たことあるような”
絵の前でデ・ジャヴを感じることしばし。
数分後に、その原因に思い当たりました。
“あ、アバター!!”
青くはないですが、黄色いアバターです。



