本日は、竹橋にある東京国立近代美術館へ。
4月11日まで開催中の “生誕120年 小野竹喬展” を観てまいりました。
“竹橋にて竹喬” (若い頃の雅号は、竹橋)
何だか、お釣りがちょうど777円だった的な得した感があります。
あれっ、僕だけでしょうか??
しかし。
僕の中で、小野竹喬と言えば・・・あまり良いイメージを持っていない画家の一人。
と言いますのも、
横浜美術館での “セザンヌ展” で、初めて竹喬の絵を観た時に、
「うわっ、わかりやすいくらに、セザンヌの影響受けすぎ!」
と、どこぞの石景山遊園地ばりに、
パクリ疑惑を抱いてしまったからに他なりません。
今回も、展示の始めの方に、そんな疑惑の作品が。。。
こちらが、小野竹喬作の 《郷土風景》
そして、こちらがセザンヌ作の 《サン・ヴィクトワール山》
日本画と油彩画の違いはあれど、
構図や、山や木の描き方が、どことなく似ている気が。。。
というわけで、僕の中では、
“小野竹喬=パクリ画家?” のイメージだったわけですが。
今回の展示を通じて、その悪しきイメージは吹き飛ばされました。
本画119点、スケッチ52点という膨大な数の竹喬作品と向かい合ったことで、
竹喬作品の本来の魅力に気付くことが出来ました♪
この2年間、失礼なイメージを勝手に抱いていたことを、心よりお詫びいたします<m(__)m>
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反省の意味も込めて (?) 、2ツ星。
ではでは。
今回、気付いた竹喬作品の魅力を、ご紹介いたしましょう。
《夏の五箇山》
《池》
まず何よりもの魅力は、作品が明るいこと。
絵の前に立つと、日の光を温かさや心地よさを感じるようです。
某人気アニメ映画のセリフを借りるならば、
「竹喬の絵の前にいるとぽかぽかする」 と言ったところでしょうか。
しかし、竹喬。
明るい絵だけが魅力的なのではありません。
彼が本領発揮するのは、夕方の絵。
《夕雲》
《残照》
実に綺麗な夕焼け空です。
こんなに綺麗な夕焼け空を描けることから、
竹喬についた通り名は、 “茜空の画家” 。
夜の風景も、また綺麗です。
こちらは、今回一番のお気に入り作品 《日本の四季 京の灯》
(ポストカードも買ってしまいました)
画像では、ほとんどその良さが伝わらないのが、残念。
実際は、京の灯とは思えないほど、
赤や緑や黄色など、ポップでカラフルな街の灯が溢れた一枚。
まるで・・・
ディッピンドッツ・アイスクリームのようでした。
最後に、今回の展示の目玉作品をご紹介しましょう。
それは、竹喬晩年の代表作、10点からなる 《奥の細道句抄絵》 。
俳句好きであった竹喬。
松尾芭蕉の 『おくのほそ道』 をもとに、
その句の意味を絵にしようとしたのが、このシリーズなのです。
例えば、皆さんもご存じのあの名句。
「五月雨をあつめて早し最上川 芭蕉」
最上川の、どアップです。
最上川と言えば、もう一つ。
《奥の細道句抄絵 暑き日を海にいれたり最上川》
このシリーズで一番良かったのは、
チケットにも画像が使われている 《奥の細道句抄絵 田一枚植ゑて立ち去る柳かな》
田んぼの水面に映る青空が、
観ていて、すこぶる気持ちの良い一枚♪
では、締めに、僕も一句。
「竹喬展 行かねば悔やむ “Oh, No!” と とに~」
・・・お後が、よろしいようで。
「ランキング あぁランキング ランキング とに~」










