昨日11月28日、横浜で開催中の “ヨコハマ国際映像祭2009” にて、
アートテラーのとに~氏のガイドによる 『ヨコハマ国際映像祭2009を3倍楽しくするツアー!』 が行われました。
午前の部と午後の部、それぞれ2時間ずつのツアーを担当したとに~氏より、
わがATNに、独占コメントが届いております。
「こんばんは。とに~です。
声が、少々枯れていて申し訳ありません (笑)
何とか無事に 『ヨコハマ国際映像祭2009を3倍楽しくするツアー!』 を終えることが出来ました。
どちらの回とも、
ツアーと銘打っても大げさに見えないくらいのお客様にご参加頂けたことを嬉しく思っております。
ご参加して頂いた皆様、本当にありがとうございました!
まず、今回のツアーを振り返ってみますと、
展示作品自体が面白いので、ガイドとしては非常に楽なツアーでした。
いやいや…それは楽したくて楽したわけじゃないですよ (焦)
無理無理、変なことを言って、面白くする必要がなかったというわけで。
もうイベントも今日で終わってしまいましたからね。
ネタバレを含めて、今回のツアーのポイントとなった作品を紹介してもイイですか?
はい。時間はそんなにかかりませんので。
まず、新港ピアという会場で、最初に観た作品がコレなんですよ。

細谷宏昌(東京芸大佐藤研)+うえ田みお(ユーフラテス)
監修・佐藤雅彦による 《I'm a minute.》 という作品なんですが。
写真を観て分かる通り、時計なんですね。
ただ、実際の作品は、
『 1 6: ? 3』
のように、何十分の部分が、
になってて読めないんですね。で、どうするかと言うと、この作品の前に、人に立ってもらうんです。
すると、その人のシルエットが、画面に映されて、
しばらくすると、グニュグニュグニュって数字に変わると。
今日のツアーでは、何人かの人に、数字になって頂きました (笑)
次に紹介したいのは、
今現在でも、その作品が、youtube上にアップされている映像アート作品。
松島俊介さんの 《VOICE-PORTRAIT ~self-introduction~》 です。
まぁ、まずはいくつか観て頂きましょう。
はい。
というわけで、これは、いろんな人の自己紹介に合わせて、
作家本人が、いわば逆アフレコのような形で口パクするという作品でして。
彼は、全部で12人の人にチャレンジしているんですが、見事に声と口が合っています。
中国の口パク少女以上の技術だと思いますよ (笑)
…そろそろ時間ですか?
あ、じゃあ、最後にもう一点だけ!
今回の一番のオススメは、何と言っても、
アルフレッド・ジャーの 《静寂の音》

“アートって、こんなに訴えかける力があるんだ!”
と、久しぶりに、美術を観て、かなりの衝撃を受けました。
この衝撃を皆様にも、真っさらな状態で、体験して頂きたかったので、
特に何の解説もせず、 「ただ見なさい」 とおすぎ方式で紹介させて頂きました (笑)
ちなみに、こちらは、
1994年度のピュリッツァー賞・企画写真部門賞を獲得した写真に関するドキュメンタリー作品。
本とも、テレビとも、映画とも違う表現で、観賞者の心に真実を焼き付けるのです。
今までドキュメンタリーの中で、最も心に残りました。
他にも、面白い作品がたくさんありましたので、
紹介しているだけで、2時間はあっという間に経ってしまいました。
“3倍楽しくする!” よりも、 “ツアーを2時間に収める!” という課題の方が、
大変だったように思います (笑)
ヨコハマ国際映像祭2010が行われる暁には、
今度は、 『ヨコハマ国際映像祭2009を4倍楽しくするツアー!』 を開催したいですね (笑)」
以上、とに~氏の独占コメントでした。
それでは、今夜のATNは、このあたりで。