原美術館コレクション展 も終わりましたので。
“そろそろ、原美術館で新しい美術展が始まるだろう”
と、思っていましたら、ちょうど土曜日から、新たな美術展が始まりました。
そのタイトルは…
“ 『間に合わせもの』 ラウシェンバーグへのオマージュ:原美術館コレクション展”
『間に合わせもの』 って…。
そのタイトルを聞いて、
「それじゃぁ、何かい?
間に合わせの美術展を、おいらに見せようってのかい?
冷蔵庫の残り物で作ったチャーハンのような美術展で、
鑑賞料1000円も取ろうってのは、どういう料簡でい!!」
・・・てなことを思ってしまったのですが、
どうやら、 『間に合わせもの』 というのは…
こちらのロバート・ラウシェンバーグの作品タイトルでした。
変な誤解をしてしまったことを、
原美術館および関係者の皆様に深くお詫び申し上げたいと思います<m(__)m>
もちろん、作者であるラウシェンバーグにも謝罪したいところですが、
ラウシェンバーグは、昨年2008年にお亡くなりになったとのこと。
今回の美術展はそれを悼んで開催された、
いわばラウシェンバーグへのレクイエムのような美術展。
アメリカの美術界に偉大な足跡を残したラウシェンバーグ。
今回の美術展では、そんな彼の作品を中心に展示されています。
「ラウシェンバーグが、どういう美術家だったのか」 について知りたい方は、
こちらをお読み頂けたらと思います → 参考記事
《自由の女神》
入口付近に飾ってあった、この一枚に、いきなり目が奪われました。
というのも、描かれているのは、自由の女神。
それは、クイズ好きな自分にとって、特別な意味がある存在です。
自由の女神を見るだけで、
「ニューヨークへ行きたいかー!」
というフレーズが耳に響いてきます(笑)
さて、美術展に展示されているのは、ラウシェンバーグの作品だけでなく、
彼と同時代の作家を中心に、20世紀半ばから現代に至るまでのアメリカ美術の作品。
一例を挙げれば、
リキテンシュタインに、ジャスパー・ジョーンズに、アンディ・ウォーホル…etc
“今回の美術展を観れば、大体、戦後のアメリカ美術がわかる!”
というくらいの充実ぶりでした。
今回、ラウシェンバーグ以外の作家で気になったのが、オルデンバーグの作品。
ちなみに、2人とも名前に “バーグ” がついていますが、
特に兄弟・親戚というわけではありません。
ただ単に、ややこしいだけです (笑)
で、上に紹介したのは、
そのオルデンのほうのバーグの 《スクリュー》 という作品。
パッと見ただけでは、
“これの何がアートなの?”
って感じでしょうが、実は、これはウレタン製。
触ると柔らかいのです…きっと。
(↑美術館で触るわけにはいかないですから)
オルデンバーグは、日常のありふれた品を、
あえて本来の素材とは違う、柔らかい素材で作るアーティスト。
「うわっ!スクリューなのに、柔らかいじゃん!!」
というリアクションを期待しているのです。
それから、もう一人気になったアーティストが。
その名は、ジェイソン・テラオカ。
名前からして、ちょっと怖い感じですが、作品自体も、ちょっと怖い…。
上に紹介したのは、 《隣人》 という連作の中からの2枚。
こんな感じの不気味な人物の絵が、たくさん展示されていました。
“こんな隣人、イヤです…”
会場には、たくさんイヤな隣人がいましたが (笑) 、
僕が一番イヤだったのは、頭にう○こらしきものを乗せて、ニヤニヤ笑っている男性の絵。
正直、僕は今まで、数々の絵を見てきましたが、
う○こが描かれた絵とは、初めて出合いました!
小2の発想の絵でした (笑)
美術館にあったから戸惑いましたが、
その絵がコロコロコミックに載っていたら、小学生は大爆笑なんでしょうね。
ある意味、必見の一枚です。
というわけで、今回の美術展。
僕の中では、原美術館の今までの展示の中では、
一番とっつきやすかった気がします。
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アメリカ美術の巨匠たちの作品が、
上手いこと、原美術館の雰囲気にハマっていたのが何よりも印象的でした。




