行こう行こうと思って、結局、行きそびれてしまった美術展です。
しかも、そういう美術展に限って、
「レオナール・フジタ展、すっごく良かったですよ♪」
と、良い評判ばかりを耳にするのです。
“あぁ…行っておけば良かった…(>_<)”
そんな悔やんでいる僕を、
きっとアートの神様は見かねたのでしょう。
(↑都合の良すぎる解釈!)
“没後40年 レオナール・フジタ展” の目玉展示であった、
1992年にフランスの倉庫で発見されたフジタの幻の大作4点が、
もう一度観られる美術展が、そごう美術館で開催されることになったのです!
7月21日まで開催の “レオナール・フジタ展 -よみがえる幻の壁画たち” です。
これは、いわば、
昨年のフジタ展を見逃したすべての美術ファンのためのリベンジ展。
僕も、リベンジを果たしに、行ってまいりました

と、美術展のレビューに入る前に。
“ところで、レオナール・フジタって誰さ??” という方は、こちらの記事をどうぞ↓
http://ameblo.mom/artony/theme35-10003095061.html
さてさて、会場に入って最初に出会ったのは、こちらの一枚。
《花の洗礼》 です。

この絵を観た瞬間に、もうこの曲しか頭に浮かびませんでした(笑)
いや、しかし。
決して、おふざけで言っているわけではありません。
繊細さと可憐さが同居しているこの絵に、
一瞬にして心を奪われてしまったのです。
まさに、キャッツ・アイ。
あえて、脱線しますが。
キャッツ・アイの曲をyoutubeで探していたら、
こんなバージョンのものを、見つけてしまいました。
フランス語??
こっちのが、よりレオナール・フジタっぽいですかね。
閑話休題。
この 《花の洗礼》 も、良かったのですが、
それを上回るほどに心を奪われた作品が、この後に登場しました。
《アージュ・メカニック》 という作品です。

まず、この絵に使われている色に惹かれました。
フジタの代名詞とも言える乳白色に惹かれたのは、もちろんのこと、
水色や赤といった乳白色以外の色も、絶妙な落ち着き・風合いがあって惹かれました。
それから、何と言っても、
“子供たちとおもちゃ” という取り合わせが、何とも微笑ましいです。
まぁ、よく見ると、あんまり子供の顔は可愛くはないですが (笑)
このまんま、トイザらスのCMに使えそうな感じです。
この素晴らしい2点を観たことで、
イヤでもこの美術展の目玉・幻の大作4点への期待が高まってしまいます!
そして、いよいよ。
感動のご対面です!


“・・・・・・・??”
も、もう2点の幻の壁画とご対面です!


“・・・・・・・あれ??”
どうしたことでしょうか (汗) 。
全くもって、何の感慨もありませんでした。。。
期待をしすぎたせいなのか、
肩透かしを喰らったような、そんな気分です。
正直なところ、4点とも図案が好きでないです。
こればかりは、もう性格と言うか、
食わず嫌い的なものなので、どうしようもないと思われます。はい。
が。それだけでなく。
“そごう美術館に展示されていたから” というのも、少しは原因である気がします。
というのも、そごう美術館は、横浜そごうの6階にある美術館。
美術館の1フロアにある美術館ですから、
当然、その天井はさほど高くありません。
そうなのです。
せっかくの大作の壁画が、何だか窮屈な感じに見えてしまったのです。
同じ理由で、この美術展のもう一つのみどころである平和の聖母礼拝堂に関する展示も、
教会ならではの荘厳さ、スケール感を感じることが出来ず、何だか中途半端な印象を受けてしまいました。
よって、

一つ星。
“みどころ” が、僕にとって見どころでなかったので。
やっぱり、上野の森美術館で観ておくべきでした。
教訓…美術展の会期はしっかりチェックしておこう!