ぼくらがデュフィに惹かれる理由 その1 幸福感
デュフィ作品の魅力。
それは何と言っても、 『幸福感』 を感じる絵だということ。
「デュフィの絵を観ているだけで、幸せな気持ちになりました!」
「デュフィの作品を観ていたら、人生が明るくなりました!」
と、デュフィの絵を通じて幸せを実感された方は、世界中にいらっしゃるようです。
まさに、幸福を呼ぶデュフィパワーです!
…って、つい雑誌の裏表紙の広告っぽく書いてしまったら、
どうにも、うさん臭い感じになってしましました。
いや、しかし、これは本当に本当の話。
かくいう僕も、感動屋ではないのにも関わらず、
やはりデュフィの絵の前に立つたびに、何だか幸せな気持ちになるのです。
“一体、何故なのでしょう┐( ̄ヘ ̄)┌”
実は、いつもデュフィ作品が僕の心の扉を叩く、
その秘密を、【小沢健二】 の曲に発見してしまいました!
とりあえず、1曲聴いてみましょう♪
1995年のヒット曲 『ドアをノックするのは誰だ?』 です。
いやはや、何とも幸せソングですねぇ♪
上のyoutubeの映像は、武道館ライブの模様なのですが、
ビックリするくらい観客全員が幸せそうではないですか(笑)!
ただ、ライブ映像ゆえに、音源がちょっとばかし悪いので、
ちゃんと歌を聴きたいという人は、こちらでお楽しみ下さいませ↓
(『ドアをノックするのは誰だ?』 は“0:44” からです)
やっぱり、【小沢健二】 の歌声が、幸せ感を醸し出しているのでしょうね。
この甘く優しく透明感のある独特の歌声は、 「元祖癒し系」 とも言われたほど。
甘く優しく透明感がある…と言えば、
デュフィの絵の色彩も、そのように評されています。
《ドーヴィルのレガッタのあと》

何とも、甘~い色彩。
しかも、優しく、何より透明感がある色彩です。
デュフィは、この独自の色彩表現を持つことから、 「色彩の魔術師」 とも呼ばれています。
しかししかし。
幸福感の秘密は、これだけではありません!
『ドアをノックするのは誰だ?』 の中で、特に印象的なフレーズに注目です!
「♪誰かにとって特別だった君をマークはずす飛び込みで僕はサッと奪いさる」
とっても歌いづらいフレーズです…。
何でもこの曲は、当時、サザンが持っていた早口記録 (←どんな記録だ…?)を抜いたとかで、
『日本一早口なラブソング』 と呼ばれていたのだとか。
このように早口で歌わないといけないこともあるほど、
歌詞がメロディラインに合っていないのが、【小沢健二】 の歌の特徴。
この型にハマっていない何とも緩~い感じが、
【小沢健二】 の一番の魅力であり、かつ聴いている人を幸せな気持ちにさせる一番の要因である気がします。
そして、それはデュフィの作品にも同じことが言えます。
ちょっとデュフィの作品の一部を拡大して、見てみましょう。
《森の中で乗馬をする人々(部分)》

思いっきり、輪郭線から色が、はみ出していますよね…(笑)
これは、何もこの作品に限ったことではありません。
デュフィの作品は、たいていこのように輪郭と色彩が合っていないのです。
しかも、筆捌きに注目すると、早口ならぬ早塗りしているようです。
何とも【小沢健二】 っぽい緩~い感じ。
しかし、この何とも緩~い感じが、
観る人の気持ちを、あたたか~い気持ちにしているのは確かです。
他の絵も同様で、
例えば、この 《突堤、ニースの散歩道、1928》 なんかも、

観ているだけで、楽しいような気持ちになりますよね♪
ウキウキするような散歩道…まさに、気分はこの曲↓
BREAK TIME
突然ですが、ここで一つ質問です。
僕の顔にもあるのですが、

皆さんは、この目の下にある膨らみのことを何と呼びますか?
一般的には、 “涙袋” と呼ぶそうですが、
ここを “ホルモンタンク” と呼ぶ人も、たまにいますよね。
実は、この “ホルモンタンク” という名称を世に広めたのは、 【小沢健二】 。
1997年に 『おしゃれカンケイ』 に出演した際に、
「目の下にさ、ほらぷっくりとある女の人いるじゃないですか、あれ俺すごい好きなんですよ、あれを“ホルモンタンク”と名づけてて」
と発言したことで、広まったのだと言われています。
言葉を作ってしまうほどだとは…。
【小沢健二】 は、ホルモンタンクがすごい好きななんですねぇ (苦笑)。
さて、デュフィはというと…

この絵は、デュフィを描いた肖像なのですが、目元をよく見て下さい。
何とデュフィ夫人にも、バッチリとホルモンタンクがあるではないですか!
もしかしたら、デュフィもまた、ホルモンタンクがすごい好きだったのかもしれません。
中編へ続く→