府中市美術館で開催中の “山水に遊ぶ-江戸絵画の風景250年” 。
前期 があまりにも良かったので (評価:3つ星) 、
後期にも行ってまいりました。
…正確には、後期Aですが。
(↑何なのでしょう、このセンター試験みたいな区分は??)
ちなみに、後期Aは、4月26日まで。
後期Bは、5月10日までだそうです。
と言っても、AでもBでも、作品は5、6点くらいしか変わらないようなので、
まぁ、どっちに行っても、そんなに大差はないのかと。
さてさて、
“美術展のテーマにもなっている 「山水画」 とは何ぞや?” や、
“今回の展示の目玉の一つ・佐竹曙山の 《湖山風景図》 ” については、
前期の方で語ってしまったわけで。
後期については、何を話しましょう (笑) ??
とりあえず。
「伊藤若冲の展示は、4月12日までです!」
受付にも展覧会場にも、この注意書きがしてありました。
よっぽど、この手の問い合わせが多かったのでしょうね…。
でも、確かに、若冲の作品が無かっただけで、
後期は、前期と比べて、どこか物足りない展示となっていました。
後期にだけ行かれた方は、そうは思わないでしょうが、
前期を観た上での後期は、メインディッシュがないようで物足りなかったです。
いなくなって、改めて、若冲の存在の大きさを知った感じです。
これは、これで一つの勉強になりました。
だからと言って、
もちろん、後期が全くふ抜けたものだったわけではありません!
後期は後期で、ちゃんと見どころがあります。
こちらは、重要美術品です。
蓬莱とは、古代中国で東の海上にあるという仙人が住むと言われている山のこと。
よく観ると、鶴の上に仙人が!!
ということは、鶴仙人ですね。
(↑ “ということ” が、どういうことかはわかりませんが…)
この作品を観た時に、やっぱり目が向いてしまうのは、
鶴と亀が、わらわらわらと行列をなしているところではないでしょうか。
何かこの姿を見ているだけで、楽しくなってきました♪
あれ?僕だけですか??
僕は、この姿を見て、
「ヤッターマン」 のビックリドッキリメカを連想しました (笑)
だから、楽しくなってしまったのですf^^;
そして、後期の一番の目玉作品は、もちろんこちら↓
曽我蕭白の 《月夜山水図屏風》 です!
曽我蕭白の山水画については、
前期の回でもベタ褒めしましたけども (《松鶴山水図》)。
後期に出展されていたこちらの作品は、
さらにそれの上を行く作品でした。
かなり乱暴な言い方をすれば、
後期の展示は、この1点だけを観れば、それで良いかと。
それくらい、スゴイ作品。
“ 『スゴイ』 って…ボキャブラリーが乏しいなぁ…(苦笑)”
と、思われそうですが、
それでも、この作品を形容する言葉は 『スゴイ』 しか思い当たりません。
何が、そんなにスゴイのかと言えば、
今回展示されていたどの絵よりも、
ダイナミックであり、かつ繊細な作品であるということ。
この相反するような二つの要素が、
一枚の絵の中に違和感なく共存しているのです。
これをスゴイと言わずして、何をスゴイと言うのかと!
…ちょっと興奮しております(笑)
最初に観た時は、その迫力ある構図に、
ただただ “おぉっ!” と圧倒されました。
近づいて、よく観てみると、
とても細かく描き込まれた建物や木の描写に、 “おぉっ…” と唸らされました。
5分くらいは観賞して、次の展示室に行ったのですが、
その後、また戻ってきて、この作品を観ました。
さらに、3分くらい観賞して、常設展を観て来たのですが、
その後、またまた戻ってきて、この作品を観ました。
さらに…あ、もういいですね。
ともかく、全部で5回くらいは観たのですが、
その度に、この絵に新しい発見があったのです!
そこも、この作品が、スゴイ理由です。はい。
どうしても前期と比べてしまうと、
全体的な意味では、星2つ。

あ、そうそう。
前回もチャレンジした、「山水探検隊!」。
今回は、無事に全問正解してきました。
アートテラーとしても面目が保たれました。
そして、そのワークシートの表紙に、あのキャラを発見 (笑)!
4月10日付の “素晴らしきミュージアムショップの世界”
で、
ご紹介したあの人気キャラクターです!
むらさき色だから、 「むら田」 なのに!!
白かったら、 「むら田」 の “むら” たる由縁がないじゃないか(笑) !!
府中市美術館は、本当に面白い美術館です。



