先日、 “やなぎみわ マイ・グランドマザーズ” を観に行ったついでに (?) 、
その足で、もう一つ別の写真展にも行って参りました。
と言っても、同じ東京都写真美術館で開催されている写真展。1階上に上がっただけ。
そこで行われていたのは、
“夜明けまえ 知られざる日本写真開拓史 Ⅱ.中部・近畿・中国地方編” です。
美術展のタイトルに、 『Ⅱ』 とありますが、これは、
日本全国の美術館、博物館、資料館等の公開施設を持った機関が所蔵する幕末~明治中期の写真・資料を調査し、体系化する初めてのシリーズ
の第二弾なのだそうで。
僕は、あいにくと、そのシリーズ第一弾を見ていなかったのですが、
特にその不便は感じずに楽しめました。皆さんもご心配なく。
まぁ、映画 “ターミネーター2” も、
“ターミネーター” を観てなくても楽しめますしね。
・・・あ、それは関係ないですか。
夜明け前だけあって、
さすがに芸術を前面に押し出して撮られた写真はありませんでした。
展示されているものの多くは、
幕末や明治に撮られた誰かの肖像写真や、資料としての写真など。
なので、どちらかと言えば、
美術展と云うよりは、博物展に近い印象。
ただ、アーティスティックではないものの、
美を感じたり、感動を覚える作品はありました。
例えば、
綺麗な色合いの写真です。
この写真が撮られたのは、明治5年。
“へぇ~、昔からカラー写真ってあったんだぁ(・∀・)”
・・・では、ありません!
これは、撮った写真の上に、きちんと彩色を施しているのです。
その丁寧さに、思わず脱帽。
構図も美しいながら、彩色の美しさも兼ね備えてる、
まさに彩色兼備な一枚 (←これが言いたかっただけです) 。
これ以外にも、スライドで映し出されていた日下部金兵衛の 《KIOTO》 も、
そんな彩色兼備な作品でした。
また明治24年に撮られた 《3 Shimo Asamacho,Nagoya》 をはじめ、
その周辺の写真も要チェック!
これは、明治24年に起きた濃尾地震の被災状況を写真に収めたもの。
これが、我が国初の災害写真。
とっても貴重な写真です。
やなぎみわさんの写真とは、全く対照的で、
写真本来の意義を、改めて知ることが出来た写真展だったかなと思います。
思ってたよりは楽しめましたが、
やなぎみわさんの写真展がなかったら行かないだろうなぁというのが率直な感想。
一つ星。

ちなみに、2年後に 『Ⅲ』 が行われるそうです。
たいてい、映画だと、 『Ⅲ』 は大きくコケるんですよね。
“ターミネーター3” もやらない方がよかったしなぁ。
・・・あ、それは関係ないですか。
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