自由ヶ丘 | アートテラー・とに~の【ここにしかない美術室】

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来週、17日に行う 『【パティシエ】で、クレーがわかる!』 のイベントの目玉は、

クレーをイメージして作ったオリジナルケーキのお披露目&実食。


“まぁ、17日までに、何かしら思いつくでしょう♪”


と、楽観していたのですが、

ケーキ作り経験が一切ない僕に、ひらめきは当然訪れるわけもなく、

日は一日、また一日と過ぎてゆくのでありました。


で、気づけば、もう7日。

イベント当日まで、あと10日です!



「10日後までに、新しいケーキを作ってみな!」



と、告げられたミスター味っ子のようなものです。


“よし、やってやらい!”


そんなルネッサンスな情熱はあれど、

一体、何から手をつければよいものやら。

そこで、今回、ケーキを作ってくれる頼もしい味方である大学時代の友人とともに、

最新スイーツ事情を学ぶために、スイーツの街・自由が丘へと足を運んだのでありました。


自由が丘。

この駅に降り立つたびに、軽いカルチャーショックを受けます。

僕が住んでいる街から、

電車でたかだか十数分の場所にある街なのに、

どうしてこうも我が街と違うのでしょうか。

お洒落な街並に、お洒落なお店、お洒落な人々。

この街なら、美味しいスイーツがあるのも納得です。

それに比べて、我が街は、美味しい焼鳥か、美味しいホルモン。

お洒落とは、程遠い。。。



さて、自由が丘にある様々なケーキ屋を巡り、

最新トレンドや、美味しそうに見えるポイントなどを学習。

さらに、2008年に流行した、とあるスイーツがヒントになって、

オリジナルケーキの完成形がおぼろげに見えてきました。

(この辺りの詳細は、17日のイベントで!)



で、その後。

せっかく自由が丘に来たのだからということで、

超人気パティスリー “モンサンクレール”にも足を運んでみました。


お店に入ってみて、ここでも軽いカルチャーショックを受けました。

店内は、まるで宝石店のよう。

お店の人は、パティシエ以外、宝石店の店員のような格好。

しかも、ショーケースからケーキを取り出す時も、手袋をして慎重な手つきで取り扱う。


完全にお店の空気に飲まれました。はい。


もう何が何だかわからないので、


「一番売れてるヤツ下さい…」


という田舎者丸出しのオーダーを。



そして、ショーケースから出てきたのは、 《セゾンドガトー》 というケーキ。

名前は耳馴染みがありませんでしたが、見た目は立方体のショートケーキです。


“確かに、これが無難に一番売れそうだ”


こういう高級そうなお店に来て、

ショートケーキってのもどうかな、とは思いましたが、

一口食べてみることに。


「ふぅ~ん」


“まぁ、ケーキは大体こんなものでしょう”

という第一印象を受けた次の瞬間です!



「美味っ!」



思わず声を上げました。

スポンジケーキが、フワッと溶けたのです。

こんなスポンジケーキは、今まで食べたことがありません。

ただただ驚愕するのみでした。

そして、 “まるごとバナナ” のスポンジが、

一番美味しいなんて思っていた自分が恥ずかしくなりました。


正直なところ、今までケーキを甘く見ていました。


もっと真摯な気持ちで、オリジナルケーキ作りに取り組まねば!

そう、決意を新たにする僕と友人でした。



その足で、Bunkamura ザ・ミュージアムに行き、

“ピカソとクレーの生きた時代”展を鑑賞。

十数点あるクレー作品を鑑賞しながら、

オリジナルケーキを考えます。


すると、ある一点の作品の前で、友人の足が止まりました!


「この一枚が気に入ったから、これでスイーツを作れないかな?」


その作品に近寄ってみました。


「あ、確かに!スイーツっぽい!!

 このイメージを再現してみたら、イケるんじゃない?!」



…というわけで、あとは17日のお楽しみ。


一体、友人はどの一枚を選んだのか?

そして、オリジナルケーキの完成形とは??


そもそも、オリジナルケーキの完成は、間に合うのか(笑)???