204.回想日記~Italian~ | Spring Breeeeze~♪

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1990年代前半の英国留学日記です。

現在の英国は随分変わっております。

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このBathでの最後のタームは、イタリア人ガールのLindaなくしては語れません。

私よりいくつか年下ではありますが、グラマラスゴージャスで、美人!
髪はブロンド、ダークブロンドというのかな、そしてカーキ色の瞳。
有名人にたとえるなら、イタリア系のゴージャス有名人、マドンナ!
澄まして机に向かう様はクールビューティ。
だけどキャラクターはおしゃべりで明るくてとってもチャーミング飛び出すハート

日本にいても私は「かわいい」とか「きれい」という女性は好きです。(変な意味でではないですよ!)
そういう人を見ると、すぐに仲良くなりたいな、お友達になりたいなと思います。
これってやはり皆思うことですよねぇ?

そして
「リンダと仲良くなりたい!」と一目見て、思ったのでした。

クラスにはもう2人イタリアンがいて、一人はリンダより一つ年上で私よりは年下の、背の高い女の子マニュエラ、もう1人は幼稚園の先生を経て語学研修に来られた私よりずっと年上のロゼラ

今までも自分と同じクラスにイタリア人が一緒だったこともあるし学校内でおしゃべりするイタリア人もいたのだけれど、ここで一番イタリア人とちゃんと向き合って付き合えたような気がします。

帰国後に、短大時代の恩師であるアメリカ人教授に言われたことは、
「日本人はイタリア人と一番気が合うんだよ」と。
その言葉をきいて、「なるほど」と思ったものです。


ところで、日本人大学生さんたちからきこえてきたことは・・・

「私、イタリア人はちょっとダメかな~。
なんかさ、ラテン系のノリって言うの?あれについていけなーい。
あの人たちすっごいうるさいでしょ?
声もでかいし、いつもしゃべってて授業中もうるさいしさ」



おやおや、トム君とはえらい違いの「反イタリア人」感。(←分かる人には分かる^^)


「そうそう、昨日なんか夜、パブから帰るときにイタリア人学生の集団が前から歩いてきてさ、大声で歌うたいながら歩いてるんだよー。
よく見たら同じ学校のイタリアン達、なんか恥ずかしいしうるさいし、だいたい近所迷惑だろーって思ったよ」


うんうん、そうそう~、という他の日本人大学生の声が続いて聞こえてきたりして。

そんなことを言ってる日本人大学生さんたち、私から見るとちょっと滑稽。
ろくに英語で彼らと話もしない、出来ないのに、彼らの悪口。
彼らともっと話して、彼らのマインドを知った上でそれだけ言うのならまだいい。
でも彼らに授業中に英語で話しかけられた時、戸惑って言葉が出ない、もしくは英語で説明するのを途中で諦めてしまうこもいて、まるで赤ちゃんか幼児のような状態。

まぁね、私も来てすぐの頃はぜんぜん外人としゃべれなかったじゃんあせる
偉そうなことはあまり言えないかもー
しかし!
私は酷いことされたわけでもないのに悪口は言わないぞー真顔

イタリア人は往々にして皆フレンドリー。
いつも英語に戸惑う日本人学生さんたちに対しても、一生懸命聞こうと耳を傾け、目を向けてくれる、そういつも。
諦めそうになる子に対して“Try、try!”“Come on!”といって、引き出してくれる。

そんな彼らに、どうしてそんなに上から目線で彼らへの陰口をたたくのさ。
確かにイタリア人も、「日本人はシャイね。」という認識を持ってはいたが、
「だけどとても日本人は賢いわ。文法は私達なんかよりはるかによく理解しているしね」と言ってくれる。

イタリア人、なぜかいつも相手のよいところを見つけてそこを褒める。

もちろんいろんな人がいるとは思う。
だけど、少なくとも私はイタリア人から誰かに対する酷い悪口を聞いたことなくて。


人の噂話、陰口が多いのはむしろ日本人。
イタリア人だって、ちょっと気に入らない人くらい入るだろうが、嫌いな人の事をくどくど話して周りの人の同調を求めて、悪口同盟を作って顔を合わせばその人の悪口、などと言う事はない。


嫌い、気が合わないと思う相手に対して、気にしない、視界や自分の心に入れない努力をする。
そうすると自然と自分の口からその嫌な人の事を発する頻度も少なくなる、という道理ではないかと推測する。


私はその大学生さんたちに敢えて
「えぇー、そう?私、いろんな外人出会って来たけれど、イタリア人が一番好きよ。
ラテン系のノリは確かにあるけど皆が思っているほど頭が能天気なだけの人たち、というイメージは私はないなぁ。
明るい人たち。
だけど日本人に似た、とても控えめというか、謙遜心も他の外人とは違って大いに持ってたりするよー。

例えばね、
私がリンダのお洋服を褒めるとするじゃない。
『あなたの今日の青いシャツ、とっても素敵ねー』って感じで。
すると、
『まぁ、ありがとう。でもこれはすごい安物なのよ。それよりあなたのスカーフのほうがもっと素敵だわ~、日本で買ったの?イギリス?ほんとに素敵ねぇ』といった具合。
これがたまたまそう言う事があった、とかでなく、毎度同じ。
褒めたらそれ以上に褒め返してくれるのよね。
もちろんリンダだけでなく、イタリア人皆そんな感じ。
自分より相手、ってね。

授業中は確かによくしゃべるけれど、あの子達、授業中にイタリア語を話すことって、ある?
私は一度も聞いたことないわ、いつだって英語で話してる。


時にはめちゃくちゃな英語を話している事だってあるし、発音もイタリアンイングリッシュではあるけれど、いつも一生懸命英語を話そうとしてるわ。


それに、絶対宿題をしてこない日はない。
どんなに前の晩に遊んでいても、遅刻もしたことないしね。
あれだけパワフルにいつも遊んでいるのにびっくりよびっくり

例えばリンダもマニュエラも、これから仕事を探すに当たって絶対英語は必要だから、このサマータームでしっかり学んで帰りたいのよといってたわ。
ロゼラは幼稚園で長年勤めてきて頼りにもされていたからなかなか辞められなかったのだけど、やっと自分のしたいことをする時間を持てて、英語をしっかり学びたいと前から思っていた末の今だと言ってたわ。

皆すごくまじめだし、私はこのサマータームってちょっとお遊び気分で来ていたけれど、反省しちゃったわ。
この人たちは将来のこと、しっかり見据えて勉強しにきてるんだなって。

きっともっと彼らとがんばって話してみたら、印象変わると思うよー。
彼らは英語がままならない人に対しても、真剣に助け舟出しながら話そうとしてくれるじゃない。


ってか、結構彼らの英語もちゃんとしゃべれてないよ。
ただ、迫力と話す頻度がすごいから、すごくしゃべれる人に見えるだけだよ。
もっと知れば、認識変わる。
少なくとも私、イタリア人は魅力的だと思うものー。

 

他の国の子ってね、しゃべれない子に対してもっと無関心だよ。」


シュリよ、まぁほんとにどの口が言う、ですよね爆  笑あせる


在英長くて年上のシュリが言うので、大学生さんたち聞かざるをえなかったかもしれないけれど。
いえいえ、中には私より年上のお姉さん方もいましたが。

そこから、日本人の少なくともイタリア人に対しての陰口はきかなくなりました。
シュリの前で言ったらまたうるさいしーと、わたしの前だけ言わなくしていたのかもしれませんがーあせる
ま、それでもいいのです、大好きな人の悪口を聞くのは嫌なのでキョロキョロ

気のせいかもしれませんが、これまでよりも日本人短期留学生、皆積極的に話すようになっていった気がするのですー。


私のイタリアびいきはここでの出会いから始まりました。
日本もイギリスも、良いも悪いもひっくるめて大好き!
だけどイタリアもだーい好き!イタリア人も好きラブ


VIVA!イタリアーノ!

 

 

 

 

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