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1990年代前半の英国留学日記です。
書かれている内容はさも英国の常識、みたいな記述もありますが、あくまでも今から30年ほど前のことと捕らえてくださいませ。
現在の英国は随分変わっております。
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ジジやSWマリアンヌをはじめ、ホストファミリーやハウスメイトとの別れを惜しんだ翌朝、ケンブリッジに別れを告げ、ウェールズ旅行へと旅立った。
朝早くから見送ってくれたのは、ランドロードだった。
とても熱い眼差しで強くハグして送り出してくれたのは、しばらく昔の思い出の日本人女性代わりになっていた(?)私とさよならするからだろう。
気をつけて行きなさい、手紙を書きなさいね、と言われた。
私は、毎晩髪の毛に触れて、時に後ろからハグされる程度で、お年を召しても理性をしっかりきかせてくれたことに感謝です。
まずはアイザックとフローレンスと一緒に、おそらくインターシティでロンドンへ向かった。
私は、タームが終わった後はケンブリッジに戻ってこなくてはいけない用事は特になかったので、荷物を全てスーツケースにパッキングして大荷物でロンドンへ移動。
アイザックとフローレンスは荷物をどうしたのか覚えていないが、私だけが特大のスーツケースを持って行った。
ケンブリッジのステイ先の早朝
とにかくロンドンに到着して地下鉄を乗り継いで、アイザックの友人との待ち合わせ場所へと向かった。
待ち合わせの駅はすっかり忘れた。
とにかくその待ち合わせ場所で私は始めてアイザックの友人と出会い、紹介された。
アイザックの友達、ケイ。
ロンドンには既に1年くらいはいるように聞いていたし、英語も会話には困らないから大丈夫とのことだった。
いい子だとも言ってた。
アイザックがのびた君的まじめな感じだったし、その彼の友達だから安心していた。
アイザックは問題ありそうな人間との付き合いを、避けるタイプに見受けていたので。
だがしかし!
予想外、予定外だったのは・・・ケイが男の子だと言う事![]()
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私はアイザックのロンドンの友人は女の子だと思って疑わなかった。
「ケイ」という名前を聞いて、勝手に日本人的な感覚で、女の子だと思っていたのだ。
アイザックもそういえば友人の性別は特に言わず、「ケイはね~」という感じでケイの事を説明してくれていた。
私もあまり深く考えなかったので、ケイの事を色々聞かなかったのだ。
・・・男の子なんだ・・・
なんか・・・カップル同士の旅行みたいで・・・いいのか?
とか思いながらも、やっぱりあまり深く考えなかった。
変な子ではなさそうだし、何よりのび太アイザックのお友達だし。
ケイと出会ったその駅近くに、レンタカーを借りに行くことになっていたようだった。
皆揃ったところで、アイザックとケイが先頭に、なれた感じでレンタカーやさんに入っていって書類を書いて手続きを取り、さっさと車を選んでいた。
レンタカーに荷物を載せ、皆乗り込んで、まずはケイの家を目指した。
ケイがドライバー、アイザックが助手席に乗ってナヴィゲーション、女子二人は後ろの席へ。
ケイの住むフラット(日本で言うアパート?)に、私の特大スーツケースを置かせてもらうためだった。
ケイのフラットは1人で住むにはとても贅沢な広さだった。
その建物の、確か最上階だった。
しっかり覚えてはいないのだけど、確か家の中はとても中国的な雰囲気がした。
台湾人のケイのお部屋なのだから不思議はないのかもしれないけれど、日本風でもなくイギリス風でもないその空気感が、ちょっと珍しかった。
まるで大中のお店とか、骨董屋さんにはいったような錯覚・・・
とにかく、やっとこすっとこ私は重たくて大きな大きなスーツケースから解放され、身軽な旅行に必要最小限の荷物で動けるようになった。
前にも一度書いた事があるかもしれないが
日本で旅行するとなると、あれもこれも、たかだか2泊3日程度でもそこそこの荷物になるのだけれど、ukにいる頃の私は旅行となると、1週間弱でも2週間程度でも、ナップサックを背中に背負うだけで充分だった。
(いったい今はあんなに何を持っていくんだ、私
)
ケンブリッジのステイ先の早朝
これで準備完了。
いよいよ私達4人の、4泊5日のウェールズ旅行が始まった。
読んで下さってありがとうございます~![]()
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