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1990年代前半の英国留学日記です。
書かれている内容はさも英国の常識、みたいな記述もありますが、あくまでも今から30年ほど前のことと捕らえてくださいませ。
現在の英国は随分変わっております。
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ケンブリッジの学校最終日
珍しく私とジジは学校の帰り、一緒にホストファミリーの家へと帰った。
ケンブリッジに引っ越してきてまもなくは、こうしてジジと一緒に下校する日もあった。
電話事件以来、仲直りをした後もジジと一緒に登下校することはなかった。
私は用事がなければ登下校はウォークマンでラジオを聴きながら、一人でぶらぶら散歩しながら歩くのが好きだった。
この日は
ジジが一緒に帰ろうと誘ってきた。
たった3,4ヶ月のケンブリッジだったけれど、既に私達は思い出がいっぱい。
なんだかんだ、思い出話しながら歩いた。
ジジは
結局のところ私の事をすごく気に入ってくれたようで
とても褒めてくれたり
出会えたことを心から喜んでいる
とても大切な友達だと思う
等といってくれた。
ジジのお姉さんとは1,2度、道でジジとお姉さんが一緒に歩いているところをばったり出くわしたことがあるくらいだが、
ジジのお姉さんもなぜか、私の事をすごく気に入ってくれているそうで
「シュリは大事にしなければいけない友達よ」とジジに言ってたとの事。
ジジはきっと、お姉さんに私のことをとても良く言ってくれていたのだろう。
最初はシュリンやSWマリアンヌ、他の日本人ガールズと同じく
なんて厄介なアラビックガールなんだ!
と思ったけれど
仲直りしてからは
実はケンブリッジで出会った外人の中で一番
落ち着いて、腰を据えて付き合える友達でした。
良いも悪いも本音をいってくれる
それはすなわち私の事を思っての、本音で
私もだから、そういう付き合い方のできる
気を使わずに、おなかの中に「裏腹」を据えずに付き合える
ジジは本当に素敵なお友達でした。
「私の国ではね、真の友達ならば死ぬまで何があっても友達なの。
私とシュリ、遠く離れた場所で暮らしていても、私はずっとあなたの事を思っているわ。
あなたが本当に困った時、私は呼ばれたらすぐに飛んでいくわ。
たとえあなたが刑務所に入ることになっても、あなたは私の親友よ。(←入らないよっ!)
私はあなたを信じるし、いつでもあなたの味方だから。死ぬまで。」
今となっては真偽は問いません。
あの時、そこまで言ってくれたことに感激するじゃないですか。
素直に嬉しかったです![]()
「どうしても、友達の証としてシュリにプレゼントを贈りたいのよ。
私達の国では、本当の友達にはプレゼントを贈るの。
だからシュリ、私からのプレゼントを受け取ってほしいの。
でも問題は、まだそのプレゼントが手元にないの。
でも昨日とても素敵な、シュリに絶対似合う物を見つけたの。
ところがそのお店、今日はお休みなのよ。
シュリ、いつまでケンブリッジにいる?
いつ旅行に出発するの?
旅行に行った後、ケンブリッジに帰ってくる?」
「ジジ、ありがとう!
すごく嬉しいわ!
でもごめんね、旅行は明日早朝に出発するのよ。
でもそんな風に思ってくれて、プレゼントしたいとまで思ってくれる気持ちが一番嬉しいの。
だから、ジジの"I love you."の気持ちだけ、しっかりいただくわ!
今度はsorryじゃなくて、本物のi love you.ね
」
「まぁ、明日の早朝?
そんな急なの?
本当に寂しいわ。
じゃあ今日がシュリと最後なのね!
今日一緒にシュリと帰れてよかった。
色々話せてよかった。
デモね、シュリ、プレゼントだけは絶対させてほしいの。
これは私達の国ではとても重要な意味があるのよ。
いいこと考えた!
私はまだ姉の家にしばらく滞在してからアメリカに行くのだけど、その間にそのお店で昨日見つけたプレゼントを買うわ。
そして、シュリの日本のおうちにsurfaceで送るわ。
シュリが秋に日本に帰国して、プレゼントを見たらすぐに感想を知らせてちょうだい。
その頃には私、アメリカにいるからアメリカに電話か手紙をちょうだい。」
「OK!必ず連絡するから!
ジジ、ありがとう。」
*私のハウスメイト達
後列左:私 後列右:クェートジンのジジ
前列左:スウェーデン人のマリアンヌ 前列右:フランス人のマリエレン
日本に帰国後、本当に忘れた頃に届きました。
かわいい、かわいい、パジャマ!
かわいらしすぎるようなパジャマ、これ、ジジ的に私に似合うと思ってくれたのね~![]()
・・・やっぱりあの子、私の事かなりおこちゃまに思ってたんだ・・・![]()
とか、色々思うと、パジャマを見つめて、抱きしめて、にやついたりウルウルしたりしてました。
ジジ、プレゼントも思い出も全部全部、ありがとう。
今、心からあなたの幸せと無事を祈ります。
・・・・後日談ですが
そのパジャマ、ちょっとかわいらしすぎるのと、胸元にボタンがついていてね
時々当時うつぶせ寝をする私には、そのボタンが痛くて着れなくて![]()
ずっとクローゼットに眠ったままになっていたのですが、数年前に娘がそれを見つけて、
「お母さん、なにこれ?!かわいい~
なんで着ないの?私着ていい?」
といって、着ています~![]()
そして私からは何をいつプレゼントしたのか、全く思い出せません・・・・
読んで下さってありがとうございます~![]()
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