98.回想日記~フェアウェルパーティ~ | Spring Breeeeze~♪

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1990年代前半の英国留学日記です。

書かれている内容はさも英国の常識、みたいな記述もありますが、あくまでもその頃の英国での普通、と捕らえてくださいませ。

現在の英国は随分変わっておりますので~

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ちょっとジジとのエピソードを先走って勧めてしまいました。

記憶を、ケンブリッジに来てまだ1~2週間くらい経った頃に戻しましょう。

ええ、ホームシックにまで陥っちゃって孤独まっただ中な頃の話~。

 

 

この頃のある日、短期留学(2週間から1ヶ月くらいかな?)で来ていた生徒達の一つのコースが終わろうとしていたらしい。
3月半ば、この時期なぜか多くの短期留学生がいたようで、お昼休み、この短期留学の生徒たちがキャンティーン横のフロア(舞台のような感じにも見える、不思議なスペースです)に集まり、フェアウェルパーティと言う事で、ダンスパーティを開催していた。

前にも説明したが、Farewell partyとは、さよなら会。

短期留学の生徒達がこの日で終わりという金曜日だったと思う。
キャンティーンでは、生徒達はクラッカーを鳴らしたりパーティーグッズで身を包み、ドリンク片手に踊り狂っていた。

別に短期の生徒だけでなく誰が参加しても良いらしかったが、そうは言ってもやっぱり短期の生徒で大盛り上がり。

私はもちろんそこに知り合いもいないので、はたでボーっと眺めていた。
というか、そのスペースでめずらしく持ってきたランチを頂こうと思っていたのに、その場所があいていないと分かってどうしたものかと呆然としていたのだったと思う。

すると、そのパーティを楽しんでいる短期留学生の日本人の大学生らしき女の子が踊りながら興奮して話しかけてきました。

「ねぇ、あなた、この学校はいつからいるの?」

「1週間ぐらい前からよ」

「いつ帰るの?」

「???帰る時期は決めてないけれど、6月くらいまではこの学校にいるつもり」

「そうなの?!ラッキーねぇ!!
私、3週間前にここに来て、今日が最後の日なの。
もうここの学校はサイコー!!!
生徒たちもみんなすごくフレンドリーで楽しいし、先生も素敵な先生ばっかりだし、もうもう楽しくて楽しくて、帰りたくないのよぉぉぉぉ~~~!!!
あなた、今からそんなに長くここにいれるなんて、なんて幸せなんだろう!
出来るなら変わって欲しいよ!」


・・・できるなら私もかわってあげたい、かも?
いやいや、いくらホームシックでも、まだ帰るわけにはいかないー。

それにしても・・・
同じ学校にいて、これほどまでに学校の印象が違うとは。
ってか、同じ日本人女子なのになぁ~。


彼女が楽しすぎる理由はすぐに分かった。
彼女の周りには、ヨーロッパ人(何人かは不明)ボーイズが3,4人群がっていて、みんなその子としゃべりたがってる。
写真を一緒に撮ろうよとか、ジュースを持ってきたよー、とか、一緒に踊ろうよ、とか、次のチークは僕とだよ、君と別れるのが一番悲しいよー、とか・・・

そんなにきれいなかわいい子には見えなかったけれど(←ひがみかっ)、とにかく女子大生パワー炸裂!
モッテモテのご様子飛び出すハート
きっとキャラクターがとっつきやすくチャーミングなんだろうな。
そりゃ、楽しすぎて帰りたくないわなぁ~笑い泣き

私はこの時まさに孤独絶頂、ホームシック気味だったころのはず。
クールにこの情景を眺めていた真顔

冷めた私とノリノリの彼女・・・温度差がすごい・・・


「この学校、そんなに楽しい?
私はまだお友達がいないから、ここの楽しさがあまり分かんないわ。
何がそんなに楽しいの?」


「えー、もうほら、こんなおもしろい子、素敵な子がいっぱいいてー・・・とにかく男の子が多くって、こんなに男の子に囲まれて楽しい毎日なんて、日本ではないわー・・・」

「そうなんだー・・・」

「ねぇ、あなた来たばかりなら英語もあまり自信ないかもしれないけれど、全然大丈夫よ。
私なんて全然しゃべれないけれど、勝手に向こうから声かけてきてくれるから、あなたも全く心配いらないからね。」


「・・・一応、私、この学校は来たばかりでも、語学学校にはもう既に半年くらい行ってたの・・・」

「そうなんだ?!じゃあ私より英語、話せるのね?
じゃあもっともっと楽しめるわね!!羨ましいわ~。
私なんて英語がもっと話せたら、もっともっと楽しめたのにってすごく後悔してるもの。
いいわね~、楽しめるわね~。」


といってる最中も、いろんな国の男の子が彼女にちょっかいかけてきたり、ダンスに誘ってきたり。

「あなたもきっとこの学校、気に入るわ。
好きになるわよ。
本当に楽しいわ。
毎日パブにディスコに、とにかく毎晩パーティしているようなものだし。
日本人だからか、モテモテだし♪」


と話しながら、チークダンスに誘われた彼女はとっとと誘いに来た男の子とキャンティーンの真中へ、踊りに行った。

チークダンスも彼女は男の子達から取り合いされてましたね真顔

そりゃー、そんなにもてたら楽しすぎるでしょうよ。
日本ではこんな素敵な体験、きっとなかったでしょうよ。
毎日こんなだったのなら、そりゃそりゃ帰国したくもないでしょーねぇキョロキョロ




すっかり外人嫌い、辟易している私は、ランチをそこでとるのを諦めて、その場を離れて行ったのでした。




ま、人それぞれ
最初からこんなに楽しい人もいるのですー^^
私みたいにしんどい事探して背負い込んでるのかいっ?て感じの人ばかりではありませんー。

でも
負け惜しみじゃないけれど
2週間、モテ子で楽しすぎる思い出オンリーの留学経験より
1年、楽しいことばかりでは決してなく、しんどい・きつい・苦しい・悲しい経験、ukの汚い部分も垣間見て~という留学経験の方が
私はよかったと思ってますー!←絶対負け惜しみじゃないの真顔



さて、これからのケンブリッジでの私の生活は、どんなものになっていくのか乞うご期待。

 

 

 

 

 

読んで下さってありがとうございます~お願いキラキラニコニコラブラブ