おはようございます。
シュリです。
ご興味を持っていただいてありがとうございます~
そもそもすごく久し振りに八坂さんを訪れたのは、この忠盛さんの灯篭を見にいこうと思ったから。
思いがけず八坂神社が楽しくて楽しくてエキサイトしてしまった話は
↓からどうぞ。
忠盛灯篭
ま、何てことない灯篭なんですけどね
由緒書きもきれいなのがありました
なんとなく「白河」と聞けば、「後白河上皇」を思い出す方も多いのかもしれませんが。
平清盛公のお父様、平忠盛公の時代は微妙に白河上皇の方が時代的にピッタリフィット。
白河上皇は第72代天皇、後白河上皇は第77代です。
二人の関係は、おじいちゃんと孫、ですね。
といってもこのあたり、すごーく複雑な人間模様・・・
この灯篭は、白河法皇がある時期とっても愛していた女性、祇園女御さんのところへ行こうと夜、たぶん牛車でしょうかねぇ、にのって向かっているとき、前の方に鬼のようなものが見えたのだそうです。
夜だし雨も降って、見通しよくなさそうな時だしねぇ。
まぁあくまでも白河法皇的にはそう見えた、と言う事でしょうね。
おびえた法皇はお供についていた忠盛公に、「あの鬼のような得体の知れないものを討ち取れ(殺しちゃいなさい)!」、と命じました。
まぁね、私もゴッキー怖いから「殺して!」と家族にお願いするから気持ちは分かるけどさー
相手が鬼なら、逆にやられちゃうかもって思うと「逃げろ!」って感じになりそうだけどー・・・
そこは冷静な忠盛公
ちゃーんと鬼かどうかを確かめてからじゃないと、討ち取れないよーと思って、
まずは生け捕りにしたところ、やっぱり鬼なんかじゃなくて、
松明と油を持って灯篭に火をともそうとしていた、祇園の社僧さん。雨降りで蓑(みの)をかぶってたりしたものだから、なんだか得体の知れないものに見えたようですね。
そんなエピソードを聞いた人々は、忠盛さんの冷静さ、思慮深さに感心したのだそうです。
そんなエピソードに登場する、この「灯篭」。
そんなことくらいで残ってるの?と思うかもしれませんが、よーく考えたら(よーく考えなくても)「平安時代」から存在するんですよ!
この灯篭!
1000年弱かな、京都の祇園社(八坂神社)でずっと歴史の移り変わりを見てきたのかーと思うと、なんかすごくないですか?
触ったら「お前なんかが触るなー!」と怒られたらいけないのでやめましたけれど、それでも「長いことここで踏ん張ってきて、えらいね!」と、なでなでしてさしあげたい衝動に駆られました。
(やめろー!って声が聞こえそうですが
・・・だからしてませんよ!)
忠盛さんは勤労でまじめな方だったようですね。
コツコツ、コツコツ頑張って頑張って、着実に出世されて、六波羅を、平家を大きく大きくしてこられた。
仕事も堅実に、財産も堅実に膨らませてこられたのですね。
この方の堅実さの姿勢、遺産、いろんなことが忠盛公の長男として育った清盛公に物質的にも精神面にも影響しているのですね。
清盛公、正直なところお父様の残されたこの遺産で助かったというか、自身も平家も盛り上げるための大きな武器になったのは間違いないと思います。
ただし、忠盛公は清盛公の実のお父様ではないようですが。
それはまた別の機会に。
そして、祇園社と平清盛公と言えば、「祇園社乱闘事件」。
そのことに関しても、この灯篭の所で説明してました。
そこも長くなりそうなので、次回へ~

