「 今夜は楽しかった・・・僕を癒してくれるひとは あなただけだ。
本当は帰したくないけど・・・我慢する じゃあ おやすみ。」
「 ええ おやすみなさい。 楽しかったわ 」
分別のあるの大人のオンナが 我を忘れて恋に墜ちる・・・
そんな<完璧なシチュエーション>
<完璧なドラマ><完璧な配役>というものが 存在するとしたら
彼は意識せず それを演じる 稀有なる存在
<完璧な男>なんだろう
モータースポーツ好き 年中日焼けした肌 濃いまつげに縁取られた漆黒の瞳
どこか少年のような面影の薫る表情
引き締まった身体に長い手足
190cm近い長身 タイトなスーツ姿が人目を惹く 完璧な容姿
外資系企業では必要なスキル?
さりげなく完璧なエスコート
行く先々では オトコたちが オンナたちが
それぞれの理由で 羨望のまなざしを浴びせかける
10歳年下の明彦は いつも突然誘ってくる
仕事や人間関係でのストレスがMAXになったとき・だ
アーロの前職が 明彦の現在の夢の舞台 ということもあり
特殊な仕事に意欲を燃やす明彦は
食事をしながら
アーロにいろんな話を聴いてもらったり アドヴァイスしてもらうと
落ち着いて 「自分に戻れる」 らしい
帰宅後
アーロは メリッサのバスソルトを入れたバスタブにカラダを伸ばした
フレッシュな香りが混乱したココロを落ち着かせてくれる
今夜 明彦は
アーロの手を握り締め 自分の胸に押しあてながら
「帰したくないけど・・・・ 我慢する」 と言った
何かが 変わろうとしているの?
完璧なオトコと
我を忘れて恋に墜ちるのを ためらっていた
***********続く*************