5~6月は菩提樹の開花の頃となります。

仏教関係者の方、学生さんのために再度UPいたします。

 

過去記事に加筆してUPしております。

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写真の菩提樹は、福岡県太宰府市にある戒壇院にあります。

 

 

2025年加筆

数年前に着任された戒壇院のご住職は、植物学を学び、海外にも数年留学していた方です。

(せっかくですので、有料ですが、木造盧舎那仏坐像(国の重要文化財)を見学させていただいて、鑑真和上がシナノキ菩提樹持ってこられたお話しなどお聞きになったらいかがでしょうか)※必予約


 

 

 観世音寺 

 

 

 戒壇院 

 

 

 

 

5月~6月にお花が満開になります。

とても香りが良く、お花も可憐で見ごたえがあります。

 

この菩提樹を「お釈迦様が悟りを開かれた菩提樹」という説明を、仏教専門家でもされることが多いのですが、ちょっと違います。
 
 
ボダイジュは仏教と縁が深く、
釈尊が悟りを開いたのはボダイジュの樹の下です。

 

 
これは本当のことです。
(お釈迦様(釈尊)は実在の人物です)
 

 

  シナノキ科シナノキ属 ジナノキボダイジュ

 

 
しかし、福岡県大宰府市の戒壇院にある「菩提樹」は、鑑真和上が中国から請来したとされる シナノキ科シナノキ属、中国産の菩提樹です。
 
 

写真が、大宰府 戒壇院の菩提樹です。

 

 

 

 

  クワ科イチジク属 インドボダイジュ

 

 

 

お釈迦様が悟りを開かれた菩提樹はコチラです

 

 
こちらは、クワ科イチジク属
日本では、インドボダイジュと呼ばれています。
 

 

写真でみると、シナノキ科のものとはかなり葉っぱが違うのがわかります。

 
ハート型にしっぽが付いています。
 
こちらが本物の仏陀が悟りを開いたボダイジの種類です。
 
お釈迦様がその樹の下で悟りを開いた菩提樹です。
学名:Ficus religiosa
 
英語で宗教の意味の religion がついていますので、分かり易いです。
 
 

 

  なぜ勘違いが?

 

 
栄西(臨済宗開祖)や鑑真和上が種を持ち込み、各お寺に配ったため、シナノキ科シナノキ属のボダイジュが本物のような名前になりました(笑)
 
本家本元のクワ科イチジク属は、わざわざ インドボダイジュという名前になっています。
 
そうなんです。
日本で多くの人はシナノキのボダイジュを菩提樹と勘違いしています。
 
 

 

  どちらも貴重なエピソード

 

シナノキボダイジュも、インドボダイジュもそれぞれ、お釈迦様、鑑真和上と、偉大な方との深いエピソードがあります。
 
福岡観光にお越しになったら、大宰府市の観世音寺と戒壇院を一度ご覧ください。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

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