弟が供花の依頼や、様々な問合せに
奔走している中
通夜式の時間が刻々と近づいてきた。
うちの3兄弟+ダンナ+甥っ子(小6)
で、受付の業務を担うのだが
事前の打ち合わせで、
香典を持って来てくださった方に
どうやって辞退を述べるか
「それでも」と言われた時はどう対処するか
を話し合ったのだが
結局
受付業務以外の仕事が増えちまったワケで。
現場責任者、不安顔。
通夜の弔問客が何人になるかは予想が付かない。
最近は
香典返しを頂いたその場で
お返しする通夜、葬儀が増えている。
香典辞退なので
それは考えなくていいのだが
会葬御礼は来てくださった方全てにお渡ししなければいけない。
数をどうしようと言うことになったが
少し多めにみて
通夜150
葬儀150とした。
会葬礼状は、それら全てに入れるので
あわせて300通作ってもらわないといけないが
会葬御礼の品は
(通夜はお茶、葬儀はコーヒーセットに決定。)
余った分は葬儀社の引き取りとなるそうだし。
と、父の葬儀の担当さん
だいたい、今は通夜、葬儀両日列席する人は少ない。
父の葬儀は通夜水曜日、葬儀木曜日と
平日のなか日だからなおさら。
だから、葬儀のコーヒーセットを重ねて渡すこともないだろうし
ま、150人を越えることはまず無いんじゃない?と
タカをくくってたのね。
早目に到着された参列客にお出しするお菓子(おまんじゅう)も
余ってもしょうがないからと
適当に頼んでた。
通夜式は6時から。
5時近くになると
早々に弔問客が。
受付チームはだんだん忙しくなる。
長男に聞いたんだが
この葬儀場
記帳は手書きではなく、
パソコン画面に参列客がタッチパネルに触れて
インプットしていくようになっている。
最新式のシステムと思いきや
受付開始前
葬儀場の担当者が
受付機を立ち上げる時そばで見ていたら
不景気知らずと思われる葬儀業界も
設備投資にはなかなか手が回らないとみえる?
それにね、
ワタシたちより下の世代ならいざ知らず
お年を召した人がたくさん集まる葬儀の受付に
慣れないタッチパネルに戸惑う人も少なくなく
対応する係の人も大変なのではないかと。
後の集計はホント楽だったけどね。
次第に、弔問客が増えて来た。
受付前は黒山の人だかり。
弔問客へのあいさつの合間に
祭壇のあるホールとは別室の休憩室をのぞくと
ここも既に人でいっぱい。
・・・おまんじゅう、絶対足んないじゃん。
葬儀場のスタッフの人が気を利かせてくれて
お淋し見舞い
(ここらへんだけの風習かな?
参列者が香典とは別に
お菓子を持って来てお供えするの。)
を開けて、お出ししてくれた。
受付では、せっかく買って持ってきてくださった
お淋し見舞いは辞退せず受け取ったとのこと。
場内の混乱はまだまだ続いていたが
喪主や、ワタシ達は
お坊様が入場されるまでに着席していなければならない。
弟、弟奥さん、母、ワタシは何とか着席できたが
受付チームがなかなか来ない。
ホント、始まる間際
息せき切ってダンナが席に滑り込んだ。
受付がまだ途切れそうもないらしい。
息子3人に任せて取りあえず抜けてきたとのこと。
僧侶が入場、読経が始まったが
ホールの外のロビーには
入りきれないお客さんがまだまだ増える。
ワタシたちの席からは人だかりで全く見えなかったけど
その頃は葬儀場の係の人が
そこらじゅうからイスをかき集め
ロビーに並べるのに必死だったらしい。
受付の息子達から後で聞いたところによると
そろそろ、ひと段落かな?と思っていると
受付の向かいにあるエレベーターが開き
『これでもかっ!』ていうくらい
大勢のお客さんが降りてくるんだも~ん。とのこと。
結局
翌日の葬儀用の会葬御礼の一部も使い
ホールの収容人員を越えたお客様が来てくださったようで・・・。
受付トリオ
最後まで席に座れず。
弟が最後に
弔問客にお礼の言葉を述べる。
通夜式前に
時間を見てはスピーチの原稿を書こうとしてたけど
とてもまとまる状態でなし。
だから、ぶっつけ本番となっちゃったんだが
「父は、私達子どもにとっては
本当に普通で平凡な父でありましたが
亡くなり、
本日、通夜式にこれだけのたくさんの方が
ご参列くださることを目の当たりにしまして
いかに父の事を知らずに居たかということを
今やっと思い知らされました・・・。」
弟のあいさつの冒頭が
全てを表した通夜式となりました。
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