納棺までの間
そういえばもう一人、担当者が来た。
綺麗で、都会的なセンスのお姉さん・・・って感じの
ちょっと他ごとに気を取られていたので
彼女が何の目的で控え室に入って来たのかわからなかったんだけど
落ち着いた感じで
ワタシたち家族に父のコトについて聞き始めたのだ
いきなり聞かれましても。
自分たちが子どものころから
『仕事が趣味』みたいな父しか見ていなかったから
どういものが好きで
どんな性格で、と聞かれても答えはなかなか出てこない
母の助け舟もあって、少しずつ断片的に
・歴史が好きでいろんな本を読んでいた
・相撲も好きで、50年以上新聞記事のスクラップを欠かさず
集めていた。
・ガンコだけど甘えんぼ。
これくらいが出てきたかな。
これね、
会葬礼状に載せる
喪主から見た故人の思い出エピソードなわけで。
葬儀社のサービスだ。
しばらくして、下原稿が出来上がってびっくり
あの、少ないキーワードから
見事に美化された故人の思い出が。
あの、お姉さんはどうやらコピーライターだったようだ。
いやはや、プロの腕前。お見事。
納棺が済むと
あとはやることが無くなるかというとそうではない。
関係各位への連絡があるのだ。
親戚にはもう既に連絡が回っており
遠方の父の兄弟は既にこちらに向かっているという。
問題は
例の
父の仕事関係の連絡先。
一応まとめられてんだけどね
どうも、身体が弱ってきてから書いたようで
所々「あれ?」というところがあるし
葬儀社の人が作ってくれた
『葬儀のお知らせ』をファクスしようとすると
出来なかったり。
おそらく、電話専用の番号で
ファクスの番号は別にあるんだろう。
前もって、準備をする時間があるなら
葬儀に呼びたい人のファクス番号は必ずチェックしておくと便利。
『葬儀のお知らせ』は、だいたい業者の方で作ってくれるから
それをそのまま送ればいい。
口頭で連絡するより時間がかからないし
間違いもない。
もちろん
送る相手によって
電話でお伺いを立てて改めてファクスする必要があるかもしれないけど。
先回、『香典辞退、供花辞退』にすると
弟が決めたことを書いたが
そのことも『葬儀のお知らせ』に載せた。
これがね
後々、問題を引き起こすわけで。
弟と手分けしてあちこちに連絡したが
時間は既に5時を過ぎ
事業所、役所関連は既に電話対応終了の時間が来てしまっていて
数件の連絡は翌日に持ち越し。
葬儀のプランの話し合い
枕経
湯灌
納棺と
めまぐるしい上に
何をやっていいのかわからない状態で
先を見越した行動ってなかなか取れないもので。
でも、何とか本日の業務は終了。
遠路はるばる駆けつけてくれた父の兄弟も到着した。
夜になり
13番さんのことも気になるし
礼服や数珠の準備もあるので
あとのことはは弟と、あとで合流した弟奥さんに頼んで
ヘロヘロの母を実家に届け、
ダンナと一緒に一旦、山田家帰宅。
ばあちゃんがパジャマを着て2階に行くのを見届け
大急ぎで準備。
という母の言葉を受けて
夜中の幹線道をワタシひとりタクシーでとんぼ返り。
タクシー料金1万4千円なりΣ(・ω・ノ)ノ!
再び実家に着いたのは
12時半を回ったところ。
興奮しているのか
なかなか横にならない母を促して
布団に入る。
実家に泊って
母と枕を並べるなんて、何年ぶりだろう。
ん?しかし、何だか寝付けないぞ。
それもそのはず。
ワタシ、今日は病院に急いで駆けつけて
朝から何にも食べていない。
山田家の晩ご飯は二男がカレーを作ってくれていたが
急いでタクシーで飛び出してしまったもの
残念ながら食べずじまい。
それを思い出したら急にお腹が減ってきた。
母の買い置きのパンと、飲むヨーグルトをもらって
やっと何とか落ち着きますた。
このワタシが、食べるのも忘れるなんて・・・。
↑
翌日はいよいよ通夜
何が起きるか
応援
クリックよろしく






