
前回の記事で
徳積みは幸せの根拠となるのかでは
様々な「徳積み」の考え方がある中で共通するものとして
徳積みとは、「よい行いをすること」と定義しました。
今回は、徳の歴史と生まれた背景についてお話しようと思います。
「徳」の理解を進めたいと思うからです

「徳」という概念がどのように生まれ、
変遷してきたか——東洋と西洋、2つの潮流があります。
西洋の変遷
西洋の変遷は、哲学・宗教・権力がそれぞれの都合で
「徳」を定義してきた複雑な歴史でもあります。
唯一一貫しているのは
「理性を発揮して善く生きること」という軸。
「人間として生きる最適化」
「社会が回る最適化」など
徳とは機能としてのものです。
その考え方は、すでに西洋文明をとりいれた
私たちの日常にも入り込んでいます。
逆を言うと、そうでないものは
「人や社会に有害」であると
排除・隔離という考え方にもなります。
なので、そうあらないようにと。
西洋はここまでとして
今回は東洋の流れを中心に辿ることにします。
東洋(中国)における「徳」の起源

徳とは、天の意向を受け取るための「器」であり、
天の意向を実行するための「能力」そのものだったと言える。
これが春秋戦国時代になると、
儒教が進み、社会秩序を維持するための

「内面的な道徳規範」へと洗練されていく。
それは戦乱の中で、社会の混乱を収めるための
「個人の心の規律」となった。
現代のよいこととなったのは仏教の
「功徳(くどく)」としての変容
儒教の「徳」と仏教の「カルマ(業)」「布施」の概念が融合。
「善行を積むことで未来に良い結果を得る」という
「徳を積む」の原型が形作られました。
次回は、徳を積むという現実的な面:行動心理学・科学的根拠です
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