「**寺 秘仏の特別開帳」とか年に数回あります。
時には史上初とか、何十年に一度とか、大事なもののようです。
秘仏というのは厨子(仏像をしまう箱)に
しまわれて非公開の仏像のことです
秘仏というと法隆寺夢殿の「救世観音像」です
明治時代に入り、宝物調査ということで
政府が秘仏の開示を求めたした。
寺側は
開けたら「天変地異が起こる」、
「見た人間は死んでしまう」との噂があり
何百年も秘されたものでしたので、寺側は固く断りました
調査の外国人フェノロサ・岡倉天心が
強引に開けた時には
お堂の中には、抜き身の刀が幾重にもあり
厨子(仏像をしまう箱)の中には、
幾重にも白布で巻かれた仏像がありました。
理由は何世代もそのままだったので
いまにいたるまでわかりませんが、
何かを思われてのことだったのでしょう
実は秘仏は日本に多く見られます。
有名なところでは長野の善光寺 一光三尊 阿弥陀如来様、
東京浅草 浅草寺の観音様が有名です
なぜ、見て悟りを得るための仏像を隠すのか
理由もいつからかもわかっていません。
どうやら、平安時代に入ってからのようです。
もとの考えは
神道の扉のように大事なときにしか開けない
大事なものはしまっておくという考えも推測されているようです
そして、真言宗や、天台宗派生の宗派などに
多く見られることから
密教の影響と考えられています。
密教は平安時代に入ってから広がりです。
密教とは秘密仏教のことで、
「「秘密の儀礼・真言・印によって伝える教え」のことで
経典などで広く教えるのではなく
ひとりひとりを通して、
口や、仕草、エネルギーなどの伝授を通して伝えられています。
その密教での秘事のひとつとして、
秘仏は考えられているようです。
ヒーリングをしているものの推測としては
「目垢」がつくのを防いでいるのではないでしょうか?
「目垢」とは「手垢」がさわれば汚れがつくように
見ることで思念が残ることを「目垢」といいます。
仏像に残らないように
避けているのではと思われます。
また、開扉されている仏像は
相対して心などに感応してくれて
秘されている仏像は、願い事の具現化などに
対応してくれるということでもあります
残念なはなしもあります
ろうそくを扱う仏教に火事はつきものです。
有名なところでは
真言宗の総本山高野山金剛峯寺の
伝 阿閦如来(アシュクニョライ)像は
1926年に焼失しています。
ちなみに6代目です。
誰も見たことはないので、写真も残っておらず、
その像容も密教ゆえにわかりません。
伝わるところでは
阿閦如来像とも
大日如来像ともいわれ
いくつもの人や年代を介した
秘事として伝えられているので
どのようなも像容か確かめられなかったようです

現在の像は7代目1934年
高村光雲作が「復元」の願いをかけて作られました。
像容は阿閦如来像
像名は薬師如来とされ作られました。
それから80年後の2015年春に
高野山開創1200年を記念して一般公開されました。
現在は再び固く閉じられていまいます
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