遠藤真希さんのブログへ
訪問しました。
https://ameblo.mom/mym-685/entry-12895520631.html
「柿渋染めって!!」
写真をみて
衝撃を受けました。
どうして
こんな色がでるの?
柿渋染めの実物が見たくて
庭音さんへ
行ってみることにしました。
北海道の作家
初個展です。
開催場所の庭音さんは
普段は火曜・水曜はお休みですが
キクチジュンコ展開催中は
休まず営業しています。
営業時間:12時~18時
作品を見て・触れて
柿渋染めの色って
どうしてこんなに
濃くて深みのある色なの!?
色の深み・厚みをすごく感じました。
見た目が
皮製品に近い質感になっています。
柿渋染めは
「太陽」と「光」と「風」で
色合いが変わるそうで
「北海道の太陽・光・風だからこそ
出せる色・作れる作品」
とのこと。
しかも
キクチさんの作品は
3回染めているそうです。
3回も染めるから
こんなにも深く・濃く
染まるのでしょうね。
柿渋が
布地の奥深くまで入り込み
濃く、深く染まっています。
作品の色の濃淡からは
北海道の自然の影響を
受けているせいか
力強さを感じます。
色の濃い部分からは特に
北海道の冬の厳しさから
じっと春を待つ忍耐強さ
を連想させる
深い深い色に
染まっています。
作品を
じっと見つめていると
こわばっていた心に
雪解けをもたらす
火種のような「熱」を感じます。
キクチジュンコさんの
柿渋染めは
そんなふうに
人の心を融かしてくれる作品
だと思いました。
布地について
使用している布は
大きく2種類ありました。
一つは
アンティークリネンを染めたもの
もう一つは
藍染の古布を染め直したものです。
アンティークリネン
藍染の古布
どちらもそのままでは
布地としての寿命は
残り少なかったはず。
それを
キクチさんが
柿渋で染め直し
新たな作品として
命を吹きこむことで
布地に更なる寿命を
与えます。
元の布地の雰囲気に
柿渋染めの色のかけ算で
派手さはないけれど
強烈な存在感がある
なんとも言えない
味わいのある
作品になっています。
藍染を染め直した生地は
柿渋だけのものより
さらに濃淡がはっきりとして
深みのある色に仕上がっています。
それらを縫い合わせた
パチワークのようなデザインの作品は
親しみやすさがあり人気でした。
鍋敷きや鍋つかみとして使えます。
小さい作品でも存在感は大きい!
遠藤さんのブログにあった
「道具入れ」は
完売していて
見ることができませんでした。
(残念です
)
作家のキクチさんは
柿渋染めの「はぎれ」も
大事にしています。
毎日1枚のはぎれに
チクチク刺繍をしているそうです。
そのはぎれの刺繍も
作品として飾られていました。
柿渋染めのバッグ
ショルダー型と
トート型のバックがありました。
色も形も刺繍の有無も
一つひとつ違う1点ものです。
飾られているバッグは
ゴワゴワした手触りですが
庭音さんの愛用している
10年物の柿渋染めバッグは
くったりとやわらかなバッグに
なっていました。
色合いも
徐々に変化していくそうです。
「長く大事に使って
育てていくバッグですよ!」
と庭音さん。
「育てるバッグ」
という言葉に惹かれ
どれを育てようかと
ひとつずつ手に取って
鏡の前で吟味しました。
「選ぶ時間」は楽しいけれど、悩ましい。
自分の「好き」を追求する時間でした。
「好き」と「感動」が一致した
宝物を
手にすることができた日でした。





