寝かせる時、いつもならピヨピヨ伏せて喜ぶピッパが、ぼんやり立っていて、どこか違和感がありました。心配になり真夜中にカバーを開けてのぞくと、不安が的中してしまいました。
深夜2時。
ピッパは羽をふくらませ、辛そうに目を閉じていました。大急ぎで保温電球とパネルヒーターを設置しました。先月亡くなったビワの時と似てる・・・。ビワは夜に保温し、朝にはもう手遅れで、とても後悔しました。ピッパのことは、朝まで目を離さずにいよう、朝一番で病院に行こうと決めました。
なかなか水槽内の温度が上がらないので、部屋全体のホットカーペットもつけて急速暖房。ようやく32度まで上がりました。
下腹を触っても卵が下りてきている感じはしません。でも、前日分の産卵をしていないので、きっと上の方で卵が詰まっているのだと思いました。
手で卵を排出させる技があるようですが、知識のない私にはどうすることもできません。病院が開くまで、まだ7時間近くあります。それまで体力が持つのか、心配でたまりませんでした。
励ましの声をかけ続けて3時間。ピッパのお尻から赤い総排泄腔が出たり入ったり。先端に卵らしき白いものも。
お願いだから自力で産んで~と祈るも、なかなか出てきません。普段なら、お気に入りの産卵場所でスルッと安産なのですが、今日はヨタヨタとわずかに動いては、いきむことを繰り返しています。
明け方4時58分。出ました!
もともと長い卵ばかり産むピッパですが、今日はまた一段と長い。
ピッパ、長時間、よく頑張ったね。まだ痛そうにしてる・・・疲れたよね。
やはり普通の卵ではありませんでした。上部がとがって曲がっており、色の濃い部分の殻は柔らかめで、一部が破れ、白身が飛び出していました。
指で軽く触っただけでも、尖っていて皮膚に抵抗を感じます。こんなものが輸卵管の中を通って、ピッパは痛かったはず。出血はしていないようなので安心しました。内臓が傷ついていないといいのですが。
産卵後、しばらく動けずに目を閉じていましたが、水飲み場まで移動できました。
何時間も飲まず食わずだったからでしょう。がぶがぶ飲んでいました。
また目を閉じています。痛くて眠れない夜だったから、ようやく熟睡できるね。
昼まで、ゆっくりおやすみ。次にカバー開けたら、ピヨピヨ鳴きしてくれるかな。
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