"親知らず"を抜いてきた
抜いたのはこれで2本目
下の2本は歯茎の中に眠ってる
抜いた歯を、「おやしらずなので、せっかくですから、よかったら持って帰られますか?
」って、聞いて下さった
一瞬、すごく可笑しくて、吹いてしまった
大人になって、抜いた歯を持って帰るなんて〜
なんかね
抜けた乳歯を、屋根の上にほおり投げるおまじないみたいな
子供なのに大人の歯が生えてくるときみたいな
うまく言葉にできないけど
そんな感覚を思い出して、懐かしいのと、少し恥ずかしいのが入り交じった感覚だったんだけど
歯医者さんの方が、すごく真面目に聞いてくださったので、そんなに珍しくないことなのかと思って、
「はい」と返事をしたら、
「綺麗に磨いて来ますね
」って言ってくださって
こんなかわいいケースに入れてくれた
帰宅した旦那に「ほら」ってケースの蓋を開けて見せたら
なんの躊躇もせず掌を差し出してきた
(何じゃおまえ、正気か
)
何か恥ずかしくて

「汚いからやめとき
」って
自分の掌に乗せて見せたら
「きれいなあ
」って
そりゃ、半分以上歯茎の中に埋まってたからね
……………ふ〜ん そんな感覚なのかぁ
でも
そう、実は私もそう思ったよ
きれいと言うより、何か愛おしかった
大切な私の一部だから
そして、同じようにそう思ってくれたのが、嬉しかった
前に抜いた時は、違う歯医者さんだったから、何も聞かれず、処分されてしまったんだけど
なんか、良かったなぁ~
"おやしらず"って
なんでそう呼ぶのか調べてみたら…
昔、人の寿命が50歳くらいだったころ
この第三大臼歯と呼ばれるおやしらずは、20歳前後に生えてくるから
その頃には、もう親が亡くなっていたりするんですね
だから、親が知らないと言うことから、
"親知らず"と呼ばれるようになったみたいです
うちの猫
アントンの小さい小さい歯が抜けた時のも、大切に残してある
それとおんなじ


自分のことも、少しずつだけど、大切だと思える感情が芽生えてきた
自分の体 大切に使おう