季節の暦がまたひとつ大きな節目を迎えます。
「雨水」(うすい)
少しづつ春の気配が濃くなってきます。
雨水とは、降る雪が雨へ変わり、
氷が溶け出すころのこと。
やさしい早春の雨に潤され、
植物も着実に蘇り、芽吹いてくる季節です。
【雨水】
初候2/19~土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
次候2/24~霞始靆(かすみはじめてたなびく)
末候3/1~草木萌動(そうもくめばえいずる)
この時季を古来、農作業の準備をはじめる目安にしていました。
はじめよう!
雪も解けだし
早いところでは桜の開花の知らせも
そんな明るい雰囲気に
どこかワクワク、ドキドキ
春の到来に心踊らせながら、なにか
新しいことチャレンジしてみませんか?![]()
温故知新(おんこちしん)
『子曰く、古きを温めて新しきを知れば、もって師たるべし。(論語)』
[現代語訳]
孔子は言いました
古い知識を復習して、新しい知識や新しい発見ができれば、教える師になることができるのであろう。
「温故知新」(おんこちしん)は私の座右の銘でもありますが、
「温」の訓読みは
「あたためる」と「たずねる」
2つの読みがあり、(解釈も分かれます)
「温(あたた)める」は、
煮詰めたスープをもう一度温めて飲むように、
古いことを習熟して、さらに新しいことも究めて現代に応用できるものを知る。
「温(たず)ねて」は
過去の事柄や先賢の思想などを研究して、新たに悟るところがあれば、
それをもとに新しい現実の問題を認識し、将来に対処する。
いずれにしても、
故(ふる)きものの価値を再発見しようとする精神は変わりありません。
ちなみに、
論語で知られる(儒家を開いた聖人)
孔子は、
「五十にして以て易を学べば、
大いなる過ち無かるべし」
50(代)で易経を学べば人生を間違えない
という言葉を論語の中に残しています。
人生酸いも甘いもを経験したからこそ、易の深みがわかる。実感としてしみじみわかるのですね。
あと、
易経が書かれた木簡(短冊の板)を繰り返し熱心に読んで閉じていた
革ひもが何度も切れたというエピソード
韋編三絶 (いへんさんぜつ)
も司馬遷の史記に記されています。
「温(たず)ねてみてください」
私たちの考えや行動規範のルーツである
東洋思想、易経など
古の知識を探求することは
現代を生き抜く知恵をまなぶこと
人生に起きてくる出来事に向き合い
対処できる。
楽しむ力も身につきます。
私も
「易経」をお伝えしながら、
学ばされながら
いつも
ワクワクする自分がいます![]()
必死で探し求めなくても
変わることなく
そこに「在る」から、
いつでも温ねていけるのです。
今日の節詣り⛩️
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