ふと見上げた その先に
うっすらと 薄雲のなかに三日月の姿


光が降り注ぎ
重たかった胸の内が
すっと 軽く柔らかくなる


静寂の中
なんとも優しく包まれる感覚
この静けさが とろけるように心地よい


あぁ、そうか
あなたは いつも そこにいた
夜の静寂という気品と共に
蒼く幻想的な光を放ちながら
いつも 静かに真っ直ぐに
私のことを 見つめてくれてた


切なさと苦しさに耐えかねて
閉ざそうとしていた想いに
光を灯して 再び抱きしめる


目を閉じて 囁いてみる


ありがとう
あなたの愛に包まれて 私は幸せ
あなたに 私からの愛を放ちます


そして 目を開けて空を見上げると
その想いを受け取ったかのように
静かに 薄雲の中に姿を隠す


溢れ出す愛を 止めることができなくて
目を閉じて 
あなたへの愛の中に意識を沈めると
再び薄雲の中から姿を現し
一際煌めくがかやきで 真っ直ぐに応えてくれた


静かに だけど 硬い絆に結ばれて
私たちは 愛を紡いでいく


もう 決して 
この想いを手放すことはしない

三日月夜の誓い