J医大の脳外科、血液腫瘍内科に看護師として勤務していたのは、もう20年も前のことです。

縦に長い病棟は半分は消化器内科と混合でした。脳外科の頃は半分は整形外科。

元気に退院される方もいる中、脳腫瘍、白血病、乳がん、転移した方、肝臓癌、食道癌、胆嚢癌、様々な患者さんがいました。

手術をしたり、抗がん剤を何クールも繰り返す、長い療養生活。

私は、元気になって退院していった方をあまり覚えていません。

医大ではたった3年の勤務でしたが、白血病の警察官Hさんのこと、今でも忘れられません。

東北出身の訛りのあるとても優しい方で、足湯をすると本当に喜んでくれました。

抗がん剤をする度にすごく消耗しますが、夜勤明けのある朝ニヤニヤしながら、「聞いて!今日久しぶりに朝勃ちした!」って話していたときの笑顔が忘れられません。

20代前半でしたから、皆んなで「もう、Hさんやめて下さいよ~~」なんてバカ笑いしながら、忙しい朝のラウンドをしていたのを思い出します。

あの方も旅立たれました。

M銀行会長の奥様、最後まで頑張りましたよね。

「治療が出来てありがたい」「本当にみなさんにお世話になって」といつも言ってらした。

大事にしていた指輪を「受け取って」と言われたことがありましたが、若かった私はただ困ってしまい受け取ることはしませんでした。

あの方も旅立たれました。

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沢山の方が癌と、抗がん剤と闘って、亡くなっていくのを見ました。

最後は癌との闘いなのか、抗がん剤との闘いなのかよくわからなくなって、見ているのも辛い。

「私は患者さんがどんな人生を選ぶのかサポートしているわけでない」

「医師が新しい抗がん剤をすすめるのを手助けしているだけなの?」

経験が浅く若かったから、そんなふうに感じたんだと思います。

だけど、あの方たちが望んだ形での最期だったのか…それだけが最後まで疑問でした。

今、あの場にタイムマシーンで戻ったら、もう少し違う感じ方をしたかもしれません。

だけど、お薬や治療だけでは解決出来ないことに向き合う、子宮全摘、右卵巣摘出後は私の人生にもそんなことが降りかかり、向き合わざるをえない生き方になっているのは、きっと意味があるんだ、と思います。

その後しばらくしてからは、パーキンソン病などの神経疾患での患者さんを沢山お看取りさせて頂きました。


ありがたいですね。

西洋医学の看護師には今は戻らないで、今の自分に与えられた役割を担っていきたいと思います。

どんな生き方もその方が納得いく形を追求できますように、自分に最大限の信頼を寄せて生きていけますように。

私はほんの少しでもそのきっかけやヒントになれたらいいです。

4月19日 「全摘の人も温存の人もまずは女性性を掘り下げてみよう」
14:30~16:30

4月25日 「自然治癒体験からの気づき」
12:30~14:30

こちらで色々な体験をお話していけたら。

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場所の詳細もフォームに載せてます。





Amrita Planet(アムリタ・プラネット)
  講師・セラピスト 久保田 佳代

元看護師・元美容師として、一人の女性として、子宮摘出後に出会った自然療法の素晴らしさや体験を元に、施術と講座をさせて頂いております。
 
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