最近、ケミカルなカラー染めをやめてヘナにしたい方からのご質問がありましたので、ヘナが白髪に入るとどうなるか、写真でお見せしたいと思います。
全員5年くらいヘナを毎月されている方です。
Fさん、頭頂部から前髪にかけて白髪が多めに分布している。全体にも1~2割程度。
彼女の場合は、白髪が少なめなことと、生えている場所が前髪中心のため、色味が入るとオシャレでメッシュを入れたかんじになります。
そのため、ヘナのみで、月1回塗布。
明るいところで見るとこんな感じ。
次にMさん。
Mさんも頭頂部、後頭部に白髪あり、割合は全体の4~5割程度。
白髪が多めの方は、ヘナで一度染めてから、インディゴで染めるときれいなこげ茶になりますが、なんせ87歳なので(^^;;
「2度染めは面倒だからイヤ」とのことでヘナとインディゴミックス(1:1)での1度染め。根元は1:1ですが、毛先はその時の状態で割合を変えます。
洗い流した直後は特に根元の部分が色が薄めにしか入っていません。
24時間後、酸化が進めば根元の色味はもう少し深くなります。
光の具合で赤味が強く見えますが、実際はもう少し黄味寄りです。
Mさんの場合は年齢的に白髪のままでもいい気もするけど、「てっぺんばかり白いのは嫌だ」「ごま塩はイヤだ」とのことで、
87歳の今もヘナでツヤツヤ、ふさふさです。
最後に生え際からもみあげ、頭頂部までの白髪の割合が7~8割、後ろの白髪は4~5割のKさん。
彼女の場合は、ショートヘアで前髪を上げたスタイルがお好みのため、ヘナで1時間自然放置した後、ヘナインディゴ(0.5:9.5)で赤味の気になる根元を中心に2度染めします。
2度目は30分の放置です。
実は、1度目の写真を撮り忘れました(^^;;
というか、仕上がってから今回の企画を思いついたので、2度目の流した後の写真になります。
これは色の原則によるもので、ヘナのオレンジとインディゴの青は反対色のため、両方が混じると、黒に近い色になるためです。
赤と緑、黄色と紫も反対色なので、混ぜると灰色~黒っぽい色になります。
各反対色の色が濃ければ濃いほど、混ぜたときの色もより黒に近くなります。
Kさんのように先に白髪にしっかりヘナを入れた上にインディゴを入れるとより発色が濃くなっていきます。
Kさんちなみに今年80歳。
ヘナをしている女性はいつまでも髪がツヤツヤ、ふさふさです。
できればヘナも3時間くらい放置して流し、翌日インディゴを載せるのが理想ですが、施術の限られた時間で行いますので、ヘナは1時間の放置。
インディゴは20~30分で入り、酸化と共に発色が進むので30分放置としています。
本当はインディゴの後は自然乾燥の方が発色が進みますが、寒いときや、その後のご予定もあるため、しっかりドライします。
しっかりドライしても、翌日は少し色が深くなります。
ヘナインディゴやインディゴの場合、1.5時間以上おくとインディゴの入りが甘くなる、という実験結果もありますが、お客様によっては長くおいた方が入りがいい、という方もいらっしゃるので、まだまだ未開拓の部分があるかもしれません。
どちらにしても、女性はいつまでも美しくいたい~という願いを叶えてくれるのがヘナのいいところ。
美容師時代、2週間に1度白髪染めをしたり、パーマとカラーを毎月したりするお客様の頭頂部の髪の密度が少なくなっているのを見る頻度が多かったので、ヘナって本当にすごいなぁ、と思います。
写真の女性たちは、もう5年以上もヘナしているので、1回で気持ちよくキレイな仕上がりになりますが、ケミカルなヘアカラーやパーマ、スタイリング剤を使っている方は、良い仕上がりになるまで最低3回は様子を見て下さいね(*^o^*)
ちなみにもっともっと、ほぼ黒髪に仕上げることも可能なんですが、今日は黒髪希望のお客様ではないので、こげ茶仕上がりとなっております。
黒への仕上げ方はまた今度書きますね。





