朝からいい天気だった


休日だからゆっくりと

身体を休めればいいのに

昼寝もそこそこに

家を飛び出して車を走らせていた


どうしたことか

時間を追う毎に低い雲が広がってきた

期待した水平線に沈む夕日は眺められそうになく

1枚か2枚の写真を撮っただけで

再び車に乗り込んで帰路についた

疾る雲•••

まさか上空を疾走していたわけではない

帰宅して改めて写真を見てみると

空に浮かぶというより

躍動感たっぷりに写っていた


この雲の低さ•••

美しい夕日を眺めるのは諦めていた

ところが赤信号で停止した時に

西の方角へ視線を向けると

低い雲と稜線の間に輝く夕日•••

燃える雲•••

田圃の水は金箔を貼ったように煌めく

ぼくが路肩が広くなったところに車を止めて

この絶妙な間に浸ったのは言うまでもない

日没の時は瞬く間に過ぎてゆくから•••


暮れなずむ道

気まぐれなぼくは

もうひとつ気になる場所へ

もののついでだと廻ってみた

水鏡•••

これを美しく鮮やかに撮るには

晴天の正午前が順光といえるだろうが

敢えて黄昏の時に挑んでみた

動画にしたのは

蛙の合唱を取り入れて

季節感を増したかったから•••


2024年5月15日撮影