私は6月の梅雨の季節が

いちばん嫌いです。

その日は、特に楽しみにしていた

予定があっても、

どりゃ降りの天気だと、

テンションがダダ下がりしますし、

靴にも困ります。

サンダルを履くには寒い季節で、

どの靴だと中に雨が染みて来ないか?

着ていくはずだった服と合わせて

一瞬、悩みます。

それに、

この季節はジメジメしていて、

洗濯物も乾きにくいし、

この季節は・・

暑さ、寒さが交互にやってきて、

服を選ぶにも、一瞬考えるし、

体調を崩しやすい。

 ショボーン汗

そんな時に、ふと頭に浮かんだ言葉が、

今は亡き「りゅうちぇる」さんの

「雨の日は、

かっこいいレインコートを

着れると思うと、

テンションがあがる!」

という言葉でした。

キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ

それが、

私には目からウロコでした。

雨をネガティブと捉えずに、

いつもと違う

お洒落が出来る特別な日

と捉えると、

楽しくなりますよね!

イエローハートグリーンハートブルーハート

さらに、そこで思い出したのが、

ある絵本のストーリーです。

この絵本を知った当時は、

絵からして、

なんとなく海外の作家が

書いた絵本を日本語訳

したものかと思っていましたが・・・

 

日本人の絵本作家の
佐野洋子さんの作品

「おじさんのかさ」

 

 

この佐野洋子さんは、

あの有名な

「100万回生きたねこ」

著者だと後で知りました。

あらすじは、

この主人公の「おじさん」は、

黒い自分の傘を非常に大事にしていて、

いつも、相棒のように外出時には、

その傘を持ち歩くんですが・・・

大事過ぎて、

濡れたらいけないから、

決して傘を使おうとは

思わないんですよ(笑)

(要約)

おじさんが持っているのは、

黒くて細くてりっぱな傘。

出かける時は、

いつも傘を持って出かけます。

少しくらいの雨はぬれたまま、

もう少しふると、あまやどり。

おじさんはけっして

傘をさしません。

なぜって? 

それは傘がぬれるからです!

 

ある日、おじさんが公園で

やすんでいると、雨がぽつり。

小さな男の子がおじさんの

りっぱな傘を見て、

入れてほしいと言うけれど、

おじさんは聞こえぬふり。

男の子はお友だちのかさに

入れてもらって、

歌いながら帰っていきました。

 

「あめが ふったら 

ポンポロロン

 あめが ふったり 

ピッチャンチャン。」

 

その歌をきいているうちに、

おじさんは……。

 

やっと傘を差してみた。

という話なんです。

 

そして、絵本の本文にも、

リズムのように繰り返す言葉で、

「おじさん」のこだわりの強さが、

伺えました。

 

 

こう突っ込みたくなる気持ち、

分かりますよね!

でも、意外や、意外!

その「おじさん」の気持ちわかる!

という共感の言葉が

いくつもあるんですよ。

車が好きすぎて、ピカピカに磨いて、

いつも眺めて、汚れるのが嫌だから、

ほとんど乗りません。」とか。

しかも、自分が傘を差さないなら、

ともかく・・・・

雨の日に知らない人の傘に

入れてもらって、

自分の傘は開かないって、

かなり迷惑だし、

変な人ですよね。

でも、この「おじさん」の奥さんは、

この「おじさん」のこだわりが強い

という特性を理解していて・・・

爆  笑

何も注意しないし、意見もしない。

微笑ましくそれを、見守っていて、

それが、絆の強い夫婦なのかと

思いました。

 おねがい

そして、この絵本の

ストーリーのクライマックスへ

最後のこの奥さんの言葉・・・・

玄関の脇に濡れた傘が

立て掛けてあるのを見て、

「あら、かさを さしたんですか、

あめが ふっているのに。」

 笑い泣き

でも、この言葉って、こだわりが強い

ある意味、偏屈な「おじさん」の

理解者だなぁ~って

感じる愛情深い言葉だと

年月が経って気付きました。

 

さて、そんな傘を大事にし過ぎる

「おじさん」と、

傘なんて、どこかでどうせ置き忘れるか、

盗まれるに違いないと思って、

ほとんど安物の傘しか使ったことがない

私とは、

まったく感覚が違っていたんですが、

思えば、その安物の傘も、

盗まれる事も、壊れることもなく、

ずっと使えていたんです。

それならば、

最初から、特別に気に入った

少し良質の傘を持っておけば、

もっと雨の日が楽しく思えたんじゃ

ないかと

その年月を無駄にしたような気にも

なっていた頃です。

 

デパートで「日本製」の傘のフェアを

やっていました。

傘は安物で良い。

と思っていた私なので、買うつもりは

なかったんですが、

試しに手に取ってみた瞬間、

なにこれ?と思いました。

丁寧に作られた愛情みたいなものが

伝わって来たんです!

そして、丈夫でずっと雨の日の相棒に

なりそうな骨組みの一本一本も、

丁寧につくられている。

まさかの衝動買いをしてしまいました。

 

皆さんも、もし、傘を新調しようかと

考えていたならば、外国の

ブランドもの(ロゴ入り)
の傘も良いですが、

とにかく日本の工房で

作ったような

「日本製」の傘が

お薦めです。

これもある意味、

伝統工芸品だと思います。

父の日のプレゼントにも良いですね!

 

 

 

 

 

150年の歴史を持つ
皇室御用達の傘生地メーカー

 

 

 

今は安物で身を固め、

大量生産、大量消費の時代ですが、

一昔前は、沢山のモノは買えないけど、

洋服がオーダーメイドだったり、

日本製でも、仕立てが良く、

高いから、良いものを長く使う

という感じでしたよね。

だから、その頃の映画を見ると、

街を行く人の洋服が

ピンとしていて、

背筋が伸びていて、

人々が凛としていた

ように思えます。

今は、モノも人の心も、

何か大量消費されて、

テレンとして、

とても疲れているように

感じます。

 

円安で外国のモノが高いと

感じる今、とにかく何でも、
日本製に目を向けてみませんか?