肖像画は語る
こないだ大塚国際美術館に行ってきた。目的は西洋美術史家、木村泰司先生の講座を受けること。
講座はシスティーナホールという莫迦でかいホールで行われた。
システィーナ礼拝堂が実物大で復元されているという莫迦みたいなホール(ほめています)
美術館に入るといきなり、このホールが目の前にあるので、来場者はまずそこで大塚製薬グループの財力にびびる。
そして歩けど歩けど終わりのない展示。その数と、広さにまた驚く。
木村泰司先生のことを知ったのは2007年に出版されたこの本。
この本を読むことで美術史の楽しさ、美術に込められた意図や背景など多くのことを学んだ。
絵を見て「きれいだな」と楽しむことはなにより素晴らしいことだけれど、さらに一歩踏み込んで、知的に楽しみたい方にはおすすめしたい一冊。
そして昨年末に出版されたのが「美女たちの西洋美術史」
今回の講座はこの本のテーマである肖像画についてすすめられた。
木村先生は挨拶もそこそこに話し始めた。ものすごいスライドの数と話す情報の量。
2000年を超える美術史を90分で話すわけだから、息つく暇もない。
まったく無駄のない講座だった。
そこで学んだことを今日、全ては書けないから、これからぼちぼち書いていく。
講座のあとにはサインの時間もとってくれた。
もちろんぼくもしてもらった。
サインの時間は短かったけれど、ぼくがこの本と木村先生にいかに感銘を受けたか、それ以来、美術史に対する関心がまるでかわったこと、今日の講座がどんなに素晴らしかったかなどを伝えた。もちろん握手もね。
往復6時間かかったけど、価値のある1日だった。
みんなにも読んでほしい。
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