オランピア マネ
1863年 油彩 オルセー美術館収蔵
エドゥアール・マネが世に出したスキャンダラスな作品
ルネサンスの巨匠ティツィアーノの傑作『ウルビーノのヴィーナス』
タイトルの『オランピア』というのは当時の娼婦に多く用いられた源氏名。
当時は入選こそしたものの、露骨に娼婦を描いた卑猥な作品として
大きなスキャンダルと物議を醸した。
オランピアが頭につけてる蘭は催淫効果の象徴。
片方のミュールが脱げていることは処女喪失の象徴。
さらには黒猫は女性器を、そしてピンと立ったしっぽは性欲をあらわすという。
『ウルビーノのヴィーナス』だってすっぽんぽんだし、いっしょじゃないか。
とも思えるがこれはヴィーナス 女神だからいいのだ。
露骨に人間、かつ娼婦のような女を描くとはけしからんというのが当時の世論。
だけど、これで名を売ったのも事実じゃないかな。
「草上の昼食」 「オランピア」というセンセーショナル、スキャンダラスな絵で注目を浴びたのだろう。
批判とともに、人気も上がるという。
現代でいうところの朝青龍のような感じかな。
