ツダユキコさんが

卵巣嚢腫の手術を受け、

その経過を綴ってくれている

 

 

 

 

 

わたしも卵巣嚢腫になり

手術を受けた

 

 

 

 

 

ちょうど

新しい病院を建設している最中で

わたしが入院したのは引っ越し前の

古い病院だったので、新しい病棟に

入院中のユキコさんがちょっとだけ

羨ましい笑い泣き

 

 

 

 

手術を受ける、という事と

手術室の独特の空気感が

めっちゃ怖くって

中に入ったら半ベソかいた

 

 

 

 

(あとMRIもめっちゃ怖い)

(閉所恐怖症で死ぬかと思った)

 

 

 

 

 

でも麻酔が一瞬で効いて

(麻酔入れますねーって

言われてすぐあと気を失った)

 

 

 

 

次に目が覚めた時は

カラカラと集中治療室に

運ばれている最中で

傷口の痛みにうぅぅぅ、と

呻いていた

 

 

 

 

集中治療室で同室になった

おじいちゃんがずっと

 

 

 

「うーーーーーーーー!」

 

 

唸っていてうるさかったのと

傷が痛いのとで

ものすごい混沌を味わった笑い泣き

 

 

 

 

 

腕には点滴

尿道にカテーテル

背中にも薬が入っていて

術後、わたしの身体には

管がいっぱい通っていた

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

ユキコさんは右だったのか

(わたしは左の卵巣を摘出した)

 

 

 

 

 

 

古い病棟にあるシャワー室は

それはそれは年季があって

ちょっと泣きそうだった笑い泣き

 

 

 

 

 

わたしは開腹手術だったので

手術跡を直視するのが怖くって

シャワーを浴びたのは術後何日後

だっただろう…

 

 

 

 

多分、退院する直前だったと思う

 

 

 

 

 

ヒイイ、と思いながら

恐る恐る傷跡を見てシャワーを浴びた

トイレに行くのも怖かった笑い泣き

 

 

 

 

 

 

わたしが手術を受けたのは9年前

震災があった2011年の事

 

 

 

 

 

出産2年後の頃で自覚症状はなく

握り拳大の大きさまで腫れた

卵巣が捻転、腸に癒着

 

 

 

 

 

 

夜寝ていると

焼けるように熱を持った鈍痛が

お腹を締め付けるようにじわじわと

押し寄せて来た

 

 

 

 

 

今まで感じた事のないような

痛みで、これはおかしいと思いながらも

近所の目を気にして救急車を呼べなかった

 

 

 

 

 

その異変が起こるちょっと前

ベッドに仰向けに寝ていた時

 

 

 

 

 

お腹の辺りでボール状の塊が

皮膚の下からポッコリと

盛り上がったのが目に見え

 

 

 

 

グググ、グググ、

と回転する動きを感じた

 

 

 

 

 

何これ⁉️って驚きながら

その異変を直視するのが怖くて、

生理が来たら治るだろう…と、

気のせいにしようとした

 

 

 

 

 

手術をしたのは確か秋頃

 

 

 

 

他に感じた兆候だと思う異変は

貧血のような気持ちの悪さ

 

 

ゼエゼエと脂汗が出るような

お腹の痛み

 

 

 

お腹が緩くなって用を足している時

便座に座っていながら吐き気もする

っていう極限状態もよく味わった

(これは小さい頃からよくあった症状)

(吐き気が一番辛いゲロー

 

 

 

 

 

お盆辺り頃、

リビングで急に気持ち悪くなって

横になって門反りを打つ姿を見て

家族が心配していながらも

子宮の異常があるなんて

思いもしなくって、

 

 

 

 

時間が経てば痛みの波は引くから

大丈夫、そう思ってそのまま

普通に暮らしていった

 

 

 

 

 

初めての出産、子育て

自分以外の生命の責任を負うプレッシャー

同居のお義母さんの目

 

 

 

 

色んな事が抑圧となって

押さえ込んだものがお腹に溜まって

肥大した卵巣

 

 

 

 

後に子宮メソッドを知って

どうして卵巣嚢腫を患ったのか

押し込んだものを吸い込んで

護ってくれたんだという事が分かった

 

 

 

 

 

わたしの身体は一生懸命に

わたしを護ってくれていた

それを思うと感謝と涙が湧き出た

 

 

 

 

 

 

 

わたしは生命保険には加入しておらず

(今現在も)

一体幾ら掛かるんだろう…と支払いに

ヒヤヒヤしたのだけど、

 

 

 

 

 

高額療養費という制度が使えたので

(入院時に病院で教えて貰って手続きをした)

自己負担費は8万円程度で済んでビックリした

 

 

 

 

高額療養費とは?→こちらから

 

 

高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。

高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。

 

全国保健協会HPより抜粋

 

 

 

 

 

手術の費用は出産した時に

お祝いを頂いて、全部それで賄えた

 

 

 

 

 

 

国は優しい

 

 

 

 

 

その体験を

卵巣嚢腫を通してさせて貰った

 

 

 

 

 

 

それまでは奪うばかりで

厳しいのが国、だと思っていたから

弱っていた時に助けて貰えた事で

そっちばかりではないんだという

体感を得る事が出来た

 

 

 

 

 

 

 

幾らでも揚げ足は取れるし

おかしい事も実際にある

 

 

 

 

 

 

現状に不満や不足を感じるのなら

批判と不安を増幅させるのではなく

じゃあどうすれば心地良くなれるのか

そっちに着目をして行きたい

 

 

 

 

 

 

 

失う事で得られた事

減った筈なのに全然違った

むしろ満たされてしまった

 

 

 

 

不安と希望

どちらに偏るのではなく

両方の視点を持つ事

 

 

 

 

並星の感覚

それが新しい風の時代

 

 

 

 

 

今は不安が渦巻いて増幅し、

苦しい思いをしている人が

世に溢れている

 

 

 

 

痛みに鈍感になって

本当は違和感に気が付いているのに

見て見ぬふりをし、放っておくと

大きく膨らんで破裂してしまう

 

 

 

 

 

まずは気付く事

そして寄り添う事

感じ取る感覚を呼び起こす事

自分という責任を取る事

 

 

 

 

 

それが

わたしの中から取り出された

卵巣が教えてくれた事

 

 

 

 

 

 

摘出した事で吐き出す事が

出来るようになった

 

 

 

 

 

無くなった卵巣と残った卵巣

お腹の中に陰と陽が出来たのかも

 

 

 

 

 

産み出すと吐き出すが

セットになったのならば

多くを生み出すには

きっとそれは最強の身体

なのかもしれない爆  笑

 

 

 

 

 

でも頭の中の排泄は

やっぱりまだまだまだまだ

なので、意味不明なままでも

もっともっと出さなくちゃ

 

 

 

 

 

臓器が無くなっても

生きていけるんだから

人間って何だかんだで

強く逞しいんだって

やっぱり思う