編み物を始めた時
心はグシャグシャだった
編むという作業に没頭する事に
すがっていた感じ
でも好きな事ではあったので
単純に編む事は楽しかったし
腕前もメキメキと上達していった
でもわたしより凄い人は
ごまんといて、褒められても
いやいや!わたしなんて!
と受け取らないクセに
心の中では得意気だった
(捻くれてたね)
編み物は独学で覚え
分からない技法は全部
ネットで調べた
そのうち、編んでる過程を
ブログでUPするようになった
それがきっかけで
素敵だなと思っていた人が
向こうから声を掛けてくれる
という事が起こった
嬉しかった反面、
「わたしなんて」
そう思う気持ちが強すぎて、
その人と同じ目線に立つ事は
出来なかった
誘いを貰ったまま、
フェードアウトをしてしまったのだ
その人はどんどん活躍の場を拡げ
今現在も力強く輝き続けている
目指していたのはその場所
わたしは受け取れなかった
出来ない、
そう思う気持ちが強すぎて
やる前から諦めてしまっていた
本当は好きで仕方がないのに
「デザインして売れば良いのに」
そう旦那に言われた時
わたしなんかに
出来るはずがない!!
強い拒絶が出て
自らシャッターを降ろした
自分なんてという拗ねが
心をガチガチに固めていた
自分を出すのが怖くて
引きこもっていた10年間
昨年からようやく
外へ出てみようと決めた
そうする事で出会った
眩しくて素敵で大好きな人達
彼女達はどんどんと進んで行く
今のままの自分
受け取れないままの自分だと
また捻くれて拗ねてしまう
やっと出会えた人たち
自分の手で視線を曇らせて
純粋な『好き』の気持ちを
苦しさで歪ませてしまうのは
もう嫌だ
だから動こうって決めた
遠回りだったかもしれない
けど、この過程が無ければ
本当に受け取るということは
出来なかった
土台を作る為の遠回り
結果それは必要な工程だった
欲しい物が目の前に来た時
自信を持って受け取れる自分に
わたしはなる
