兎にも角にも自信がなかった
いつだって気になる人目
見られる事が怖かった
心が全く定まらなくて
それは外見にも現れていた
どこを見据えているのか
分からない顔
胡乱で気持ち悪くて
そんな自分が堪らなく嫌だった
そんなわたしだけど
進む事を決めて
少しずつ少しずつ
進めてきた事が花開く
瞬間が訪れた
ああ、これで波に乗れる!
そう思った途端、
宿題として残していた
大きな闇が突如再来し
本当にそっちに進むのか
そう問われた
数年前、
ある人の炎上をウォッチしていた
その人が大嫌いで
騒動が大きくなり
困窮する様を見て
ざまあみろ、と思った
時期が過ぎるとそれは沈静し
ドロドロとした感情が
わたしの中に残った
投げつけた泥はその人に
届いたかもしれない
でも一緒にわたしの世界も
泥だらけになった
大嫌いだと感じていた部分
全部わたしが持ってるものだった
わたしは自分自身に泥を
投げ付けていたのだ
そう気付けたのは
そう認められたのは
また同じ闇を
目の当たりにしたからだった
自分の中の汚い気持ち
ドロドロでぐちゃぐちゃ
外で起きた事件
だけど、わたしの中に同じ
感情が渦巻いているから
反応してしまうんだ
あの時は拒絶して
振り払った
ドロドロとした
病んだ気持ち
抱えてみよう
寄り添おう
わたしはもう
そう決めている
煩く響く声
渦巻く視線
そこを見ようと決めたら
本当に求めるものが
何なのか
それが掴めた
いくら闇を突き出されても
光が見たいと思えたのならば
そこに進んで行けば良い
闇を突き放さず
それすらも内包し
一緒に進んで行けば良い
不安に寄り添えるのは
自分だけ
そこは人には頼れない
そこを越えてこそ
自分との信頼が生まれる
そう思う
