2014.3.27 瞑想


~ 以前から何度か出てきてくれた

  エジプト 神官の娘に会いに行く ~


ピラミット

こんなもの見たくないわ!


茶色い革の草履

一枚布の洋服

大きく黒い瞳

細身の体


13歳


もうすぐひとつになれる


(ゴメンネ ひとりにさせて。。)


しょうがない

そう言うものだから


(何が一番言いたいの?)


この世の不条理よ!


この世について怒りでいっぱい

どうしようもない怒り


(一番欲しいものは?)


安心で安楽な地球が欲しい


(あなたの生い立ちを教えて)


私はエジプト神官の娘として生まれた


~ 入り口がアーチ型 石造りの2階建ての家 ~


ベットから起きると

私はいつも父の後を着いて行く


神官である父は毎朝ピラミッドに入り

捧げものをする役目をしていた


その中にいつも一緒に入って行った


時には作物

時には動物の生簀


それらを2人でピラミッドの中に届けた


~ 目の前に大きな棺がある ~


祭壇に捧げものを置き

祈りを捧げた


王の復活の為の祈り


それは毎朝行われ

私の役割でもあった


神官とその血族で行われている

この儀式


これは遠い昔から

引き継がれてきたもの


私の一存で変えることなど

出来なかった


こらは私が物心ついた時から

行ってきた


嫌で嫌で仕方なかった


意味がない事だと

幼心に思っていた


父はこの仕事に大変な

誇りを持っていた


王の側近として

仕えていたから


この仕事は名誉な事だった


私は王の復活なんて希望しない


奴隷社会を築き上げ

一握りさえ富を民に与えぬ

王の復活なんて

誰が望むもんか!


王などこの世に必要ない

皆同じで良いんだ


王などいるからこの世は

どんどん不幸になって行くんだ


私が生まれた星では

そんな事当たり前だ


全く無意味な事を繰り返す毎日


父の事は尊敬していた


大変心が清らかで

王の復活を希望していた


父は権力を望まなかった


父はただ

自分を側近として取り立ててくれた王に

恩義を感じていた


そんな父を悲しませたくなかった


しかし私はこの仕事がどうしても嫌で

逃げ出した


15歳


神官の娘は何も出来ないと思われていた


でも私はやった



                              つづく