こんにちは。伊賀 明美です。

長く生きていると、「ああ、あれが転機だったな。」と思うことってありますよね。

みなさんにとって、特に印象深い出来事はなんですか?


私にとって、転機の一つが魔法の質問に出会い、「さっぽろしつもん先生プロジェクト」の発問力研修にかかわらせていただいたことです。

適切で良いしつもんは、相手に気づきを与え、それに答えることで自然と行動したくなる、そんな効果があります。

このしつもんを学校現場で子どもたちのために生かしたり、先生自身に活用してもらいたいと、実際の活用例や、学びを行っています。


昨日は、第14回札幌発問力研修が開催されました。


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午前中は、小学校の校長であり、ESDアドバイザーの設楽正敏先生による「教師として知っておきたいSDGs〜明日からの実践のために〜」


SDGsって最近よく言われるので、聞いたことはあるかと思います。

SDGsとは、Sustainabule Development Goals(持続可能な開発目標)のこと。

この訳だとピンとこないですよね。

これを設楽先生がわかりやすく説明してくれました。


開発とは、十分に食べられなかったり、学校に行けなかったり、病気でも病院に行けなかったり、住んでいるところがとても危険だったり、暴力を振るわれたり、自由に意見が言えなかったりすることをなくして、人々が安心して、自分の能力を十分に発揮しながら満足して暮らせるようになること。

そして、持続可能とは、今、自分のまわりのことだけではなく、未来も地球があり、人々が今みたいに暮らせるということ。


要は、人々が安心して、自分の能力を十分に発揮しながら満足して暮らせる地球。

そんな理想的な地球が未来に続いていくために、今達成していきたい目標を掲げているものなんです。


2016年から2030年の15年間で達成するべき目標で、国連総会で決定されました。

その目標は17あります。





この図は見たことがありますよね?

その17の目標を掲げているものです。

1 貧困をなくそう




2 飢餓をゼロに

4 質の高い教育をみんなに

13 気候変動に具体的な対策を




実際に今、直面している様々な問題です。


本当のことを言うと、私もSDGsのことは聞いたことがありました。

でも、「持続可能な開発目標」と言われても全然イメージできなくて。

イメージできないので、頭から滑っていくというか、自分の中に残らなかったんです。


今回は、いろんな写真を見せてもらいながら、実際にお話を聞くことで、少し理解が深まりました。


より実践的に考えるために、設楽先生が高校生向けに行ったSDGsのワークショップを体験させてもらいました。


私のグループでは、ウガンダのロビーナさん(7才)のストーリーを読みました。

彼女は、水汲みをするのが仕事。
1日6時間かけて水を汲みにいきます。

町の治安が良くないため水がある場所にたどり着くために、暴力や人身売買などの危険にさらされます。

最悪の場合、命を落とすこともある。


何時間もかけて水を汲む少女がいることは知っていましたが、ここまで危険があるなんて考えたことはなかったので、衝撃でした。


関連するSDGsをグループで考えました。

6 安全な水とトイレを世界中に

ここに関連しているのが、
1 貧困をなくそう
9 産業と技術革新の基盤を作ろう(基本的なインフラの構築)

そして、
11 住み続けられるまちづくりを

一番は、水道ができること。
ただ、それは難しいのなら、まずは、水路を作ったり、井戸を掘って遠くまで汲みにいかなくてもいい状況を作ることもできるのではないか。

汲んだ水は清潔ではないだろうから、浄水器を設置してきれいな水が使えるようにすることも大事かもしれない。


この水汲みの仕事は、女性や少女の仕事と考えられているそうです。

5 ジェンダー平等を実現しよう
10 人や国の不平等をなくそう

というところも関わってきます。

給水車が水を運んでくれたり、仕事として水を運ぶ人がいてもいい。
女性と少女だけがその仕事をするという形でなくなったらいいなあと感じました。


この水汲みの仕事は危険を伴うということは、
16 平和と公正をすべての人に
というところも課題があリます。

人身売買の問題はここ。

もちろん警察機能がきちんとしていて、国民を守れるのが一番。

でも、それが難しいなら、今行われている地域社会での対策のほか、NGOのパトロール隊などが出ることも大事かもしれません。


また、6時間も水を汲みにいくということは、他のことをする暇はないのではないか。

もちろん、教育を受ける機会もあまりないかもしれない。

すると
4 質の高い教育を受ける
というところにも課題があります。

学校に行けることが一番だけれども、例えば出前授業なども考えても良いのではないか。


ロビーナさんには様々な問題がありますが、一番最初に取り組むのは、水の確保。

汲みにいかなくてよければ、危険にさらされる機会も減ります。

時間があれば、学ぶこともできます。

アフガニスタンで現地住民の生活改善に取り組み、残念ながら先日銃撃されて亡くなられた中村哲医師も、医師でありながら、現地で井戸の建設に関わっていらっしゃいました。

ということは、何よりもまず先に取り組むのが、水の確保なのではないか。

水は生きていくのに欠かせない。
そして、作り出すことはできないから。

グループだからこそ、話が広がり、いろいろ考えさせられる時間になりました。


最後には、他のグループの発表も聞きました。


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SDGsは、自分の子孫が幸せに暮らせる未来の地球を作るために、私たち1人1人が意識していくこと。

まずは知ることが大事。

そして、自分ができることからやっていこう。


生産者の途上国の方に適正な賃金を払って作られたフェアトレード商品を購入する。

宴会やバイキングでの食べ残しをなくして、フードロスを少なくする。

今できることもたくさんあるのです。

たくさんの気づきと学びをいただける時間になりました。


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設楽先生は、さっぽろしつもん先生プロジェクトを会長として、ずっと関わってくださいました。

私が初めて設楽先生(ここからは、いつも「たらさん」と呼ばせていただいているので、「たらさん」と呼びますね。)に出会ったのは、facebookです。

2013年7月に東京で開催された第一回目の全国発問力研修に行った私。

そのfacebookグループで見つけてくれた私にメッセージをいただきました。


私、7月より前は、facebookのお友達が1人だったんです。

その研修の懇親会で投稿の仕方を教えてもらって初投稿したばかり。

そんな私に声をかけていただいて、北海道で初めての仲間ができました。


初対面は2014年1月アタマの帯広での合宿。


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今と変わらないエネルギーと切符の良さを感じました。

そして、娘さんと私の出身校が同じだったり、家が近かったり。

共通点が多く、すぐに意気投合しました。


帰りの特急を待つ間に、2人でガンガン日本酒を呑んだのもなつかしい思い出です。


実は、私を伝筆につなげてくれたのもたらさん。

たらさんが「北海道にも良い(しつもんの)講師がいるから会わせたい。」と言って、当時北海道で1人だけ、現在はない伝筆コーチという肩書を持っていた谷本あゆみさんのところに連れて行ってくれました。

それがなければ、今、私はここにいないのです。


それ以降、一緒にさっぽろしつもんプロジェクトに関わり、その場所を作り出してくれる船渡川生子先生のサポートをしてきました。

みなさんとは違い、当時からただの専門学校の臨時講師の私。

ですが、分け隔てなく、出し惜しみせず付き合ってもらってきました。

あれから、マル6年。
早いですね。


年に2〜3回ですが、ずっと関わらせていただいていることに感謝。

そして、しつもんはずっと私とともにあります。


専門学校の授業ではもちろんのこと、子育てや自分にも使ってきました。

もちろん、私の伝筆やその他の講座の中にも、必ずそのエキスが入っています。


午後は、しつもん道場。

しつもんの基礎をおさらいして、たくさんのしつもんを作っていきます。


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やはりみんなで作ると、気づきがいっぱいです。

みんなが良いと思ったしつもんが必ずしも、当事者に一番響くしつもんではなかったり。

こんな視点もあるのか、と思えたり。


私も悩みを話して、みなさんにしつもんを作ってもらいました。

ちょっとした解決策をいただき、その問題を見る視点が変わって、進む感じがしました。


やっぱり、しつもんは面白い!最高!!

最近、講座という形ではやっていないのですが、改めてしつもんの魅力を再確認しました。


夜はもちろん懇親会。


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仲間との久しぶりの時間は最高です。

原点を振り返った1日。

気がつけば時間はあっという間に経っていきますね。

だからこそ、今を大事にしていきたいなあ。

そんなふうに感じました。





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