「経験者」と聞けば、そのことに関してはある程度の知識
があると誰もが思うでしょう。
嘘のような「経験者」の話をしましょう。
スーパーの鮮魚コーナーが人の募集をしていた時のこと。
短時間のアルバイトでもOK!ってことで。
なかなか応募がなくて、人が見つかりませんでした。
そしたら、幸いにも「経験者」だと言う50歳くらいの男性が
お店にやってきました。
店長が対応、話を聞いてみれば、寿司屋さんでの魚を扱っ
てた経験があるとかで、少しやればスーパーの仕事にも
慣れるだろうと店長も鮮魚の主任さんも思ったようでした。
翌日8時に仕事にやってきた。
制服に着替えて、作業場に入って行った。
お昼を過ぎて、そのおじさんは帰って行った。
そこで、作業場を覗いて鮮魚の主任さんに話しかけてみた。
「主任さん、採用出来て、よかったですね。
どうですか、おじさんは?
どの程度の経験があるんですかね?」
と言うのが終わらないうちに
「ちょっと、ひどいよ。あれでは、話にならん!」
との返事でした。
よくよく聞いてみれば、最初は魚のパックや値段付け操作
を教えていたらしいんです。
しばらくして
「魚の三枚おろしをやってください」
と、どの程度の技量があるのか見ていたそうですが・・・・
驚きの行動に主任さんは声が出なかったと言います。
そのおじさんは、さばをまな板の上に置いたのですが、横
ではなくて、魚が泳いでいる状態のように縦に置いて、
じ~っと包丁を持ったまま、固まっていたそうです。
これでは普通の人以下、切る以前の問題ですね。
この話を聞いて、嘘だ!って思いましたね。
いくらなんでも、採用する側に問題ありです。
「経験者」と言えば良いってもんじゃないですよ。
嘘はすぐにバレますからね。
ここまでくれば「まぬけな落語」の世界ですよ。
でも、本当にあった話ですから。信じられないでしょ!