【ミステリーと言う勿れ】常々思うのですが、考えることは大切です。蟻になぜ義がつくのか? | マンガ心理学って何だろう

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サブカルチャーを中心に心理学と結びつけた話を書きます。
「マンガ心理学」の確立に向けて頑張りたい。

お疲れ様です。
 

緊急事態宣言が東京も解除されましたね・・・

東京や北海道・・・第2波が来ないことを願います。

 

アベノマスク来ました。

家族人数分はないのですね。

1世帯2枚・・・ん~

このお金、別にまわしてくれてよかったのにと感じてしまいます・・・


罹患された方々の早期回復、医療従事者・対応をされている方々が十分なサポートを受けられることを祈っています。

この状況、皆で乗り越えていきましょう!
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ジャンプの「呪術廻戦」がアニメ化決定のお知らせが出てから、Twitterも盛んになり、嬉しい限りです。

五条が中村悠一さん、宿儺が諏訪部順一さん・・・大満足です。

10月が楽しみ!

(その前に、4月アニメ中断したものは、やってください。頼むから)

 

鬼滅の刃もそうですが、最近のジャンプは戦いの描写がなかなか刺激的になってきているような。

あと、難読文字がたくさん使われている。

一般的な熟語ではないけれど、名前などに当てた漢字で、小学生の皆さんが、鬼滅の刃で文字を覚えるも、少々違って覚えているとの話も聞きますね(笑)

辞書をひこうね。

 

さて、本題に。

今日は、「このマンガがすごい!」に2年連続でランクインしている

「ミステリーと言う勿れ」を取り上げたいと思います。

 

田村由美先生が月刊フラワーズに連載されている、ミステリーマンガで、現在、6巻までコミックが発売されています。

 

好みです。もうばっちり、私的には好みです。

田村由美先生のマンガは、昨シーズンに「7SEEDS」がアニメ化されましたが、こちらはSFジャンルになりますかね。

 

田村由美先生のマンガは、どれも世界観を始め、人間関係とその描写、キャラクターの思考描写が非常に秀逸で惹きこまれます。

今回の「ミステリーと言う勿れ」は、哲学や心理学的要素が満載!

マルクス・アウレーリウスの「自省録」がときおり引用されており、読みながら思索にふけります。

(恐らく、岩波文庫の自省録だから、「アウレーリウス」となっているのだと思います)

 

本作の主人公、久能整(くのう ととのう)くんは大学2年生。

カリフラワーのような天パが印象的ですが、友達なし、恋人いたことなしの、どちらかというと人間関係を閉じているタイプ。

しかし、彼のすごいところは、自分で考える力を持っていること

社会には目を向けています。

 

幼いときに虐待にあったと見られる描写があり、1人でいることが多かった様子。そんなときに、ある人と出会ったことで、たくさんのことを「考える」人になりました。

 

「当たり前にそこにあるもの ある言葉 なぜそうなのか

誰が決めたのか いっぱい考えてみるといいよ

そしてそれを 誰かに話そう」

(ミステリーと言う勿れ5巻episode8-4「カエルの炎描」より)

 

子どもの教育として、この上ない会話だと思います。

物語の中でこんなやりとりがあります。

 

アリを見て、アリと漢字で書けるか。

虫編の隣の義は、なぜ蟻という字の中につくのか。

調べて、自分なりの考えをもつことを促していく。

 

幼い整は、義の意味を調べて、蟻の行動を考えて、ひとつの自分なりの意見を持ちました。

 

「『ギ』とういう音からという説もあるけど、アリの行動が団体で義理とか忠義とかを連想するからかなと思います(誰が決めたなんだろう)」

(ミステリーと言う勿れ5巻episode8-4「カエルの炎描」より)

 

兎角、「教える」とは「答えを言う」ことになり勝ちですが、「考える」ことを体得させるためには、それでは叶わない。

 

古代ギリシャの哲学者たちは、今のような情報社会ではない中で、「考える」ことを中心に学問や教育を広げてきました。

 

目の前のことに「なぜ?」を問い、「どうしてそうなったのか?」を考える。

非常に大切なことだと思います。

 

まずは自分で考える。

考えるためには、関心を寄せ、疑問を持ち、由来や成り立ちを調べる。

Aは○○なのに、Bは似ていても△△だ、というように、繋げていく。

様々な出来事の関連性やパターンが見つかるかもしれません。

 

自分で考えて出した解は、間違っていてもいい。

確認のためにまた調べればいい。

そして、人に話せばいい。

話すと、自分の考えと同じなのか、違うのか。違いはどこからくるのかが見えてきておもしろい。

また、新しいことを知ることができる。

 

本作主人公の整くんは、周囲からは少し「変わった子」に見えるかもしれません。

「常々思うのですが・・・」が2巻あたりから良く出てきます。

 

人は、自分や周りの人と異なることを忌み嫌いやすい。

「なぜ」「どうして」と問われると、自分の解のない人は、困るし詰められているように感じて、プチ逆ギレして、相手のことを「おかしい」と距離をとる。

自己防衛ですね。

 

コンビニエンスな時代になって、知りたいことはググれば出てくる。

ググって出てこないことは置きっぱなしにすることはないですか?

 

ときどき、自分で考えたり調べたりすることを放棄して、答えだけを訊こうとして質問をしてくる人がいます。

そういうときに、問いを出したり、明確な解ではなく考えさせる部分を残すと「使えない」と陰で言われたりします。

常々思うのですが、私は辞書じゃないぞ???(笑)

 

考える行為は、自分を確立することにも、他者との違いを知ることにも、物事を整理するためにも大切なものです。

 

(拙書「『鬼滅の刃』流強い自分のつくり方」にも、考えることは強さの秘訣のように示していますが・・・)

 

「ミステリーと言う勿れ」には、整くんは面倒だと言われながらも、その洞察力や観察力に敬意を表されます。

考えるためには、情報を取り入れることが必要ですからね。

 

単に推理ものではなく、思考と成長を楽しめるマンガです。

このマンガにもたくさんの示唆が描かれていて、幾つもの視点を述べられそうです(笑)

 

また、取り上げていきたいです。

今日は遅い時間にアップとなりました・・・

 

では、また。

心燃やして取組みます。