David La'amea Kamanakapu'u Mahinulani Nalaiaehuokalani Lumialani Kalākaua

 カラーカウア王

(デイビット ラアメア カマナカプウ マヒヌラニ ナライアエフオカラニ ルミアラニ カラーカウア) 

1836年11月16日生

1891年1月20日没(享年55歳)

 

 

 

カラーカウア王として知られるDavid Kalākaua (正式にはDavid La‘amea Kamanakapu‘u Mahinulani Nalaiaehuokalani Lumialani Kalākaua)は、ハワイ王国の第7代国王(ハワイ王国最後の王様&ハワイ王国の最後から2番目の君主)です。その華やかな生活からメリー・モナーク(陽気な王様)と国民から慕われていました。ハワイ王国へ入植してきたキリスト教宣教師によって長年禁止されていたフラ、そしてサーフィンなどのハワイ文化を復活させた人物として知られています。

 

現在の日本のフラダンス(”フラ”はダンスと言う意味なので以後は“フラ”と表記します。)人口は、100万人とも200万人とも言われています。カラーカウア王がフラを復活させなければ、現在の日本にフラは存在していなかったかも知れません。

 

日本でハワイの文化のフラを学ぶ一人として、長年に渡りアメリカ人宣教師により禁止されていたフラを復活させたカラーカウア王に敬意を表すため、またカラーカウア王がどのような人物であったかを深く理解するために数秘から読み解いて行きたいと思います。

 

 

 

<ハワイ歴史年表>

 

1778年    英国人のジェームズ・クックを船長とする船団がカウアイ島に上陸。サンドイッチ諸島と命名。
1795年     ハワイ王国 樹立を宣言(カメハメハ1世・カメハメハ大王)

1820年     アメリカ宣教師団が上陸。

1830年   キリスト教の洗礼を受けたクイーン・カアフマヌ(カメハメハ大王の妻)によって公共でのフラ・パフォーマンス禁止。(アメリカからの宣教師たちは、先住民たちの踊りを野蛮でみだらなものという理由から、また一神教であるキリスト教とは違うたくさんの神々を崇拝・信仰するフラは良くないものとして禁止した。実際には、クイーン・カアフマヌに進言して禁止させた)

1843年     グレート・マヘレ法と言う法律が施行され、ハワイの土地を白人たちが入手する契機となる
1874年     カラーカウア大王即位(2月4日)

1885年   日本からハワイへの移民が始まる

1887年    白人によるクーデターが起こる。白人勢力がハワイを共和制にすべきだと立ち上がる。

1891年   カラーカウア王崩御、リリウオカラニ女王が後を継ぐ

1893年          リリウオカラニ女王はアメリカ人勢力に圧されて王位から退き、ハワイ王国は終わりを迎える

 

<カラーカウア王 個人年表>

*1836年11月16日 ハワイ王国 オアフ島ホノルルで誕生

幼少期は、ロイヤルスクールで教育を受け、カメハメハ四世の元で13年間に渡り貴族院の議会で活躍する。

*1863年  カピオラニ王妃と結婚

*1872年  国王選挙でルナリロに敗れる

*1874年  国王に立候補、選挙で国王に選ばれる 

*1876年  所有地を開放し、愛妻の名を付け公園にする。(現在のカピオラニ公園)

*1881年  米国に対抗するために世界各国との交渉が必要、また移民問題について学びまた外交関係を改善するため世界一周旅行へ出かける(約10か月、トータル281日間の旅)

 

※世界一周旅行の後、カラーカウアは米国宣教師が否定した門外不出とされていたハワイ創世神話「クリムポ」の公開、国歌「ハワイ・ポノイ」(現州歌)の制定、イオラニ宮殿の建設、カメハメハ大王像の除幕式など伝統文化復興に尽力する。また宣教師によって禁止されていたフラを復活させ、自らもハワイ国家をはじめたくさんの民族音楽を作詞作曲したという。

 

 

 

 

 

*1882年  イオラニ宮殿完成。アメリカに現存する唯一の宮殿。

 

*1890年 アルコール依存症(一説によるとリウマチ悪化のため亡くなったとも)によって体調を崩し、医者の薦めでサンフランシスコへ移る。

 

*1891年1月20日(享年54歳) アメリカ合衆国・サンフランシスコにて死去

 

<Personality>

 

■誕生数(Birth Number) 18-9

 ~生まれ持った資質・個性・才能・潜在能力・運命~

 

9番は自然数のすべてであり「苦」を表わし、完璧、完成、真理の数字とも言われています。ひとつの周期の終わり、自己再生の数字です。1-8までのすべての数字を包括した数字でもあります。

 

カラーカウア王について書かれた文献を読むと、彼は陽気でゲストをもてなすのが大好きな社交的な性格であったと書かれています。ハワイの国民から親しまれ、メリーモナーク(陽気な王様)と慕われていました。しかし、メリーモナーク(陽気な王様)として国民から慕われていたカラーカウア王ですが、在任当時は在住外国人、 特にアメリカ系の財閥からの激しい圧力、西欧各国からの圧力、純粋ハワイ人人口の激減(伝染病により人口が6分の1に減少)など、気が遠くなるような重い課題でいっぱいでした。カラーカウア王本人は、自分自身が陽気であるとは一度も思ったことがないそうです。彼の人生は、陽気とは真反対の、常に揺さぶりがかかり、苦悩でいっぱいのものだったようです。この二つの相反する思いが混在していたのは、9番が1から8番までのすべての性質を併せ持ったためではないでしょうか。

 

アメリカ入権者からのプレッシャーで、不本意な内容の憲法を受け入れさせられ、王党派とアメリカ人の板挟みの中で、カラーカウア王はアルコール依存症となり、最期は療養先のサンフランシスコで亡くなります。これは、9番の悩みがち、享楽的といったネガティブな部分が出てしまった結果でした。

 

9番が持つ人当りの良さは、カラーカウア王がメリーモナーク(陽気な王様)と言うニックネームで呼ばれていたことからもわかります。また幅広い人と交流することが出来ると言う性格は、1881年に約10か月に渡る世界一周の旅へ出かけたことからその様子が伺えます。

 

9番は経験したことを知恵にし、それを自分のもとにするナンバーと言われています。約10か月に渡り、世界一周旅行に出かけたカラーカウアは、世界中の各国の人々と出会うことで様々な知識や知恵を習得して行きました。

 

■運命数(Destiny Number) 8

 ~この世における使命、目的、仕事、ライフワーク~

 

8番は、情熱、現実的、実行力、リーダーシップ、行動力、革命的、富や名声と言った意味があります。

 

カラーカウア王には、国王選挙に2回もチャレンジするほどの行動力がありました。ハワイ王国の国民的リーダーとなって国民を統率し、白人たちに支配されて行くハワイ王国を何とかハワイアンの手に戻したいと国民のために考え、行動に移すことがカラーカウア王のこの世における使命でした。

 

ハワイ王国存続のためには各国と交渉をする必要があると世界一周旅行へ出かけると言う積極的、大胆な行動力は、カラーカウア王が8番と言う数字を持っていたからでしょう。カラーカウア王の恰幅の良い体型からも自信に満ちた「王様」としてのオーラやカリスマ性が感じられます。

 

愛国心に溢れ、国民のことを第一に考えてハワイ王国を何とかアメリカ人入植者から守らなければ!と言う強い想いは、アメリカ人入植者への脅威となり、反感を買うことになりました。これは8番の持つネガティブな部分が出てしまった結果です。さらに、アメリカ入植者と王党派の板挟みに会い、思い悩み、その結果アルコールへ依存すると言う結果になってしまいました。

 

■ソウル数(Soul Number) 11-2

 ~魂の欲求、一番大切な価値観、優先したいこと、行動の基準となるもの~

 

1+1=2 1と1の組み合わせとなりパワフルなナンバーになります。

11番は霊性やスピリチュアル、高い芸術性、2番は調和、協調、受容、協力、バランスと言った意味になります。

 

アメリカ人たちのハワイ王国への入植、そしてだんだんとアメリカ勢力が強くなって来たことはカラーカウア王にとって受け入れがたいものだったと想像します。しかしながらアメリカ人たちを受け入れ、バランスを取りながら協力しあって行かなければならなかったのです。

 

高い芸術性を持っている人が多い11番。アメリカ人宣教師によって約50年間もの間禁止されていたフラを復活させたカラーカウア王は、「フラは心の言葉であり、すなわちハワイの人々の心臓の鼓動である。」と言っています。王直属のフラ・ハーラウ(フラ教室)を作り、宮殿にお抱えのフラ・ダンサーを住まわせ、客を招いてはフラのパフォーマンスを楽しみ、洋楽ではロイヤル・ハワイアンバンドを編成、王自らが作詞した「ハワイ・ポノイ」という曲はハワイの国歌となりました。(現在でもハワイ州の州歌) カラーカウア王にとってフラと音楽は生活に不可欠なものだったのです。

 

■人格数(Personal Number) 6

 ~第一印象、他者の目に映るその人の印象・雰囲気・表面的性格~

 

6番は、愛、美、深い思いやり、調和、忍耐強い、信頼感、美意識、芸術的才能、センスの良さと言ったキーワードがあります。

 

国民からメリーモナーク(陽気な王様)と呼ばれていたことから、カラーカウア王が国民に対する愛と深い思いやりを持っていたことがわかります。そして国民から絶大なる信頼を得ていたことも伺えます。

 

カラーカウア王は、当時のお金で36万ドルも費やし、アメリカに現存する唯一のイオラニ宮殿を建設しました。イオラニ宮殿は、ヨーロッパにある宮殿ほどの華やかさはありませんがとても重厚な造りになっています。宮殿内には100室以上の部屋や、ハワイで最初の電話や電気、水洗トイレも設置されています。これからのことからカラーカウア王の美的センスの良さが伺えます。

 

 

■実現数(Realization Number) 17-8

 ~今回の人生での可能性や実現性~

 

ハワイ王国としてリーダーシップを発揮し、国民を統率。アメリカ人入植者によってだんだんと支配されていくハワイ王国から国民を守るために探究し、約10か月間に渡る世界旅行やハワイ文化の復活に尽力しました。

 

 

 

 

 

<History>

■0-27歳

・サイクルナンバー(Cycle Numbers) ~どのようなことを学ぶ時期か~ (11-2)

霊性に目覚め、他人との調和、パートナーシップ、受容の時期

  • 27歳でカピオラニ王妃と結婚することでインスピレーションを受け取り、パートナーシップ、協力、受容を学ぶ。

 

・ピナクルナンバー(Pinnacle Numbers) ~どんな状況の時期か~ (9)

サイクルの成就、完成、不必要なものは手放し、本物を見抜く時期

  • 独身生活に別れを告げ、新しい生活へ変容

     

・チャレンジナンバー(Challenge Numbers) ~与えられた試練や今回の人生での課題~ (5)

変化や自由、冒険心などを学ぶ時期

  • カピオラニ王妃と結婚したことで、変化の波到来。

     

・イヤーサイクル(Year Cycle)

 0歳 (18) ハワイ王国 オアフ島ホノルルで誕生

27歳 (18) カピオラニ王妃と結婚 

 

1番は新しいことの始まり、8番は行動力・現実的と言う意味がありますので、カピオラニ王妃と結婚することで国王となる道への準備期間がスタートしました。1+8=9番 結婚により今までの生活に別れを告げ、二人での生活がスタートしたドラマチックな時期でした。

 

28-45歳

・サイクルナンバー(Cycle Numbers) (16-7)

独創性、本質の理解、理想と寛容を学ぶ時期。また信頼、内省と探究の時期

 

・ピナクルナンバー(Pinnacle Numbers) 28-36歳 (16-7) / 37-45歳(7)

28-36歳  独創性と奉仕、本質の理解、理想と寛容を学ぶ時期。また信頼、内省と探究の時期

37-45歳  信頼、内省と探究の時期

  • 37歳でハワイ国王に選出されました。愛する国民をアメリカ人入植者から守るためにはどうしたらいいか?45歳で世界一周の旅へ出発。探究の旅が始まりました。

 

・チャレンジナンバー(Challenge Numbers) 28-36歳(2) / 37-45歳(3)

28-36歳  他人との調和、パートナーシップ、バランスを学ぶ時期

37-45歳  楽天的、陽気、野心、表現することを学ぶ時期

  • メリーモナーク(陽気な王様)はハワイ王国と言う国を世界中の国々の人に知ってもらおうと世界旅行に出かけ積極的に友好関係を結ぼうとしました。
     

・イヤーサイクル(Year Cycle)

37歳(10) ハワイ国王に選出される

10番はスピリチュアルフォールと言われ、自分の鎧を取って本質に戻ると言う意味になります。変化の波、新しい流れがやってくる時期です。愛する国民のために尽力を尽くしたカラーカウア王が国王に選出されるにはふさわしい年でした。

 

45歳(18)  約10か月の世界一周旅行へ出かける

10か月に渡る世界旅行は1番の新しいことへの計画、オリジナリティーそして8番の責任と義務は愛する国民をアメリカ人入植者から守るということ。1+8=9番は経験したことを知恵にし、それを自分のものにするナンバーと言われています。約10か月に渡り、世界一周旅行に出かけたカラーカウア王は、世界中の各国の人々と出会うことで様々な知識や知恵を習得していきました。

 

■46歳-

・サイクルナンバー(Cycle Numbers) (18-9)

独創性と奉仕、富と力、寛大と賢明、崇高さ、知恵と奉仕、不要なものを手放す時期

  • 不必要なものを手放し、人を導く力を実践して行く時期でした。
     

・ピナクルナンバー(Pinnacle Numbers)  (11-2)

鋭い直観力でバランス、受容と協力の時期

  • アメリカ人有職者とハワイ王国とのどのように協力し、バランスを取って行くかという時期でした。

     

・チャレンジナンバー(Challenge Numbers) (7)

信頼、内省と探究の時期

  • 自分を信頼し、アメリカ人有職者から愛する国民を守るにはどうしたらいいかと言う探究の時期が続きました。

     

・イヤーサイクル(Year Cycle)

51歳(15) 白人によるクーデターが起こる。

1番は始まり、5番は衝突と言う意味があります。1+5=6番 白人入植者との調和がキーポイントになります。
 

54歳(18) アルコール依存症となり、医者のすすめでサンフランシスコで静養する

王党派とアメリカ人入植者との板挟みになり、思い悩む日々を過ごしアルコール依存症となったのは1番と8番のアマチュアの部分が突出したためでしょう。

 

55歳(19) 療養先のサンフランシスコで崩御

1番は始まり、9番はサイクルの終わりと言う意味です。1+9=10番=1番 あちらの世界でまた新しい生活をスタートさせました。

 

Type II(際立つもの)

Growth (1)

~創造する力、何かを生み出す力~

大きな生命エネルギー、創造性、開拓精神、オリジナリティー、芸術性、人とは異なる視点を持つ

 

カラーカウア王は、キリスト教宣教師たちによって約50年もの間禁止されていたフラなどのハワイ文化を復興させましたが、それを復活させるには私たちの想像を超える大きなエネルギーが必要だったに違いありません。カラーカウア王はハワイの文化・伝統を何よりも大切に考えていました。アメリカ人の宣教師たちにより50年間もの間禁止されていたフラやサーフィンを復活させようした人はカラーカウア王以外誰もいませんでした。Growth1の「人とは異なる視点を持つ」と言う特徴がカラーカウア王の取った行動から伺えます。

 

ハワイの文化・伝統を何よりも大切に考えていたカラーカウア王がハワイ文化を復活させた後、古代の時代から踊られていたカヒコ(古典フラ)は、西洋の楽器を取り入れた新しい音楽と共に踊るアウアナ(現代フラ)とカヒコ(古典フラ)と言う二つの区別された踊りへと発展して行きました。カラーカウア王がフラを復活また西洋の音楽を取り入れなければ、アウアナ(現代フラ)は産まれなかったことでしょう。

 

芸術的センス、特に音楽や楽器、作詞をする能力にカラーカウア王が長けていたこともGrowth1と言う数字から伺えます。

 

Maturity(6)

~完成度、成熟度、そして集合意識へのシンパス~

人々の抱く理想と現実を観る、超客観的視野で世界を観る、美への歓喜

 

カラーカウア王は美しいフラの踊りや音楽が大好きでした。また当時のお金で36万ドルをかけて建設したアメリカ合衆国唯一のイオラニ宮殿の美しさには目を見張るものがあります。

 

Body(1)

~バイタリティー循環、エネルギー治療、ホリスティック、代替療法 / 不安による鬱積、腰注意、運動必須~

約10か月に渡る世界一周の外交の旅へ出かけ、世界中の人々と精力的に交流出来たのは1番と言うバイティリティの持ち主だったからではないでしょうか。ただ、帰国後、アメリカ人勢力とハワイ王国との板挟みに会い、不安で悩ましい日々を送った結果アルコール中毒になり、療養先のサンフランシスコで亡くなってしまします。

 

Type III -8

~経験を通していろいろな資質を獲得していく~

カラーカウア王は、約10か月に渡る世界一周旅行で訪れた様々な国々の人々との出会いから色々な資質を獲得していきました。

 

ハワイ島で毎年4月イースター・サンデーから1週間開催されるメリー・モナークフェスティバルの後半3日間に行われるフラ・コンペティションはハワイ最高峰と言われています。

 

<リーディングを終えて>

 

20歳の短大の卒業旅行で初めて行ったハワイの神秘的な魅力に憑りつかれ、その後何度もハワイに足を運んでいます。私の人生で大きな出来事があり落ち込んでいる時に、なぜか「元気になるためにフラを学びたい。」と思い、30代終わりからフラを習い始めました。フラは、一見華やかなものに見られますが、踊りだけでなく、その歌の意味、歴史や文化的背景を学べば学ぶほどとても奥深いものであることがわかります。アメリカ人宣教師によって長年禁止されていたフラをカラーカウア王が復活させなければ、私がフラを学ぶことはなかったでしょう。今回カラーカウア王の数秘リーディングを終えて、長年禁止されていたフラをカラーカウア王が復活させた偉業に改めて感謝の意を表したいと思います。

 

カラーカウア王の運命数8番は、偶然にも私の運命数と同じです。いえ、偶然でなく必然でしょうね。カラーカウア王のようにもっとパワフルでバイタリティに溢れ、実行力や行動力をつけてリーダーシップを発揮して行こう!と思いました。それが私のこの世における使命なのですから・・・。

 

Reported by 

AEONS Numerology Basic the 13th Class

Kawagoe  Mayumi Takagi