髙橋大輔

生年月日:1986年3月16日

 

岡山県倉敷市出身。バンクーバーオリンピック銅メダリスト、世界選手権金メダリスト。

2002年に日本人男子初、世界ジュニア選手権で優勝してから、数々の「日本人男子初」の記録を打ち出してきた髙橋大輔さん。世界中にファンを持つ彼は、2014年に現役を引退した後もなお、新しい分野に挑戦し、ますます輝きをましている。

フィギュアスケートという枠を飛び越えて、人々の心を打つその魅力を、数秘の観点から紐解いていこう。

 

<誕生数>16-7 生まれ持った資質、性格、個性 生きる姿勢や才能、その人の潜在能力

16…カルミックナンバー 真理の探究、過去生でのカルマの清算を強いられるナンバー 多くの体験や事態に遭遇し、何度も価値観を変え、真理とは何かを探求し続けていく

7…知性、内省 洞察力、分析力と直観力のナンバー 会得した智慧を世の中に広め、人々の心を豊かにする

 

全くオリジナルである。未だかつてこの様な世界観を表現したフィギュアスケーターはいただろうか。彼は「髙橋大輔」というジャンルを確立させたと言って良い、稀代なスケーターであると思う。

これまで、「難度の高いジャンプ」「ダイナミックな演技」が求められるイメージであった男性スケーターの中で、彼の演技は違っていた。

「表現力」や「世界一のステップ」が彼の代名詞とされるが、そんな言葉では現し切れない、独自の世界観があるのだ。

「僕はちょっと変わった子だったかもしれない」団体生活があまり得意ではなかった内向的な8歳の少年は、フィギュアスケートに出合い、居場所を見付けた。

2005年にコーチに就いたニコライ・モロゾフは言う。「当時から才能にあふれていた。同時に、ものすごい努力家だった。すごい量の練習量をこなしていたし、人の意見をよく聞き、目で見てすぐに自分のものにする能力も高かった。」

「僕はやり出したら徹底的にのめり込んで止まらない「つきつめ型」。」自分に厳しい彼は、自分が努力をしている姿について決して話さないし、そんな努力をしていることにさえ、もしかしたら全く気付いていないのかも知れない。しかし、たぐいまれなる音楽表現は、もって生まれた感受性に、その洞察力、分析力、探求心あってのものだ。そこに直観力を伴って、「髙橋大輔」独自のスタイルが確立されるのだ。まるで一本の舞台を見終えたかのような、喜怒哀楽が散りばめられたプログラムは、見る人の心を鷲掴みにする。

世界をあっと言わせたプログラムの一つに、2007-2008シーズンのSP「ヒップホップ白鳥の湖」がある。当時のフィギュアスケート界にとって、衝撃以外の何物でもなかった。まさに、革命的だった。氷の上とは思えないほどの激しいステップ。それ以上に、フィギュアスケートの格好良さや可能性を世にもたらした。彼はニューヨークのスタジオにヒップホップを習いに行った。「ああいう風に氷の上に落とし込めるというのは、たぶんほかの誰にもできなかったことだと思います」と、中学2年生から指導した長光歌子コーチは言う。

しかし、その選手人生は、あまりにもドラマチックだった。運命的なコーチとの出会い、そして別れ。栄光と挫折。怪我にも最後まで苦しめられた。

様々な出来事を経験する度に、どのような状況であろうと、その状況を受け入れて、それを自分の中で咀嚼し、表現という方法で真理を探究し続けてきた髙橋さん。

引退前最後の競技会委での演技となった、ソチオリンピックの「ビートルズメドレー」

膝の痛みで思うような練習ができず、苦しみもがいていたにも関わらず、決して怪我を言い訳にはしなかった。奇跡を信じて立った舞台で、彼は一人で滑っているような、何かに動かされているような、不思議な感覚だったという。

そして、世界に向かって放たれたメッセージは、溢れるような「愛」と「感謝」だった。

全てのステップに刻まれた沢山の「ありがとう」「ありがとう」

彼の美しい愛の波動に包まれた観客は、感動の涙を流したのだった。

 

<運命数>13-4 人生における使命や目的 何を実現していくか

13…カルミックナンバー 創造と破壊を繰り返し、常に学びを喚起させられるナンバー 障害の度に変容する修練を経験し、カルマの負債を清算することになる

4…安定、建設、継続、規律、堅実、プロセス、信頼

この世に秩序、法則をもたらし、ものごとの本質を明らかにしていく

 

8歳からフィギュアスケートを始め、28歳で引退するまでの20年間、スケート一色だったという。長期に渡り、真摯にフィギュアスケートに取り組んできた。

結果として、日本におけるフィギュアスケートの基盤を作ったと同時に、彼自身の将来の基礎となる核となった。

生まれ育った岡山で、お世話になった方々の前で開かれた引退会見も、その堅実さは表れている。他の選手に影響が無い様、シーズン前を選んで行われたのも、実に誠実な彼らしい。

選手時代、彼はいくつもの試練にみまわれた。そして、その度に変容し、更に飛躍してきた。

一番の試練は、フィギュアスケーターの命である右膝前十字靱帯断裂および内側半月板損傷の大怪我だろう。2008年10月のことだった。2010年のオリンピックを目前に控え、リハビリのため一年間欠場を余儀なくされた。

手術後の厳しいリハビリの中で、復活の決意を胸に目標に掲げたのは「肉体改造」だった。膝の機能をただ取り戻すだけでなく、怪我の原因と考えられた足首や股関節の固さを解消し、怪我をする前以上の表現力を目指したのだ。

1日8時間以上、1か月以上に渡り厳しいリハビリは続き、後に2009年12月の全日本選手権で優勝を果たすこととなる。結果以前よりも滑りは安定し、関節が柔らかくなり、表現の幅が広がった。エッジも深く立てることができるようになり、ステップもキレが増した。

「現役最後の2年ほどは、自分は本当にスケートが好きでやっているのか微妙な自分に気づいていた。」という髙橋さん。大変なことの方が多い2年間だったという。

次に行くために全部手放して、環境を変えたい。髙橋さんは、正直な自分を尊重し、築き上げてきたキャリアを全て一度手放し、これからスケートに関わっていくのかというところも視野に入れて、自分と向き合うことにした。

約一年間の休養を経て、彼は気付くことになる。「自分には輝ける場所がある」

そして、視野を広げるため、苦手なこと、尻込みしたくなるようなことも挑戦していこうと決める。

様々な経験の中で、段々と具体化してきた思いがある。それは、アイスショー専門のエンターテインメント集団のようなカンパニーを作って、各地を回ること。そこでやっているショーを見るために人が集まるような、クオリティの高いショーを提供するカンパニーが理想だという。

スケーターにとっても、そのカンパニーのパフォーマーになるという選択肢が増えれば、新しい目標にもなるし、そのショーの収入だけで食べていけるようなカンパニーができれば、競技に出られずスケートを続けていくことを諦めざるを得ない人も減るのでは、という思いがあるようだ。

自身の経験があっての思い。試練を乗り越え、幾重にも変容した彼は、後輩スケーターやフィギュアスケートの未来のため、安定した基盤を作ろうとしている。

 

<ソウル数> 3 魂の欲求 一番大切な価値観 優先したいこと

3…表現 成長 楽観 精神的な喜びを人に与えること 人々に未知の光を投げかけること

 

感性の豊かさ、表現力。フィギュアスケーター髙橋大輔を語る上で、なくてはならない魅力である。

長光コーチが初めて彼と出会ったときのことについて、「体の中から曲が聞こえるようだった」と話しているが、

実際に音を消して彼の演技を見ていても、どの様な曲や情景で滑っているのかがすぐにわかる。まさに、音楽の視覚化である。

たぐいまれなる音楽センスともって生まれた感性で曲をとらえ、楽曲の世界観が自らの感情を伴って表現され、

バイブレーションとなって観客へ届いていく。

しかもそれは、計算されて用意されているものではない。

「独りよがりの演技をするのではなく、コミュニケーションを大切にして、一つになることを心掛けた」という演技は、

毎回観客に「(それぞれに)感じてもらえれば」というスタンスだった。感動させたい、何かを伝えたい、という思いは全くない。

「僕らがプログラムを作りあげていく中で思い描くものと、受け取る側の思い描くものというのは違うと思います。

そして、それは、どちらも正解。」

という高橋さんの感性は、芸術であり、表現者だ。

楽曲についても解釈しすぎず、その場で感じたものをそのまま表現するという演技は、同じプログラムでも、

毎回印象も共鳴する部分も様々に感じられる。曲と観客と場の空気、全てが一体になって放たれるエネルギーは、

それ故に見ている人の価値観を変えるほどの深い感動がもたらされるのだ。

それは彼が長い間、真摯にこの芸術と向き合い、高めていった努力のあらわれである。

 

<人格数>10-1 親や環境からすりこまれた、他者の目に映る表面的人格

10…カルミックナンバー 前世でやり残したカルマや目的を今生で果たすためのナンバー 

人道的な目的や人に癒しを与える方向へ向かう

1…絶対性 独立 唯一無二の存在であること 創始者、指導者になること しっかり者 知的 率直 感情過多

 

長年に渡り男子フィギュアスケート界を引っ張ってきた、「日本のエース」という言葉がよく似合うリーダー的存在。

そして、唯一無二のスケーターであり、アーティストである。

本来競争は好まない性格だが、試合での「負けず嫌い」な一面もある。

彼のモチベーションとなった一つに、男子と女子の注目度があった。女子の時はいっぱいだった客席が、

男子になると空いている。同じ成績をとった時の記事の大きさも違う。それが、どうしても悔しかった。

注目されるには、結果を出すしかない。しかも1回ではなく、続けて成績が出なければ、人は離れていく。

男子も格好良いのだと、認めてもらいたい。その思いをバネに頑張った。

そして今や、男子フィギュアスケートは、女子をしのぐ程の人気となった。

優しくて控えめな性格の彼だが、リンクに上がると途端にモードが切り替わり、輝きのオーラを放つ。

情熱的であふれる想像力を無限に解き放つ。名前で見ても1が6個あり、光り輝き愛を表現する存在であることが分かる。

一方インタビューなどでは、非常に素直な率直なコメントをする。

「もうちょっとごまかしたり格好良く言えばいいのに」と、長光コーチをヤキモキさせた。

「でも、その嘘をつかない強さに、こちらが教えられました」とも言っている。

また、神戸や東日本大震災のチャリティー活動、大阪府のスケートリンク存続のための募金活動も先頭を切って活動し、

求心力となっている。

 

<実現可能数>11-2 今回の人生での可能性や実現性

11…バイブレーションが最も高次の段階を示すナンバー 人と天を結ぶ波動

霊的感受性 直感 芸術などにより精神性を消化させること

2…調和 受容 イメージの世界での価値ある創造物を現実社会で具現化する

 

彼はリンクに立っている時、恐らく霊的感受性とつながり、意識せずとも天と地を結ぶことを既にしているのではないか。彼自身が直感で降りてくる波動を受け取り、演技として届けているバイブレーションを見ている人たちが受け取ることにより、それぞれに癒しが起こる。

感動を超えたヒーリングがそこにはあるのではないか。そしてこれこそが、競技を引退した今もなお、彼のステージを見るために、世界中の人々が彼のショーを心待ちにしている理由なのではないだろうか。

 

Stage7 活躍する舞台

フィギュアスケートやそれを基盤とした専門分野で、精神性の高いパフォーマンスを提供していくなど、今後の活躍が期待される。

 

Challenge6 課題

6…真善美 愛 平和 奉仕

 

チャリティー活動も含め、周囲の人々をサポートし、社会へ貢献すること。スケート界やスケーターの将来に向けての活動なども当てはまる。

世界中に真の美や愛を発信していくこと。世界に数多くのファンがいる高橋さんの影響力は、非常に大きいだろう。

 

Type 2 特筆する能力

Creation 5  創造する力 何かを生み出す力

        刺激と興奮を喚起させるクリエイション ずば抜けた集中力と深い洞察 視覚的才能

Body 5     身体 身体の持つ創造的バイブレーション

        ヒーリング アンテナ塔の役割

Emotion 1   情緒 感情の流れ

        創造の爆発的エネルギー 改革者 こどものようなピュアさ

 

 

History

 

0-29歳

 

Cycle 3   表現力 感性の豊かさを学ぶ時期 視野の広がり 忍耐と経験

Pinnacle 19-10-1 家族や自分の殻から抜け出ようともがく 激動の変化をくぐりつつ、真の力のあり方を普遍の真理を学ぶことによって自立し、本当の意味での自信威厳を現実社会で確立していく

Challenge 4  準備と前進 基盤づくり

フィギュアスケートと出合い、自分自身と向き合いながら、感性の豊かさや精神的な喜びを学んでいく時期。様々な経験をして試練をのりこえることにより、忍耐力を養い、真理を見出すことにより、本当の意味で自信をもって自立し、今後の人生の基盤を作っていく。

 

1994年8歳(year#6)

フィギュアスケートを始める。3人の兄は少林寺拳法を習っていて勧められたが、戦うことは好まず、近所にスケートリンクができ、たまたま訪れた際に「これがやりたい」となった。華やかで美しいフィギュアスケートとの出会いだった。

 

1999年13歳(year#11)

長光歌子コーチとの出会い。髙橋選手にプログラムを作ったのがきっかけだった。体全体が音楽に反応し、10のものを100にしてしまうほどの能力に驚かされた。「この能力は宝物 世界中の人にこの感性を見てもらいたい」と強く思ったのだという。ここから彼のスケートが花開くこととなるイニシエーションイヤー。

 

2002年15歳(year#4)16歳(year#5)

世界ジュニア選手権で日本人男子初のチャンピオンとなる。努力が実を結び現実の形となった(year#4)

しかしシニアデビュー戦となったその後の大会で成績ふるわず、不安定な幕開けとなった(year#5)

 

2005年19歳(year#8)

ニコライ・モロゾフに師事。「お前はトップになれる選手だ」と、自信とモチベーションを高められる。その後結果は見える形となって、数々のメダルがもたらされた。

 

2006年19歳(year#8)

トリノオリンピック出場 入賞8位

 

2008年22歳(year#11)

モロゾフと決別 2008年10月練習中に右膝前十字靱帯断裂、内側半月板損傷の大怪我を負う コーチと別れ、心身の迷いや戸惑いも多かったシーズンでの怪我だった。

 

2010年23歳(year#12)24歳(year#13)

怪我から復活 バンクーバーオリンピック 銅メダル 日本人男子初(year#12)

世界選手権 金メダル 日本人男子初(year#13)

怪我を機に肉体改造に取り組み、精神的にも深い学びもあった。メンタル的にかなり落ち、逃げ出したこともあったが、自分を信じて粛々とリハビリや練習を続けた一年間を経て、結果としてメダルがもたらされた。

 

2012年26歳(year#6)

ニコライ・モロゾフと復縁 蟠りも解消され、チーム一丸となりソチを目指す。

グランプリファイナル 金メダル 日本人男子初

5サイクルの6の年 新しい風が吹き始め、感情の揺れ動きに悩まされ始める。周りと比べて自分らしくいることに迷いがあり、頭と気持ちがバラバラに。この頃から膝が痛くなり始める

 

2013年27歳(year#7)

ジャンプの練習中に怪我 右脛骨骨挫傷と診断される

全日本選手権 5位 ソチオリンピック代表に選ばれる

モチベーションを上げることができず悩む。あまり誰とも話したくない等、a-matuerな要素が見える日々。そんな中での怪我だった。

 

2014年27歳(year#7)28歳(year#8)

ソチオリンピック 入賞6位(year#7)

現役引退(year#8)

怪我を抱えたままのオリンピック その中で自信を深く内省し、自分に正直になったとき、次の扉が開けたのかも知れない。髙橋選手の「引退」は世界に衝撃を与え、惜しむ声で溢れた。誰もが彼の演技や功績を称賛した。それら全ての賛辞を受け取るに値する富や名声を、彼は手に入れていたのだ。

 

30-38歳

Cycle 16-7  本来の自分を内省し、精神の充実を計り平穏さを保つ コンセプトや計画をより深める時期 研究や学びの時期 才能を開花 真理の探究

Pinnacle 13-4 創造と破壊をくり返し、常に学びを喚起させられる修練の時期 起業 開拓 安定の確立 準備と前進

Challenge 1 自立 独立 創始者 指導者になること 思考過多にならず直感を信じ、地道な一歩を踏み出して、無限の創造性を表現していくこと

誕生数、運命数、人格数全てが入っている。本来の素質が高められるサイクル。学びを深め、自己を内省していく時期。理想に向かってチャレンジし、何度も作り変えながら前進して自立していくことを目指す。

2016年 30歳(year#10)

フィギュアスケートのナビゲーターを始め、ニュース番組のマンスリーキャスターやリオオリンピックのキャスターを務める

国内外のアイスショーを中心に活動

ダンスイベント「ラブ・オン・ザ・フロア」にてダンサーとして初出演

様々な分野に挑戦し、活躍の場を広げている。社会人として自立していこうという意思が高まっているのだという。

フィギュアスケートのコメントは、独自の視点からの新しい解説で話題を呼んでいる。非常に専門的で的確、そしてわかりやすい。選手一人一人をリスペクトする視点も好感が持てる。

 

2017年31歳(year#11)

歌舞伎とのコラボレーション「氷艶 hyoen破沙羅」に出演

神がかったその演技は、もはや演技を超えていた。歌舞伎ファン、フィギュアスケートファンのみならず、様々な観客を魅了した。そしてそれは、将来の彼のビジョンともつながっていく、大切なイニシエーションイヤーとなった。

 

 

<まとめ>

 

5年前の全日本選手権だった。髙橋選手の演技に文字通り「鷲掴み」にされた。彼から発せられるエネルギーに胸が熱くなった。

彼から解き放たれる様々な情感は、ストレートに伝わり、私の心を同じバイブレーションで包む。

時には切なさ、やるせなさ、悲しさなども、生々しく伝わってくる。

彼の人生で味わった感情や学びや愛を私も受け取り、共鳴し、私の中の感情が呼び起こされる。

強さも弱さも、飾らずにさらけ出すその潔さに、私自身も「そのままで」私らしくいることの尊さを知る。

そして、その感情は解き放たれる。愛へ向かって。

それから私は知るのである。私も、唯一無二の存在であることを。

全てそのままでいいのだ、愛されるに値する存在なのだということを。

強いところも弱いところも、全て、それで大丈夫だよと。

数秘を通して見ることで、深いところから腑に落ちるような気がした。

これから進む未知のみちのり

自分を信じて、進んでいこう

 

Reported by AEONS Numerology Basic the 13th class

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