☆ユーミン 『目に映るすべてのものはメッセージ』 --- Part 1 から続き

 

【サイクル分析】

 

 

-33歳

34歳-51歳(34-42/43-51)

52歳‐

Cycle#

1[19.10]★

1[19.10]

Pinnacle#

2[20]

2[20]

4[13]

2[20.11]

Challenge#

Year#

#21-#26

#18-#27

#19-#28

#2-#9

#10-#11

#3-#9

#10-#12

#4-#9

#10-#13

#5-#14

#6-#15

#7-#16

#8-#17

 

荒井由実期

恋愛のカリスマ期

国民的カリスマ期

カリスマ脱却期

挑戦期

 

 

生涯を通して、テーマ(Cycle#)は1。「創造・開始・革新」である。特に34歳からはカルミックナンバーの1910が加わるため、このテーマはさらに厳しいものとなる。激動は必須。手に入れた力を真の力として発揮すること、自らの殻を何度も打ち破っていくこと、前世でやり残した何かを成し遂げることなどが求められる。人を癒すこと、人道的な方向へ向かうことも多い。

課題であるChallenge#も、生涯を通して同じである。9は「完結・精神的成長」。宇宙、自然、あらゆるものに共感し、本質的でないものは切り捨てる崇高な精神と、自分以外の存在への奉仕の心を学ぶことが求められる。

由実さんが「ユーミン」としてのカリスマを良き形で保ちつつ、創造し、完結していくことは、彼女の今回の生の始めから終わりまで一貫したテーマである。さらに、表れやすい要素(Pinnacle#)も、43歳から51歳の期間のみ4[13]に変わるだけで、あとはずっと2である。43歳までは20の2、51歳からは2011も含む2となる。2は「相対・協力・受容」。相対する相手がいることによって学んでいく。常に相手との境界線を意識し、依存的にならないようバランスを保ちながら生きていく必要がある。由実さんの人生は正隆氏と相即不離。まさに2の要素が表れている。

43歳から51歳の期間に一時期4になるが、この期間は、より多くの人たちと関わって調和を学ぶ環境となりやすい。安定を求める傾向もあるが、カルミックナンバーの13を持つため、常に学びを喚起させられる厳しい経験も増える。破壊と創造を繰り返すような体験、健康面や人間関係などの現実的な次元での修業がある。

その後再び51歳から2になるが、20だけでなく新たに11も含むことから、4を経験する前よりも高度な霊性を使いながら、パートナーと協力して歩んでいくことになる。現在この時期であり、正隆氏との二人三脚をステップアップした形で見せてくれている。

 

<荒井由実期>

東京都八王子市の老舗呉服店で三男二女の第四子(二女)として生まれる[Year#21]6歳からピアノ[Year#18]11歳から三味線[Year#23]14歳からベース[Year#26]を始めた。中学時代は当時国内外の文化人が集まる店「キャンティ」に出入りしており[Year#25-27]、後にここでの縁がデビューのきっかけとなる。17歳で作曲家としてデビュー[Year#20]。この曲は14[Year#26]のときに作ったもの。

多摩美術大学に入ってからも作曲家志望であったが、周囲からの強い勧めによって18歳でシンガーソングライターデビュー[Year#21]。この時のシングルは300枚しか売れなかったが、翌年のファーストアルバム『ひこうき雲』で知名度が上がる[Year#22]。本格的なステージ活動を始め[Year#23]、ビリーバンバンへの提供曲「いちご白書をもう一度」、自らのシングル「あの日にかえりたい」がどちらもオリコンチャート1位を獲得[Year#24]。荒井由実としてブームを迎える。

公私ともにパートナーとなる正隆氏と出会ったのは19[Year#22]21歳で婚約[Year#24]22歳で結婚[Year#25]。当初は専業主婦になるつもりだったがなりきれず、松任谷由実として正隆氏プロデュースのもと年2枚のアルバムをリリースするハイペースで活動。「レコードで儲けた分、コンサートで夢と一緒にファンの方にお返しするのが役目」と語り、億単位のお金をかけて国内外の最新技術を取り入れた一大エンターテインメントとしてのステージを始める[Year#28]

 

感受性の豊かな音楽好きの少女が、ブームとなって億単位のお金が動く大人気アーティストとなるまで、25年間、本人由実さんのイヤーサイクルはずっと2桁である。表に出ることを望んでいなかった彼女が周囲の力と縁によって表舞台に引っぱり出され、作った歌が次々に人々に愛され大ヒットしていく流れは、彼女自身が切り開いたというよりも、高次元の力をこの世界で発揮するべくその運命に乗せられているように感じられる。

その実現において最も注目すべき存在は、パートナーの正隆氏である。2桁のイヤーサイクルの中にある由実さんの才能を現実世界で「成功」として開花させたのは、1桁のイヤーサイクルにある正隆氏と言える。二人が出会ったのは、正隆氏のイヤーサイクルが56の時期。婚約したのは彼が7、結婚は彼が8の時期である。ここで荒井由実として築いた一時代が完結している。松任谷由実としての最初のアルバムが出たのは正隆氏のイヤーサイクルが10の年。ここから目覚ましいほどの成功劇が幕を開ける。

 

 

<恋愛のカリスマ期>

松任谷になって4年目、由実さんは初めて1桁のイヤーサイクルとなる[Year#2]。それに引っ張られるかのように、正隆氏は11から抜けて3のイヤーサイクルに入る。ここから由実さんは大ヒットを次々と作り出す。石川ひとみの「まちぶせ」、松田聖子の「赤いスイートピー」「渚のバルコニー」「秘密の花園」、原田知世の「時をかける少女」など、提供曲が次々と爆発的大ヒット。自らのアルバムも年に2枚のペースでリリースし、「守ってあげたい」「恋人がサンタクロース」「DESTINY」などがヒット。バブル景気に乗って派手なステージが大人気となり、リゾート地でのコンサートが定着。映画『私をスキーに連れてって』のヒットも助けて「恋愛の教祖」と呼ばれるようになり、一過性ではない不動の人気と実力を見せつけることとなる[Year#9]。正隆氏のイヤーサイクルもほぼ同時に同じ数字で回っており、まさに二人で一緒に日本の音楽界の頂点に上り詰めたと言える。

 

Year#2から始まるこの期間の作品は、“私”と“あなた”という2極の関係性をテーマとする恋愛の歌が中心である。

 

 

<国民的カリスマ期>

34[Year#10]の辺りから、「REINCARNATION」「満月のフォーチュン」「輪舞曲」など、精神世界や民族的な音楽に着目した歌を作り始め、その後のアルバムはスピリチュアルな色彩の作品が増える。

映画『魔女の宅急便』で使われた荒井由実時代の「ルージュの伝言」「やさしさに包まれたなら」がヒット[Year#11]。その他、冬彦さんブームとなったドラマ『誰にも言えない』の「真夏の夜の夢」[Year#6]、NHK連続テレビ小説「春よ、来い」[Year#7]などにより、若者だけでなく老若男女から国民的な人気を得る。

Year#9の年には、「まちぶせ」をセルフカバーして、荒井由実復活コンサートを行う。ここで、正隆氏と二人三脚で作り上げてきた“カリスマユーミン”時代が完結する。

 

Year#3から始まるこの期間の作品は、自らの興味の向くものを次々に取り入れ、多様な世界観を作っていった。

 

 

<カリスマ脱却期>

 Pinnacle#が4[13]になる43[Year#10]頃から、性別や国籍などを問わないグローバルな視点での発言や作品が見られる。「カリスマはもういい」と言って、ロシアのサーカスチームとコラボレートしたサーカスメインのコンサート『シャングリラ』を開催[Year#12]。その翌年からYear#4。莫大な資金を使い、国内外の各分野での専門家たちと関わりながら作っていく壮大なエンターテインメントとなる。これまでの正隆氏との二人三脚ではなく、もっと大きなチームプレイとなっていく。『シャングリラ』はその後も2回目[Year#7]3回目[Year#11]と行われ、総製作費用は120億円以上、総観客動員は100万人とされる。Year#12の年にはアルバムは出ず、Year#13でサーカス期は終了である。

 

Year#4から始まるこの期間の作品は、自己表現というだけでなく、みんなで作り上げる『シャングリラ』を彩るための作品といった要素が感じられる。

 

 

<挑戦期>

 現在は、Year#5から始まる期間の中にあり、これまでとは色彩の違う活動を繰り広げている。

 新しい試みは、『ユーミン×帝劇』。ユーミンの歌と俳優の芝居を融合させた舞台形式でのコンサートを、再び正隆氏との二人三脚で新たなエンターテインメントとして作り始めている[Year#7.#9.#12]

他には、国民的大ヒットの「春よ、来い」を一般のファンと一緒にレコーディングし、その収益を全額被災地に寄付[Year#7]2013年には日本政府から紫綬褒章を受けた[Year#8]

 

由実さんに与えられている類まれなる天賦の才能は、自らそれを磨き、世に出し、人の救済を果たしていくことが使命である。それは常に挑戦であり、大きな生みの苦しみを伴う。相棒の正隆氏とともに大きな役割を与えられて生を受けている彼女が、生涯止まることのない創造の宿命の中でどんなものを生み出していくのか、これからも楽しみである。

 

 

鑑定者:ユーミンにより人生に光を与えられたファンの1人、E.N

=== 第12期基礎数秘術クラス 文京クラス ===